KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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前日のNYは追加景気刺激策の合意が難しい中で、GAFAM株が上昇しNASDAQが特に強い展開。原油が大きめの下落となったことでエネルギー株が大きめの下落に。VIX指数は26.6ポイントに微増。

それらを受けた日経平均は昨日前代未聞のシステム障害で全銘柄売買停止。本日は再開を見込んでいますが、果たして本当に無事再開されるのかどうかに注目が集まります。執筆現在で気配はちゃんと動いているようですが・・・。


投資判断は「やや買い」。9月に入ってから色々なところで変化の兆しは確かにありました。それは為替であったり原油であったり、出来高であったり。特に香港ハンセン指数は遂にファーウェイへの禁輸が明確になったことが株価面に真剣に織り込まれ始めた感じもあります。米中間のきな臭さも出て来ました。

中国株と言えば、出てくる経済指標面は概ね予想を上回り、景気回復感が強くなっているところです。既に回復一巡を織り込んで、更なる景気刺激策が求められない、あるいはアメリカとの対立激化が回復の芽を摘んでしまうとみられている形でしょうか。

とりあえず変調したといっても、NASDAQの高値からの下落率は一般的な下落トレンド入りのシグナルとされる20%に達することなく反転。NASDAQ変調のきっかけを作った時価総額9位のTesla株は9/8の安値から下値切り上げの展開が続いて先んじて復調。Tesla株に関しては、未だ空売りが多いことで需給が崩れにくいのだろうと思います。
https://www.nasdaq.com/market-activity/stocks/tsla/short-interest

ちなみに先月まで過去最高値水準となっていた材木先物は中頃から突然大きく値を崩す展開に。限月交替の影響なのかも知れませんが、それにしても極端です。正直、現地の解説を読んでも原因がハッキリしません。Tesla株やNASDAQのように行き過ぎていた金融商品の巻き戻しが始まっているという見解が優勢でしたが、普段あまり気にしていない市場なので、ちょっとわからない点が多いですね。
https://jp.investing.com/commodities/lumber

結局、日本株も含めて本格的にドドドッと崩れないのは、この「(業績と比較して)下がって当たり前」と考える主体があまりにも多いため、需給が崩れないのだろうと思います。

実際、これだけ株価が戻ってきても、信用評価損率は10%を超えています。裁定売り残は1兆円超残っています。騰落レシオは120付近です。日経ダブルインバース(1357)の信用買い残は1億口近くあります。過熱を示す指標が見当たりません。同じように「下がって当たり前」と考えられているのはアメリカ株でも同様でしょう。

じゃあ一体いつになったら本格的に下がるのか・・・ということをずっと考えています。その場合一番合点がいくのは、アメリカの長期金利が上昇して止まらなくなるような状況でしょうね。

日経平均は例えば10月オプションの建玉を見てもコールとプットの重なっている範囲が23000円~23500円に限定されていて、この狭いレンジで一ヶ月進んで来ました。中央銀行の姿勢さえ変化なければどちらかというと買い気が強く、ふわふわした上昇相場が続くという感じです。

為替は円高基調が続いています。アメリカが金利0で今後3年間行くことが認められたので、日米の金利差は広がらない→購買力平価で見た円高に回帰というロジックになりつつあります。

大和証券の木野内さんの話では「(これまでであれば)105円を割り込むと黒田総裁の口先介入があった」とのことですが、本来日本だけで牽制してもあまり意味がなく、相手国の一定の協力(黙認)が必要です。ただアメリカは今選挙前の重要な時期であり、新政権との繋がりが薄い中では簡単では無いでしょう。

幸いといいますか、これだけ円高が進んでいる割には日本株底堅いです。ドル建て日経平均は強く、 逆に言えば円安になれば急騰するような素地はあります。外国人投資家が随分と居なくなってドル建て日経平均が30年ぶりの高値水準・・・というのは何となく皮肉な感じがしますが。

おまけに先日の日本証券新聞に出ていましたが「選挙を経ず党内で首相が交代した場合、60営業日後(約3ヶ月後)の株価は弱い」という過去の経験則がある模様。昨日は年内選挙見送り報道が出ましたが、それを払拭するためにも早期の解散総選挙は、少なくとも株式市場的には良かったのですが。

なお、日本では報道が少ないですが、バーレーンイスラエルの和平が合意しており、トランプ大統領の功績として喧伝されそうです。案外本当にノーベル平和賞トランプ大統領が受賞してしまうのかも知れませんね。

大統領選挙に関しては、あくまで個人的な勘に過ぎませんが「Make America great again」のようなキャッチフレーズが無いバイデン氏は負けるんじゃないかという気がしています。もっとも、重要なのは議会選挙の方だとは思いますけれど。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/62076


新興市場も「やや買い」。9月のマザーズ指数は見事に戻り高値を更新して終わりました。直近IPOも活況で、個人投資家の資金は傷つくこと無く循環しているイメージです。ここから年末にかけて例年上がりやすいアノマリーがあり、新興市場の上昇トレンドはここから更に磨きがかかると思いますから、まだまだ注目です。


ポートフォリオ銘柄】
日本リビング保証(7320)は水曜反落。先月下旬から突然目覚めたように急騰となり、月足は大幅陽線となりました。好調マザーズ市場の出遅れ株という位置付けもあるかも知れません。

それで今回このタイミングで利食い終了にしようと思います。決算自体は引き続き好調な数字が続くと思いますし、東証1部指定替え期待感も残っていますが、まあこの銘柄の良いところはこのブログでも出し尽くしたと思いますから。ポートフォリオ入れ替えの意味合いもあります。株価は倍近くなりましたので、感謝感謝で本日寄りで利食い終了とします。


はごろもフーズ(2831)は水曜続落。9月優待権利落ちなどもあって、売られる動きになっています。ただペット用品を扱うエコートレーディング(7427)が先月末に上方修正を発表。単価は下落しているものの、巣ごもり消費によるペット需要増が効いた模様。であればペットフードも扱う同社も恩恵がありそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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そして次回は9月の成績発表です。9月は地合に乗って上手く行ったと思うのですが、KA指数は日経500同様に過去最高値を更新できたのかどうか。お楽しみに!

株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。