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※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
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大発会の日経平均は続落。前日のNYはFOMCの議事要旨において早期利下げに慎重な姿勢が示されたことで3指数揃って軟調。長期金利は3.92%に小反落。引き続きGAFAM系ギガテックやSOX指数といったハイテク株が売られNASDAQが1%超の下落。なお年初からS&Pが続落するのは15年以来のこと。WTI原油先物はリビア油田がデモで操業停止したことなどを受けて73ドルに上昇。
それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。特にアドバンテスト(6857)など半導体関連に売りが出て押し下げました。一時32700円割れまでの急落に。ただ為替が改めて円安方向に振れると、TOPIXのバリュー株中心に買い戻しの動き。TOPIXはプラ転まで切り返しました。中国の財新非製造業PMIが予想を上回ったことも支援材料に。
後場は一段と下げ幅を縮める動き。為替が一段と円安に振れてドル円が144円に接近する動きとなって牽引しました。そのまま引けにかけて買われ、ほぼ高値引けではありました。TOPIXは大納会の高値を上回って終了。売買代金は4.1兆円台と大活況。グロース指数もTOPIX同様にほぼ高値引けでプラス引け。売買代金は1351億円とそこそこ。REIT指数は反落でした。
投資判断は「売り」。日経平均のチャート的には10/19~11/1の日足を離れ小島にしたアイランドリバーサルを残したまま越年。
今年はどんな年になるかですが、やはりよく言われるように「大TOB、MBOが相次ぐ年」になると思っています。昨年ビックリだったのは大正製薬HD(4581)とベネッセHD(9783)のMBO。共に時価総額が数千億円の老舗で、株価は確かに低迷していました。それが株式市場からの退場を選んだのです。
確かに上場している意味は何があるのか、という辺りに疑問を感じる経営者は増えていると思います。東証の方からは「低PBRを解消しろ」「持ち合い、親子上場は止めろ」と言われ、更に割安放置していたらアクティビストが入ってきてうるさい。別に資金調達もそんなにする必要はないのに、何故上場手数料を払って四半期の決算報告書を作って、こんなに面倒くさいことを続けなければならないのか。
中小規模ならば、上場にしがみつく理由はわかります。資金調達もさることながら、何より上場しているというネームバリューで人の採用が上手くできます。従業員も「上場企業ならば住宅ローンなどが通りやすい」という福利厚生的な意味合いもあり、頑張って維持しようというモチベーションもわかります。しかし大正製薬やベネッセ規模まで行ってしまえば、非上場であっても十分な優良企業と(少なくとも外からは)見られるはずです。
市場側は偉そうに「条件を満たせなければスタンダードに降格してもらう」「上場廃止だ」と上から目線で言ってきますが、むしろ企業側が東証に見切りを付けている感の方が強いです。そもそもそんな企業に無節操に上場を促してきたのは東証の方。私は昔から東証のやり方が本当に気に入らないのですが、それはまた別のお話で。
もう一つは新NISAが今年からの変化です。枠が広がり、個人投資家の大部分は海外市場に資金を向けるとされており、過半は資金が海外へ→それがまた円安要因に・・・というのも事実だろうと思います。
ただレバナスブームも最初は良かったですが、後が悲惨でした。今回もそのパターン、すなわち「最初は海外投資で勝てるだろうけれど、一度個人投資家が大きくやられる」時が来ると思っています。大体歴史的にみて、投資初心者が入ってくるようなブームが上手く繋がったことはありません。
それはつまり為替リスクをとって海外の成長を取りに行くよりも、国内で優待や配当をチマチマと取っていた方が、良い成績になるのではないかと。最初はなかなか上がらず苦渋をなめる時が続くかも知れませんが、人の行く裏に道があり花の山。今年のどこかでアメリカが大きく崩れると思っています。それがどこなのか・・・。
最後に雑感ですが、先に週間東洋経済のインタビューで、あの凄腕投資家の片山晃氏が興味深い考察をしていました。すなわち「皆のレベルが上がりすぎてしまって、もう決算短信などファンダメンタルズで割安株を探すという手法が差別化できなくなっている」という感触。これは全てを納得するわけでもないですが、なるほどと思う部分は強くありました。
https://shikiho.toyokeizai.net/news/0/717994
12月第3週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を565億円の買い越し。先物は1708億円の売り越しということで、差し引きでは売り越しの週でした。信託銀行(年金)は2035億円の売り越しということで、久しぶりに大きめの売り越し。
新興市場は「中立」。本日のグロース指数は続伸。今年はアメリカでNASDAQのハイテクグロースが特に売られ、昨日は中小型株指数のラッセル2000が3%超の下落となったものの、日本の新興市場には大きな影響はありませんでした。なお、グロース市場に関しては12月第3週の投資主体別売買動向で外国人投資家が25億円の売り越し。まだ売り越しが続きます。
【ポートフォリオ銘柄】
北陸電力(9505)は反落。今回の能登大地震で、志賀原発再稼働に暗雲が立ちこめたのではないかという懸念から、朝方は7%超の下落となりました。ただ再稼働は元々随分先の話ですし、足元は能登で続く停電の解消が急務。この辺りは国の支援もあるでしょうし、さすがに大幅安は下げ過ぎでした。
売りポートフォリオの川崎汽船(9107)は大幅反発。年末に紅海周辺でのフーシ派の攻撃を受けて急伸。毎年「開運」とかけて年始に買われやすい特徴がありますが、今年は材料を伴いました。ただ既に最悪の状態であり逆に言えばこれ以上事態が悪化することがない、つまり海運運賃の上昇余地が無いと考えると、この年始の最高値更新が最後の花火になったのではないかと思っています。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
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それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。特にアドバンテスト(6857)など半導体関連に売りが出て押し下げました。一時32700円割れまでの急落に。ただ為替が改めて円安方向に振れると、TOPIXのバリュー株中心に買い戻しの動き。TOPIXはプラ転まで切り返しました。中国の財新非製造業PMIが予想を上回ったことも支援材料に。
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