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前日のNYは高安マチマチ。先週末高の反動や翌日のCPIを控え、警戒感が高まりました。売買高は閑散。中国が首脳会談に合わせ737MAXの購入再開もと伝わったボーイングが買われダウはプラス。半導体関連株指数のSOX指数は1%弱の下落。VIX指数は14.8ポイントに上昇。WTI原油先物は78.5ドルに上昇。ドル円は151.9円に乗せたところで謎の円高圧力が強まる場面がありました。
投資判断は「売り」。先週のアメリカ株はハイテク株中心に続伸。それぞれ日本株同様に10月の戻り高値を上回ってきました。普通の相場ならば下げが早く上げがゆっくりなものですが(物を買うためのキャッシュは急に必要となるが、株は急に必要になるものではないため)、上げる方が早くなっています。となると、空売り勢の買い戻しの面が大きいのでしょうね。
ただ週末に出て来たニュースは、ムーディーズがアメリカの信用格付け見通しを安定的→ネガティブに。まだ格下げではないのですが、今週末のつなぎ予算期限切れに向けて「どうせまたもめるんだろう」という見方が出ました。
思った程金利が上がらなかったのは、格下げじゃなかった(この程度で済んだ。一般的に見通しの引き下げは数ヶ月~2年後の格下げを示唆するもの)・・・と前向きに受け止めた可能性もあり、反応が読み辛いですね。格下げを当て込んで米国債をショートしていた向きも多いでしょうから、その買い戻しも出て下支えしている感じ。
一方、CDS(デフォルトに対する保証料)については5月の高値を上回り、今年の高値を更新。もし格下げとなるとタダでは済みません。フィッチの8月の格下げから3ヶ月で、アメリカの長期金利は4%→5%まで1%上昇しました。ちなみにフィッチは格下げの2ヶ月半前の5月下旬に見通しを引き下げており、その際は2日間で長期金利が3.7%→3.8%に上がりました。
見通しの変化はともかく、実際に格下げの場合は機関投資家が規定により売らざるを得ない状況になるので、債券は確実に売られます。ただ勿論フィッチの格下げだけが金利上昇要因ではなく、その間のアメリカ経済の底堅さも反映し、また政策金利上限5.5%に接近していく流れがあって故のものです。先週30年債入札が低調だっただけで金利が上がり、そして株の下落も現在の感応度の強さを示しました。
アメリカ株の空売りが多いという話もありますが、一方でS&P先物は5ヶ月ぶりに買い越しに転じています。これらの買い戻し、売り戻しが今の株価に反映されているようで、個別株の状況(GAFAM系ギガテック中心の空売り)と、その他大勢の株(典型例がラッセル2000の弱さ)で温度差が明確に現れている感じです。
https://jp.investing.com/economic-calendar/cftc-s-p-500-speculative-positions-1619
日本株に関しては、バフェット氏のバークシャーが円建て社債を発行と伝わり、こうなってくるとまた日本株を買ってくるのではないかという期待感が高まっています。素直に考えれば商社の買い増しでしょうけれど、本日は全く反応しませんでした。まあ資源安が響いているからですが。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-08/S3S5P2T0G1KW01
ただ、先にバフェット氏が商社の買い増しが伝わった6/19が日経平均の見事な大天井でした。足元でまた円安に向いているのに買われないのも深刻な感じがします。岸田さんの支持率低迷も、外国人にとっては嫌な話だろうと思うのですが。
ところで先月もオプションSQでしたが、SQ後に一転売られる流れになりました。日柄もSQ前の5営業日で2000円超の上昇になりましたが、その後ほぼ行って来いの下落。今回もSQ前の4営業日で2200円超の上昇。雰囲気が似ています。そして本日で決算が一巡。先般より指摘しているように、私は決算一巡後から年末にかけて売られるのではないかと見ているので、この雑な乱高下は今後下がるための上昇だったのではないかと危惧しています。
11月第1週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を576億円の買い越し。先物も1,613億円の買い越しでした。何より信託銀行(年金)は2,135億円と大幅買い越し。これで2週連続の買い越しで、やはり債券上昇→株の組み入れ比率増加といったポートフォリオリバランスが足元の株高を演出しているのでしょうね。極端な買い戻しの勢いが、「買わなければいけない」といった買い注文の力を感じさせます。
新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続落。グロース市場に関しては外国人投資家は現物を22億円の買い越し。遂に買い越しに転じて来ました。今月からの底打ち感が、少しこの辺りの基調の変化に現れているとみられます。ただ本日も決算を大量に控えているので、上値はまだ重いですね。
【ポートフォリオ銘柄】
日本マクドナルドHD(2702)は昨日急伸し上場来高値更新。先週末の好決算により、足元で外食産業がやたら強いですが、同社もその流れに乗れました。マクドナルドの陳腐さや取り上げ翌日に出た月次が悪かったこともあり、このブログの読者も減ってしまいましたが、見立ては間違っていませんでした。本日はさすがに反動が出そうですが。
売りポートフォリオの川崎汽船(9107)は昨日反落。足元で造船株が活況ですが、そのお客さん側の海運株はトーンダウンが続いています。決算を通過し、色々なところが還元策を強化してくる中で海運株の魅力は随分色あせてきたように思います。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。