KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

NASDAQ9連騰!

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前日のNYは10年債入札が予想よりも良かったことで長期金利が4.5%割れとなり、NASDAQS&Pは小幅続伸。NASDAQは9連騰となりました。一方、WTI原油先物が一時75ドル割れとなったことでエネルギー株が売られダウは連騰ストップ。中小型株指数のラッセル2000は1.1%の下落で3連敗。VIX指数は14.5ポイントに低下。引け後に決算を出したアームは時間外で7%超の下落。


投資判断は「売り」。今回の各中央銀行の決定を経て、今までとは明らかにゲームチェンジしました。アメリカの長期金利を見れば明らかです。ついこの前まで5%を超えていたものが、足元では4.5%まで一気に低下。米国債売りポジションが刈られている感じです。

そのゲームチェンジの流れは勿論株にも現れています。結局アメリカ株は先週急反騰となり、ここ3週間の下落を一気に無かったものにして更に上昇となりました。ダウに至っては一気に10月高値を上回る流れに。ボラティリティが大きすぎますね。10/31のブログで「最近全員がアメリカ株に弱気になってきた感じがあり、こうなってくると逆に株は上昇していきそうな感じ」としたことだけは予想が当たりましたね・・・。

ここまでは確かに長期金利の上昇が株価の売り要因でした。長期金利の上昇=債券価格の下落ですから、GPIFなど世界の機関投資家ポートフォリオリバランスを行うことで株売りに繋がりました。今はその逆の目が出ているので、逆に買われるのは道理です。一気に成り行き買いでポジションを戻している感じすらあり、それが足元の急騰に繋がっています。

もし話を単純化して長期金利の上昇分が全ての株価下落の原因だったとすると、今長期金利終値ベースでは10/11以来の水準なので10/11の株価に戻ればいいわけですが・・・アメリカ株は確かに10/11の水準まで戻しています。つまり今の株価のほとんどは債券の値動きで作られていたものですね。ここからまた債券の値動きがどうなるかを考えないといけません。

そう考えるととりあえず今週はとりあえず良いとして、やはり問題は来週以降のつなぎ予算の期限切れに向けた政府の話し合いになってきます。もし本当にムーディーズが格下げするとなると、それはいよいよアメリカ株の死に繋がるかも知れません。この辺りが本当に気になるところで、だからこそバフェット氏は7-9月期に7800億円規模の株を売却して手元資金を厚くしたのかも知れません(ムーディーズが格下げ警告したのは9/25)。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN042WY0U3A101C2000000/

原油に関しては先週ドルが下落した割に、買い圧力に繋がらず売られる動き。ベイカーヒューズのシェールリグ稼働数も、先週一転大きく減少してしまいました。まあリグの稼働数とアメリカの産油量は必ずしもリンクしていないのですが、中東情勢に対する懸念緩和、またウクライナ戦争の停戦が近いとでもみられているのか、雰囲気が9月までとがらりと変わっています。日本にとっては良い話ですけれど。

今週のスケジュールとして、本日は先週の日銀金融政策決定会合の主な意見。中国ではCPI。アメリカでは30年債入札。

10日(金)はSQ。また今決算シーズンの一番の集中日。660社以上の決算が予定されています。アメリカではミシガン大学の消費者信頼感指数。なお11日は中国の独身の日セールの日です。

10月に下げた日経平均1000円は、たったの3日間で戻り。結局なんだかんだで、10/30の空売り比率歴代2位54.3%が効いている感じで勢いよく9月末の水準を上回ってきました。更に週明けには大幅上昇が想定されています。ただ上述したようにアメリカ株は確かに10/11の水準まで戻せたかも知れませんが、日本の機関投資家は日本国債の下落は続いているのでその分のリバランスはできませんので、その分は株売りに繋がります。

チャート的にはTOPIXは8月以降三尊天井形成が意識されていましたが、それを一気に突き破ってきそうな感じです。ただ先に示したように、私の鉄板チャート理論「アイランドリバーサルの窓は埋める」の窓を下方に残してきたので、買い一巡後は11月の安値を下回ってくるとは思います。それがいつになるかはわかりませんけれど・・・。

本日引け後にまた最新のものが出ますが、10月第4週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を594億円の買い越し。一方、先物は6549億円の大幅売り越しで、先週の下落は外国人投資家による先物売りでした。信託銀行(年金)は887億円の買い越しということで随分久しぶりの買い越し。国内勢が必死の逆張り買い向かいという形。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続落。昨日はバリュー株がとにかく弱かったですが、じゃあグロース株が強いかというと、相対的にはしっかりしていたものの一概には言えず。グロース指数は戻り高値圏で陰線が出てしまいました。なお10月第4週のグロース市場に関しては外国人投資家は現物を112億円の売り越し。ちっとも止みませんね・・・。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は昨日続落。5月以来の安値を付けました。ただ昨日出た2Q決算は、経常利益の通期見通しに対する進捗率が65%と順調。新規契約も着実に増えており、継続率も88.2%と高い水準を維持しています。2Qの経常利益率は過去5年の中でも最高。代理店手数料削減策や、過去の「限度無し」商品の減少が奏功している模様です。何故こんなに低い株価なのでしょう。


売りポートフォリオ寿スピリッツ(2222)は昨日反発。本日はSMBC日興による格上げが出ており、更に買われる展開が想定されます。先日温泉に行ってきましたが、確かに外国人観光客が多いですからね。原材料価格が落ち着いている点も認めざるを得ませんが、現在の割高感をいつまで肯定し続けられるでしょうか。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。