KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

日経平均28000円に接近!

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日経平均は本日反発。前日のNYはFRB当局者から相変わらずタカ派発言が相次いだものの、WTI原油価格が中国需要の低下などで1月以来の81ドル台に急落したことなどでインフレ警戒感が緩和。長期金利が3.27%まで下落し、3指数揃って堅調でした。NASDAQは8営業日ぶりの反発。VIX指数は24.6ポイントに低下。iPhone14を発表したAppleは発表後に上げ幅を拡大し、1%近い上昇。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。いきなり27700円を回復すると、その後も断続的に買われて一気に9月高値を更新。その後も28000円に接近し、明日のSQ算出に向けて思惑的な買いが続きました。他のアジア株に比べても強い動きに。売買代金10時50分時点で1.2兆円台とほどほど。REIT指数も堅調。


投資判断は「買い」。先週末の雇用統計そのものの反応は良好なものでした。雇用者数の伸びはADP雇用統計が弱かったのに、結局また乖離して順調な伸び。ただ他の数字が弱かったので、FRBタカ派姿勢が和らぐという期待感も出ました。

ドルインデックスはユーロが売られたこともあり高値圏をキープ。株こそ売り込まれていますが、必ずしもアメリカ売りの「トリプル安」の状況にはなっていません。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

またS&Pが売られた割にはVIX指数は下がり、先週はむしろ低下基調に。25ポイント前後で安定しています。SKEW指数なども低位安定していて、とても投資家がここからの暴落を気にしているようには思えません。
https://jp.tradingview.com/symbols/CBOE-SKEW/

そもそもアメリカ株の需給状態を見ると、ピークこそ過ぎていますがアメリカ株も日本株同様に大多数の人が先安感を持っていて未だ売りポジションの方が多いです。「恐怖と欲望指数」も「Fear」のレベルに。
https://jp.investing.com/economic-calendar/cftc-s-p-500-speculative-positions-1619

チャート的には特にNASDAQでハッキリと5月~7月にかけて逆三尊の形を形成していました。それ故、7月以降特にグロース株が優勢な相場だったのですが、足元では戻りの半値押し水準や6/27と7/8に付けた戻り天井11700ポイント弱の水準をあっさり割り込んでしまいました。7/26の押し目などが控える11500ポイントで下げ止まるかどうかが焦点に。アークイノベーションファンドも崖っぷち。
https://www.bloomberg.co.jp/quote/ARKK:US

というわけで結論として、9月に入ってからの株安は雇用統計やノルドストリーム云々ではなく、あくまで機関投資家(特に今週ECB理事会での大幅利上げを控える欧州系)のポジションリバランスなどによる戻り待ち売りだったと思います。

問題はそれがいつまで継続するかですが、雇用統計の翌週から流れが突然変わることもままあり、来週から変わる可能性もあります。ただ確証までには至っていません。

来週がアメリカの債券入札ウィークなので、今週は引き続きアメリカの長期金利は上がりやすい時期でもあります。金利上昇がグロース株売りに繋がりやすいですが、いつ金利が上がってもグロース株が下がらなくなるかを見極める必要があります。

いずれにせよ短期的な売られ過ぎ水準ではあり、いつ反発に転じてもおかしくない状況であるとは思っています。今後のイベントスケジュールを見ると毎週のようにトレンド転換の可能性があるものが目白押しなので、売り方も今のうちに稼いでおこうというスタンスなのでしょう。

9/1の空売り比率は51.2%と久しぶりの50%超え。約2ヶ月ぶりの高水準となりました。個人的な感覚としてはもう一声欲しいですが、ここから反発に転じて来た場合、買いの原動力になってくれそうです。
https://nikkei225jp.com/data/karauri.php

一方、アメリカでもS&P500の空売りに大量の資金が流入とのこと。どこがピークになるのかまではわかりませんが、雇用統計などのイベントを通じて反転の動きが出た場合、一気に株価戻す可能性はあるということです。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-01/RHHQONDWLU6801

チャート的にTOPIXは上に小さな小さな窓(1950.21~1950.46)を残し「アイランドリバーサル」をまた形成。小さいですが8/12~26の日足と8/30、31の日足をダブルで離れ小島にしていますから、まあまあ良い吸引力のある窓です。「いずれ」埋めてくることでしょう。

本日はまた先週分が出てきますが、8月第4週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を1,212億円の売り越し。先物も2,558億円の売り越しで、先週の下落はやはり外国人の仕業でした。個人が主体で買い向かう形。なお、外国人投資家はうちグロース市場で89億円の売り越し。


新興市場も「買い」。本日の東証グロース市場指数は反発。アメリカでNASDAQラッセル2000が反発したことでこちらもしっかりでした。ただ日経平均などとは逆にほぼ寄り転の動き。大型株で値幅がとれるので、新興市場はやや蚊帳の外といった具合です。上述したようにもう少し長期金利が上昇しやすい局面が続くと思うので、本格反騰は来週以降と考えています。


ポートフォリオ銘柄】

トヨタ(7203)は反発。足元で急速に円安が進んでおり、昨日は自動車株がしっかりしていましたが、トヨタに関しては軟調でした。ただ本日は更に進んだ円安でさすがにしっかり。2000円という節目水準を意識する展開が続いています。同社が日本株全体の立ち位置を示すバロメーターなのですから、底打ちに大いに期待します。


Deere & Company(DE)は反発。足元で商品市況は下落が目立っていますが、穀物相場は底堅く。中でも小麦は昨日はプーチン大統領ウクライナ穀物黒海経由の輸出再開につながった7月の合意を批判と伝わり7%近い上昇となりました。この辺りは農家の収支改善に繋がり、同社にとっては追い風の材料ではあります。ただ物価高は世界の消費全体にとっての重石ですが。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。