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日経平均は本日反落。前日のNYは長期金利が3.2%を回復したことや先週急伸の反動もあってGAFAM系中心に売りが優勢に。ただ3指数揃って下落率は小幅でした。中小型株指数のラッセル2000は上昇。VIX指数は27.0ポイントに低下。G7でロシア産原油に価格上限設定で大筋合意と伝わり、ロシアの対抗措置による供給懸念からWTI原油先物は110ドル台回復。
それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただすぐ切り返し、27000円回復の流れになりました。猛暑による夏物好調期待を手がかりにファーストリテイリング(9983)が連日の年初来高値更新で牽引。しかし中国株が始まり27000円での抵抗力が感じられると失速。寄り付き直後に付けた安値水準まで押し戻されました。売買代金は前引け時点で1.3兆円台と低調。REITは堅調。
投資判断は「やや買い」。先週まで懸念されていた日本の長期金利に関しては、国債のほとんどを日本人が保有しているわけですから、外国人投資家の売りは所詮空売り。長続きするようなものではありません。その辺りにも妙な安心感はありますね。
日本株に関しては「アメリカのクアドルプルウイッチングデーの翌週初は、日本株がとにかく下がりやすいというアノマリー」があり、先週月曜は売られました。ただ本当にそういった需給要因が原因であるならば、過去のパターンを見る限り翌日くらいには陰の極を迎えて一旦反発の流れになります。
また6/20の空売り比率が49.05とまあまあ高かったことやドル建て日経平均の下値達成感、日経一面で取り上げられた「今年度の設備投資が25%増える」とされ出遅れ機械株が買われたこと、選挙公示・・・などなど、後講釈的な理由付けで買われています。
為替に関してはもうしばらく円安の流れが止まりそうにありません。しかしMMTで皆ハッピーに・・・なんてYoutubeなどで物知り顔で論じていた自称識者は、最近すっかりいなくなりました。弁解を考えているのでしょうか・・・。
ともあれ、株式市場的には円安は素直にプラスです。不安定な値動きはまだまだ続くと思いますが、とりあえず短期リバウンドのターンに入ったっぽい感じではありますね。本当はもっと空売り比率が決定的に高くなるなどの目安があれば良いのですが、まあ株主総会シーズンで配当が出る時期でもあります。
円安が特に進んでいるのは事実ですがユーロを始めとして韓国ウォンや台湾ドルなど、西側に属する国はいずれも対ドルに対しては安値水準になっています。高いのは資源国ロシアのルーブルや、比較的踏ん張っている人民元くらい。
しかし日本は「急激な円安でインフレだ」と騒いでいる割には、海外、特に2桁の上昇率を示す欧州各国に比べると大したことの無い数字です。まあだからといって、選挙で自民党の追い風になるはずもないのですが。
個別ではファーストリテイリング(9983)が7万円の節目を明確に突破。他にもアダストリア(2685)やユナイテッドアローズ(7606)といったアパレル系も買われていますが、ファーストリテイリングの強さはまた日経平均の強さに直結します。足元弱い東京エレクトロン(8035)とはすっかり攻守交代した感じ。
「この日本株の短期リバがどこまで続くのか」という質問をいただきましたので、この場で回答させていただきますと、ズバリ「7/4までで27500円まで」と考えています。繰り返しになりますが来週は株主総会の集中週で29日(水)が全体の25%を占めるということで、主要株だけで配当が1兆円以上出ます。そのうちの何%が再投資に回るかは不明ですが、悪い話ではないのは自明です。
その後、1日(金)には月初高アノマリーもありますし、参院選に向けたポジティブな各党の公約も支援材料になるでしょう。またその間アメリカで目立って大きなイベントもありません。
ただその後が問題です。7/4(月)はアメリカが休場なので良いとして、月初なので色々と重要な指標発表が相次ぎます。雇用統計も週末に控え、参院選も10日(日)というスケジュール。本当に来週まで強いのであれば、その反動も出てくるでしょう。そして一番直接的に日本株に効くのは7月上旬にある指数連動型ETFの配当権利落ちです。
これは夏枯れ相場の中では強烈な売り圧力です。例えば昨年は7/6→7/9の3日間で日経平均は1300円超下がり、下落率は4.6%。その間のアメリカ株は小幅安程度だったので、この影響が強いことは歴然です。それを先取る動きも出やすいでしょう。
一方、何故7/4までに27500円までと考えているかと言えば、6/3~10までの日足で「アイランドリバーサル」を形成しており、その窓埋めまでというチャート的なもので。「三空」で落ちてきたので上値の価格帯出来高は薄いですから、戻りも早いでしょう。ただ200日線がその上に控えているので、戻りはその辺りまでが限界でしょう。今のところはそんな感じで見ています。
本日引け後にも新しいデータが出てきますが、先々週末時点の信用倍率は前週3.9倍→4.6倍に上昇。売り残が減って買い残が増える形で、相場の下落局面で教科書通りの推移と言えます。
先々週末時点の裁定残高は買い残8,939億円に対して売り残2,454億円の差し引き6,485億円の買い長。前週に比べて1,650億円減りました。需給はその分良くなっていますが、先々週はこの裁定解消売りも重石になったようですね。
6月第3週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を8,044億円の売り越し。先物も9,115億円の売り越しということで、外国人投資家があっさり売りに転じてきました。個人投資家が7,069億円の買い越しで、先物との合算では14年3月以来最大なのだとか。自社株買いの事業法人もそれに向かっていますが報われるか。
なお、うちグロース市場は126億円の売り越しということで、やはり足元のマザーズ指数の弱さはこの辺りからきているようです。
新興市場も「やや買い」。本日の東証グロース市場指数は反落。NASDAQが弱かったことでグロース株が全般的に弱くなりました。フリー(4478)などの大型株が弱く、Core指数の方が弱い形。ただ東証スタンダード市場指数の方はしっかりしており、指数の絶対値でも東証プライム市場指数と並んでいる形。必ずしも中小型が弱いというわけではない点は押さえておくべきでしょう。
【ポートフォリオ銘柄】
アニコムHD(8715)は反落。保険株が業種別値上がり率ランキング3位の割には弱い感じは否めません。猛暑になってきたので、動物病院への通院頻度減少→保険金支払い一服の流れに繋がりやすい環境ではありますが。
Deere & Company(DE)は続伸。先週は300ドル割れの場面がありましたが持ち直してきています。足元で穀物価格の下落が続いていますが、ようやく底打ち感が出つつあります。アメリカも中間選挙に向けて農家向け支援策が出てきそうな時期ですし、そろそろ反撃の時が近い感じもします。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。