KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

雇用統計は無難な結果だが・・・

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日経平均は金曜反発。前日のNYはGoogleが検索にAI機能を追加すると伝わり、GAFAM系中心に買われ3指数揃って上昇。一方、半導体関連株指数のSOX指数は軟化。VIX指数は18.4ポイントに低下。WTI原油先物は小幅に安くなりましたが、休日前のポジション調整でエネルギー株は売られました。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ただまたいつものパターンでほぼ寄り天。その後は上値が重くなりました。後場はマイ転する場面もありましたが、夜のアメリカ市場が休場ながらも雇用統計を控えていることで手控えムードが高まり、引けにかけては前引け水準まで値を戻す動き。売買代金はギリギリ2兆円と今年最低。REIT指数は続落でした。


投資判断は「やや売り」。金曜のNYは株式市場が祝日でお休み。出てきた雇用統計は概ね予想通りで、発表後はドル買いの動きに。長期金利は3.41%に上昇。2年金利との差は開き、逆イールドが拡大。それらを受けた日経平均先物は27650円となっており、週明けの日本株は堅調なスタートが予想されます。

今回のアメリカ発の銀行危機は特に「AT1債の価値が0になるのに、株式は0にならないのは順番がおかしい」という声があり、どうもこの辺りの解釈や見解が後々尾を引きそうな感じはしています。

ひとまず、金融機関の破綻は何とか回避したいという各国政府の思惑は強く、先のSVBなどへの預金者保護や今回のクレディスイス買収などは、かなりのスピード感がありました。恐らくはFOMCでの利上げを何としてでも実現したいため、金融当局者は必死だったのでしょうね、アメリカからスイスへの圧力、根回しがあったのではないでしょうか。

そのスピード感の代償が、今回のAT1債の扱いに繋がったのかも知れません。元々条項的に「政府が支援する場合は元本が毀損され、自己資本に組み込まれる」というものがあり、今回はスイス銀行が買収する側のUBSに1.3兆円分の保証を与えたことで抵触。欧州のAT1債の5.8%規模ということなので、その影響はEU(特にドイツ銀行)にも広がりました。
https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2023/fis/kiuchi/0320_2

アメリカの銀行はイエレン財務長官が救うとか救わないとか言っているので、売り手は別の国の方にスケープゴートを求めるはず。というわけでドイツ銀行辺りが怪しいなという感じではありました。となると次はHSBC辺りですかね。中国恒大の債務再編の話も丁度出てきましたしね・・・。日本では農林中央金庫がきな臭いです。

アメリカでのハイイールド債のETFも盤石です。AT1債の話が他の債券に波及する展開はひとまず起きておらず、あくまで固有の問題として受け止められている形。

ただSVB破綻前後の1週間でアメリカの中小銀行(大手行25行以外の全銀行)からの預金流出が1.5兆円とのこと。預金減少率は2%超となり、リーマンショック以来の大きさだそうです。

それでもアメリカの方は落ち着いています。結局、世界的に不安感が充ち満ちているので、安全安心な大樹のアメリカに資金が集まっている、という感じです。VIX指数もしっかりしているのがアメリカ市場の底堅さです。

いつものパターンで、アメリカさえしっかりしていれば大きな金融混乱は起きません。ただ本当にそのアメリカは盤石なのか。足元の景気指標は引き続き強弱感があり(強いといっても予想よりは良いという程度ですが)、景気後退自体は不可避でしょう。アメリカの4QはS&P500社でエネルギーセクターを除くと▲7.4%の減益だったとのこと。一ヶ月前の調査では▲7.0%だったのですが、更に悪化している形です。

あくまでSVB破綻後の2週間で急拡大したFRBのバランスシートから産み出された余剰資金が、株や債券に流れているだけとも言えます。金利が低下し、グロース株や暗号資産が上がる状況すら出来ました。そもそも、今回の銀行破綻はSNSを通じて急速に取り付け騒ぎが起きただけで、預金者の資金が全額保護されており、どこかに消えてしまったわけではありません。

特に劣後債が株式よりも劣後したという先例が出来て、債券の安全神話にヒビが入りました。その裏返しで「じゃあ株式の方がまだマシじゃん」と資金が流れている面もあるでしょう。なお、SOX指数などを牽引役にNASDAQが比較的しっかりしている中で、決済大手のブロック(旧スクエア)やコインベースの急落でまたアークイノベーションファンドが弱い動き。そしてキャシー・ウッド氏は案の定これらを買い増し。相変わらずですね・・・。

今私が一番懸念しているのはアメリカの債務上限問題です。7月までは大丈夫という話もあり、そもそもこれまで政府閉鎖が起こっても幾度となく乗り切ってきました。どんなに議会が対立しても、アメリカという国が沈没することは誰得でもないので、最終的には上限の引き上げを繰り返しかないからです。なのでアメリカの国債がデフォルトする・・・とまでは現段階では考えていません。

ただ、アメリカ国債の格付けには響いてきます。今後引き下げ(あるいは引き下げられるかも)という懸念が起きるだけで、本当の金融危機が起きかねない状況です。今回の銀行を巡るゴタゴタの終着点が、支店(各金融機関)から本店(中央銀行)に及ぶかどうかを注意深く見守る必要があります。勿論当局は是が非でも金融混乱を阻止しようとしますが、その行動が色々なデータを元に説得力を持つのかどうか。


新興市場は「やや売り」。金曜の東証グロース市場指数は続落。木曜まではCore指数先導での下落でしたが、金曜は週末のポジション調整もありCore指数が何とか反発。200日線に支えられました。一方、グロース指数の方は200日線割れで、終値ベースでは1月以来の安値水準。アメリカの金利が低下してもこの弱さならば、グロースは厳しいターンに入ったような感じがします。


ポートフォリオ銘柄】

ブロードメディア(4347)は続伸。権利落ち後も25日線を支持線にしっかりした動きが続き、地合耐性を見せています。スタンダード市場という辺りも外国人投資家の売り圧力がないところ。このまま年初来高値を更新できるような動きがあれば、また一段上のステージに進めそうです。


一蔵(6186)も続伸。こちらも権利落ち後に強い動き。低PBRでかつスタンダード市場という辺りに、今の流れに沿った勢いがあります。新年度相場になってもトレンドが変わる感じではなく、下値切り上げの展開継続を期待します。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。