KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

日経平均23500円割れ

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日経平均は金曜続落。前日のNYは追加景気刺激策に関し、トランプ大統領民主党側寄りに増額提案の意向を示したものの、民主党側が難色を示したということで3指数揃って軟化。ただ小幅安程度に止まり、VIX指数も26.9ポイントと微増でした。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただ寄りついた後は前日の好決算を受けてファーストリテイリング(9983)主導の買いが入って下げ幅を縮小。プラス圏に浮上しました。ただTOPIXは前引け段階で3連敗となり、後場は日銀ETF買いが入る流れに。それでも時間外のアメリカ株が弱く、引けにかけてTOPIXは一段安となりました。売買代金は1.8兆円台と低調。


投資判断は「中立」。金曜のNYはファイザーが新型コロナワクチンに関して11月下旬に緊急使用許可を申請する公算と伝わり、バリュー株に買いが入る展開に。小売売上高が市場予想を上回ったことも追い風になりました。一方、石油株の決算を受けて原油セクターが弱く、AmazonAppleが売られたことでNASDAQは下落。それらを受けた日経平均先物は23530円となっています。

ドル建て日経平均は先週一時224ドル台乗せ。バブル後の高値更新となりました。ですから上値の重さはあくまでドル円の為替の問題だということがわかります。もっとも、今週の日経平均TOPIXの値動きの乖離を見ていると、やはりソフトバンクG(9984)やファーストリテイリング(9983)の依存度の高さが相場の質を悪くしている感じです。
https://nikkei225jp.com/data/dollar.php

TOPIXの弱さはオールドエコノミー系に偏っていることで相対的に弱くなるのは仕方無いともいえ、三菱重工(7011)、川崎重工(7012)、ニコン(7731)、キヤノン(7751)、リコー(7752)と年初来安値更新波動。TOPIXは200日線が下降し続けていることも、日経平均と対照的な値動きになりやすい下地になっています。ただこの200日前の株価水準が昨年12/17の最高値を通過し、下落の傾き加減はここからマシになっていく日柄ではあります。

また金曜は終値ベースでも23500円の下値を底抜く下落となりました。決算や個別の話が色々出てきて持ちこたえられなくなった感じです。具体的には外食株が軒並み厳しい決算を(当然の如く)出して売られ、銀行からの巨額融資が伝わりANAHD(9202)や西武HD(9024)も売られ・・・という感じで、改めて足元の状況の厳しさを確認した格好です。

投資主体別売買動向では、先週外国人投資家は現物を4170億円の買い越し。先物も1701億円の買い越しと、5週ぶりの買い転換。先週の戻り高値更新の原動力となりました。

先週末時点の裁定残高は売り残2兆円に対して買い残0.4兆円で差し引き1.6兆円の売り長。売り残の2兆円乗せは6月以来で、前週に比べて1,226億円の増加。毎回同じことを言っていますが、この客観データを見るにつけ、どんなに景気が悪くとも下がりたくても下がらない相場であることを納得せざるを得ません。


新興市場は「やや買い」。金曜は両指数共に軟調マザーズ市場は決算直後はは買われたSansan(4443)やメルカリ(4385)といった時価総額の大きいところが売られた他、決算を受けてロコンド(3558)やUUUM(3990)が売られる形。マザーズ指数は9/4以来の2%超の下落となりました。まあこれだけ上がってきて2%程度の下落であれば大したことは無いのですが。

なお、投資主体別売買動向では外国人がマザーズを243億円の大幅買い越し。09年以降で最高とのことで、これが足元のマザーズバブルの原動力になっているようです。


ポートフォリオ銘柄】
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)は反落。ただ一応今週は終始高値引けが続いており、貪欲な買い手が存在することがよくわかります。東証インフラファンド指数はまた最高値を更新。これは明らかに個人投資家以外の大きい投信などが、流動性の薄いインフラファンド株を時間をかけて集めてきているのだと思います。


そして本日は久しぶりに一銘柄買いポートフォリオ入れしたい銘柄があります。それはJKHD(9896)です。建材専門商社で国内トップですが、M&Aで業容を拡大しています。

足元で一つ明るさが出て来たのが、住宅市況の復調。コロナ禍を受けて都会を避け郊外に家を持とうとする動きは世界的に出ています。勿論日本でも出てくる・・・と思ってはいるのですが、今のところ報道では少しずつ聞くものの、実際の企業の決算説明会などでその兆候は見られません。

その兆候は見られないものの、住宅株は業績好調です。先般決算を発表したタマホーム(1419)は減収減益ですが、住宅部門に関しては好調で黒字転換となりました(減益の主因は前期にホテル物件の売り上げがあった反動)。特に前年は消費増税前の駆け込みがあったにも関わらず、着実に受注を伸ばしています。

一応、9月末まで住宅ローン減税があったという面もあるのですが、報道ベースでは延長も検討されており、恐らくやがて延長が決まるでしょう。一方、テレワーク対応のため今住んでいる住宅の改修などリフォームにかかる費用補助という話も同時に持ち上がってきており、押し上げ効果が期待できます。

実際、住宅建材株は好調です。特に9月は好調で、先駆したのはニチハ(7943)でした。他の株も上がっているのですが10月は一旦反動安になっているところが多く、JKHDも免れませんでした。

四季報で同社の主な販売先を見るとオープンハウス・アーキテクトとなっていますが、これはオープンハウス(3288)の内装工事子会社。オープンハウスの足元の強さを考えると同社も漏れなく好調なのでしょう。為替がやや円高方向になってきている点も、資材の輸入価格低下に繋がり、追い風と見られます。

目標株価は1000円に。月曜寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。