KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

クリスマスで海外はお休みモード

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インフルエンザ罹患のため、しばらくお休みしていました。まだお腹が痛いですが、復帰していきます。

前日のNYはクリスマスでお休み。日経平均や為替は本日朝方から穏やかなスタートで、前日終値を挟んだ方向感に乏しい動き。上海株が軟調なスタートになっても、特段大きな動きはありません。売買代金は前引け時点で1.3兆円台と低調。REIT指数は続落で3月以来の安値を更新。


投資判断は「売り」。先週もアメリカ株が先進国の中で一番強いという結果になりました。これで8週連続高と、ここ2ヶ月でガラリと雰囲気が変わった格好です。先週は中でもラッセル2000が2.4%の上昇。同指数は元々動きが軽いわけですが、直近一ヶ月でも12.5%の上昇となっており、資金がGAFAM偏重から他の株に移りつつあるように見受けられます。株式市場にとっては正常化に向かう良い流れ。

これだけ雰囲気が良くなっているので、投資家の心理状態も最高潮。個人投資家アンケートでは強気が今年最高に。また「恐怖と欲望指数」も「強欲」の域に。これらがまたどこまで伸びるのかは謎ですが、いつ天井が来てもおかしくない状況ではあります。
https://www.aaii.com/sentimentsurvey
https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed

一旦売りに転じた場合、だれが下値を拾ってくれるのか・・・という不安感が増幅され、アメリカ株は下がり始めると、アメリカらしい大きな下げっぷりになると思います。昨年12月下旬から今年の上昇トレンドが始まったように、1年というキリの良い日柄もあって、ここ一週間のうちにアメリカ株は天井を打つのではないでしょうか。

一方で、あくまでアメリカに資金が集まっている感じで、その他の国々は大して上がっていません。ヨーロッパ株などは小幅安でしたし、香港株は相変わらず弱く。これはもう年末まで続くのでしょうね。元来、世界の中央銀行が金融引き締めに入っているのですから(日本以外)、限られた資金がどこに配分されるかの勝負なわけで、アメリカ総取り気味というパターンになったのも頷けます。

「今年のS&Pは23%上昇しているが、GAFAM系7社(マグニフィセント7)は75%上昇し、その他493社は12%しか上がっていない」という話は、そのアメリカ株の中でも更に資金配分が集中していることを示す端的な例。毎年そうですけれど、今年は特に銘柄のタイプ選定が明暗を分けた一年でもあったように思います。
https://jp.wsj.com/articles/its-the-magnificent-sevens-market-the-other-stocks-are-just-living-in-it-8e6ea496

日本株に関しては、もしドル円が150円ならば、ドル建て日経平均がぐんぐん上がっていることからも、とっくに日本株も欧米株に並んで年初来高値更新しているはずです。ましてSOX指数が最高値更新となっており、寄与度の高い半導体製造装置株が更に牽引していたはず。

その為替が日銀金融政策決定会合の結果が現状維持であったにせよ、遅かれ早かれYCCの撤廃やマイナス金利の解除の方向性が見込まれています。場合によってはアメリカの利下げとYCCの撤廃は共に来年3月にも同時に実現する可能性があり、そうなると最大級の円高になること請け合い。

それが130円くらいになると見られるのであれば、既にその方向に為替が向かって行ってもおかしくありません。

REITが最近弱いですが、REITETFからの資金流出が指摘されています。「新NISAで毎月分配型のファンドが対象外であることから、換金売りが出た」という辺りに説得力を感じます。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB00002_Z11C23A2000000/

本日引け後にまた最新のものが出ますが、先々週末時点の信用倍率は前週4.8倍→4.1倍に低下。売り残が増えて買い残が順調に減りました。売り残は9181億円ということで、3ヶ月ぶりの水準。3ヶ月前同様に優待タダ取りの仕込みが始まっているタイミングということですね。

12月第2週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を2378億円の買い越し。先物を1136億円の売り越し。差し引きでは買い越しとなっています。信託銀行(年金)は237億円の買い越し。

なお、グロース市場に関しては外国人投資家が83億円の売り越し。また売り越しが続いています。


新興市場は「中立」。本日のグロース指数は反発。個人的には「もう一押し」という感じで見ています。年末ギリギリがグロース市場の銘柄の買い場になってくるのではないかと。陰の極を演出できるような出来高が最後に膨らんでくれるとわかりやすいのですが。


ポートフォリオ銘柄】

アライドテレシスHD(6835)は反落。ただ昨日は窓を開けて急騰し、一気に200日線タッチまでありました。子会社からの配当金が公表され、計88.9億円と時価総額の8割もの資金移動。あくまでグループ間での移動なので業績に影響するものではありませんが、これはいよいよ過去に受領した和解金が配当の原資に回る準備か、あるいは自社株買いでもするのか(あるいは・・・)。この辺りを期待しています。


売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は続落。昨日「デンマークの海運大手マークスが紅海ルート再開に向け準備」と伝わり、運賃上昇期待感が後退したことから海運株が一斉安となりました。まあ先週の買い挙げがかなり過熱していましたから、反落自体は当然ですね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。