★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!
「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)
▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html
1ヶ月当たり4,300円~
相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。
※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本日の日経平均は反発。前日のNYはNY連銀製造業景況指数が辛うじてプラスであったことで3指数揃って上昇し年初来高値更新。モルガン・スタンレーの目標株価引き上げのあったAppleは終値ベースで最高値更新。中小型株指数のラッセル2000は1%超の上昇。半導体関連株指数のSOX指数は2.3%の上昇。長期金利は3.81%に低下。VIX指数は13.5ポイントに上昇。WTI原油先物は74ドル割れ。
それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。先週末高値を目指し32700円を回復する場面がありました。ただその後は上値が重く。中国株が軟調なスタートになると、それに合わせて日本株も値を消しました。ドル円も次第に円高方向に振れる動き。
後場は更に売られマイ転。ただ銀行株が買われTOPIX中心に次第に持ち直し。後場の高値圏で引けましたが32500円は維持できませんでした。売買代金は3.1兆円とここ最近では閑散。REIT指数は反落。
投資判断は「売り」。先週のアメリカはCPIなどの指標を受けて、年2回利上げ観測→今月の利上げ1回で打ち止め期待感に変わり、リスクオンムードになった週でした。中でも金利低下を受けてハイテク株が買われる動き。
一方で本当にリスクオンであれば、債券→株への資金移動が起きることで、金利は上昇してもおかしくないはず。ただ雇用統計のあった7日をピークに、長期金利は下落基調(=債券高)が続いています。まあ足元は先週の債券入札ウィークを無難に通過したことや、膨らんだ米国債ショートの巻き戻しが強く出ている段階とみられ、それが金利の落ち着きに繋がった面は強そうですが。
https://jp.investing.com/rates-bonds/u.s.-10-year-bond-yield-streaming-chart
その金利の落ち着きはドル安に繋がっています。ドルインデックスはあっけなく100ポイントの節目を割り込んできました。それが足元急速な円高に繋がっています。先月末に比べユーロはドルに対して3.1%上昇。ドル円は4.0%の円高ですが、その大半はドル安に原因があると言い換えられるでしょう。
もう一つは足元の短期筋のポジション巻き戻し。7/11現在でもドル円のショートポジションはここ5年で最大レベル。これの反対売買が足元の円高圧力になっているとみられます。YCC修正観測の高まりも一部あるでしょうが、本筋ではありません。
https://imm.gradefour.net/
アメリカの製造業にとってドル安は良いかも知れませんが、またこれがアメリカの輸入物価の高止まり→インフレ圧力になるならば、昨日のCPIが予想を下回った!・・・なんて喜んでいる市場の冷や水になりかねません。
その裏側でドル建て日経平均は先週末一気に7月の高値に。先週まで円建てTOPIXが7連敗だったのとは大きく具合が異なります。確かにアメリカでは各指数が年初来高値、ドイツDAXやフランスCACが7月の高値に迫ってきたので、下地は強いです。為替さえしっかりしていれば、日本株もいくらでも上値を追える状態。
しかしユーロの方はユーロ高なのにしっかり指数が上がっていて「為替のせいで上値が重い」なんて言い訳しているのは日本株くらいですね・・・。
https://nikkei225jp.com/data/dollar.php
ただ一つ解せないのが半導体株の強さです。ソシオネクスト(6526)の売出株受渡日を通過し一つアク抜けしたことはわかりますが、各企業の決算を聞くと口々に「足元の半導体業界は厳しい」「回復は来期から」というのです。半導体製造装置メーカーに部材を提供している会社は口々に「半導体業界は厳しい」と声を揃えています。
実際、TSMCやサムスン電子の決算速報も悪かったですし、それは事実だろうとは思うのですが、AIを頼りにかなり期待感が先行し過ぎている面があると思います。それに支えられた日経平均は結構危うい感じもします。
7月第一週の投資主体別売買動向では外国人投資家が現物を313億円の買い越し。先物を256億円の買い越しで小幅ながら買い越しでした。下落した週ですが、小幅ながら4週ぶりの買い越し。個人も3,687億円の買い越しですが、一方で投信が1,943億円の売り越し。例のETF分配金の捻出売りの影響っぽいですね。
またグロース市場に関しては外国人投資家が現物を421億円の大幅売り越し。これがまた昨日までのグロース市場の弱さを演出していた模様です。しかし外国人はまだグロースをこんなに売ってくるんですね・・・。
新興市場も「売り」。本日のグロース指数も反発。ただ先週末とほぼ横ばいでした。本日はアメリカ同様に小型株が比較的しっかりしていた印象ですが、グロースCoreが軟調で足を引っ張る形。この辺りに根腐れ感があり、個人投資家の復権は遠そうです。
【ポートフォリオ銘柄】
トヨタ(7203)は続伸。アメリカではTeslaがEVのサイバートラック製造をきっかけに買われましたが、Fordなど他社は値下げを嫌気されて売られるなど二極化。中国のGDPが弱かったものの、特にTeslaには逆風になりませんでした。日本でも同社が円高もあって上値が重いか・・・と思いましたがしっかり。TOPIXの力強さに繋がっています。
Deere & Company(DE)も続伸。ロシアによる黒海穀物合意が終了したことで小麦が上昇。一方、コーンは更に売られるなど、穀物市況はマチマチの展開になっています。足元で止まらないドル安自体は輸出産業にとってプラス。ここからの持ち直しに期待です。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)
▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html
1ヶ月当たり4,300円~
相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。
※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本日の日経平均は反発。前日のNYはNY連銀製造業景況指数が辛うじてプラスであったことで3指数揃って上昇し年初来高値更新。モルガン・スタンレーの目標株価引き上げのあったAppleは終値ベースで最高値更新。中小型株指数のラッセル2000は1%超の上昇。半導体関連株指数のSOX指数は2.3%の上昇。長期金利は3.81%に低下。VIX指数は13.5ポイントに上昇。WTI原油先物は74ドル割れ。
それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。先週末高値を目指し32700円を回復する場面がありました。ただその後は上値が重く。中国株が軟調なスタートになると、それに合わせて日本株も値を消しました。ドル円も次第に円高方向に振れる動き。
後場は更に売られマイ転。ただ銀行株が買われTOPIX中心に次第に持ち直し。後場の高値圏で引けましたが32500円は維持できませんでした。売買代金は3.1兆円とここ最近では閑散。REIT指数は反落。
投資判断は「売り」。先週のアメリカはCPIなどの指標を受けて、年2回利上げ観測→今月の利上げ1回で打ち止め期待感に変わり、リスクオンムードになった週でした。中でも金利低下を受けてハイテク株が買われる動き。
一方で本当にリスクオンであれば、債券→株への資金移動が起きることで、金利は上昇してもおかしくないはず。ただ雇用統計のあった7日をピークに、長期金利は下落基調(=債券高)が続いています。まあ足元は先週の債券入札ウィークを無難に通過したことや、膨らんだ米国債ショートの巻き戻しが強く出ている段階とみられ、それが金利の落ち着きに繋がった面は強そうですが。
https://jp.investing.com/rates-bonds/u.s.-10-year-bond-yield-streaming-chart
その金利の落ち着きはドル安に繋がっています。ドルインデックスはあっけなく100ポイントの節目を割り込んできました。それが足元急速な円高に繋がっています。先月末に比べユーロはドルに対して3.1%上昇。ドル円は4.0%の円高ですが、その大半はドル安に原因があると言い換えられるでしょう。
もう一つは足元の短期筋のポジション巻き戻し。7/11現在でもドル円のショートポジションはここ5年で最大レベル。これの反対売買が足元の円高圧力になっているとみられます。YCC修正観測の高まりも一部あるでしょうが、本筋ではありません。
https://imm.gradefour.net/
アメリカの製造業にとってドル安は良いかも知れませんが、またこれがアメリカの輸入物価の高止まり→インフレ圧力になるならば、昨日のCPIが予想を下回った!・・・なんて喜んでいる市場の冷や水になりかねません。
その裏側でドル建て日経平均は先週末一気に7月の高値に。先週まで円建てTOPIXが7連敗だったのとは大きく具合が異なります。確かにアメリカでは各指数が年初来高値、ドイツDAXやフランスCACが7月の高値に迫ってきたので、下地は強いです。為替さえしっかりしていれば、日本株もいくらでも上値を追える状態。
しかしユーロの方はユーロ高なのにしっかり指数が上がっていて「為替のせいで上値が重い」なんて言い訳しているのは日本株くらいですね・・・。
https://nikkei225jp.com/data/dollar.php
ただ一つ解せないのが半導体株の強さです。ソシオネクスト(6526)の売出株受渡日を通過し一つアク抜けしたことはわかりますが、各企業の決算を聞くと口々に「足元の半導体業界は厳しい」「回復は来期から」というのです。半導体製造装置メーカーに部材を提供している会社は口々に「半導体業界は厳しい」と声を揃えています。
実際、TSMCやサムスン電子の決算速報も悪かったですし、それは事実だろうとは思うのですが、AIを頼りにかなり期待感が先行し過ぎている面があると思います。それに支えられた日経平均は結構危うい感じもします。
7月第一週の投資主体別売買動向では外国人投資家が現物を313億円の買い越し。先物を256億円の買い越しで小幅ながら買い越しでした。下落した週ですが、小幅ながら4週ぶりの買い越し。個人も3,687億円の買い越しですが、一方で投信が1,943億円の売り越し。例のETF分配金の捻出売りの影響っぽいですね。
またグロース市場に関しては外国人投資家が現物を421億円の大幅売り越し。これがまた昨日までのグロース市場の弱さを演出していた模様です。しかし外国人はまだグロースをこんなに売ってくるんですね・・・。
新興市場も「売り」。本日のグロース指数も反発。ただ先週末とほぼ横ばいでした。本日はアメリカ同様に小型株が比較的しっかりしていた印象ですが、グロースCoreが軟調で足を引っ張る形。この辺りに根腐れ感があり、個人投資家の復権は遠そうです。
【ポートフォリオ銘柄】
トヨタ(7203)は続伸。アメリカではTeslaがEVのサイバートラック製造をきっかけに買われましたが、Fordなど他社は値下げを嫌気されて売られるなど二極化。中国のGDPが弱かったものの、特にTeslaには逆風になりませんでした。日本でも同社が円高もあって上値が重いか・・・と思いましたがしっかり。TOPIXの力強さに繋がっています。
Deere & Company(DE)も続伸。ロシアによる黒海穀物合意が終了したことで小麦が上昇。一方、コーンは更に売られるなど、穀物市況はマチマチの展開になっています。足元で止まらないドル安自体は輸出産業にとってプラス。ここからの持ち直しに期待です。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。