KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

日経平均最高値!

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木曜の日経平均は大幅反発。NVIDIAの好決算を受けて半導体株中心に朝方から買われると、まずは終値ベースでの過去最高値だった38915円に到達。その後は一旦上値が重くなったものの、前引けにかけて売り方の買い戻しが入り改めて高値圏に到達。

昼休み中に先物が39000円を付けると、後場寄りから早速ザラ場高値の38957円も突破し39000円乗せ。その後植田総裁の国会答弁に無条件のアルゴ売りが発動して一旦値を消す場面がありましたが、14時以降に売り方の買い戻しが出る流れ。そのまま高値圏で終え、無事39000円台を維持して文句なしの最高値更新となりました。売買代金は5.6兆円台と活況。REIT指数は反落でした。


投資判断は「売り」。金曜のNYは高安マチマチ。ダウとS&Pが最高値を更新。一方、NVIDIAが寄り付き後間も無く800ドルを超えて最高値更新となったものの、一時マイ転。終値では辛うじて続伸したものの、他のマグニフィセント7銘柄が売られNASDAQは軟化。それらを受けた日経平均先物は39470円となっており、週明けの日本株はまた最高値更新が予想されます。

アメリカのNVIDIAの決算が衝撃的でした。そもそも、オープンAIによるChatGPTから始まった生成AIの衝撃を受け、昨年5月のNVIDIAの決算から半導体ブームに明確に火が付きました。この5月以降のチャートを日経平均と重ね合わせてみると、見事にリンクしています。この生成AIブームが昨年のアメリカ株を救った大革命でもありますし、半導体製造に絡む銘柄を牽引役として、日経平均を過去最高値まで引き上げた原動力になったのは否定しようのない事実です。

先週アメリカで話題をさらったのは、OpenAIが発表した生成AI動画「Sora」でした。実はGoogleが先に生成AI「Gemini 1.5」を発表しました。他の生成AIを圧倒する処理能力を示したのですが、その3時間後にOpenAIが緊急で対抗発表。こちらの方が人間に視覚的に訴えてくる衝撃的な内容だったことで、世の話題は完全に空色一色に染まりました。

具体的には下記のリンクでご確認いただければと思いますが、PS5などのゲームアニメーションくらいは簡単に作ることができます。
https://weel.co.jp/media/openai-sora

余談ですが、こうなってくると今後はクリエイターの技術や発想力よりも、どういう語彙で自分のイメージ、あるいはそれ以上の結果を勝ち取るかといった「AIとのコミュニケーション力の高い人間」が勝ち組になってくるのでしょうね。つまりAIを上手く使いこなせるかが、今後のクリエイターの優劣になってきそうな感じです。

ただ生成AI自体は「100%の正確性を得るものではなく、80%くらいの満足を取りに行くWikipediaみたいなもの」というコンセプトのようなので、人間の生命に関わる最終的なラストワンマイルは人間が必ず責任を負わないといけないでしょうから、そういう仕事は残るのでしょうね。

個人的にはいつか誰か偉い学者さんが生成AIに否定的な見解を示したり、政府が開発を掣肘するような発言(トランプさんなんかはしそう)をしない限り、この半導体相場は終わらない感じがしています。ちなみに生成AIの検索は、Google検索の10倍の電力消費になるそうで、全くエコじゃないですね。

あとREITに関してですが、弱い理由の一つには、世界的な金利上昇、REIT不安もありますけれど、毎月分配型のREIT投信が新NISA積み立て枠から落選したことで、資金流出が続いているという話も背景にあるようです。

最後に雑感として個人的に恐れているのが、これだけ日本株が毎日上がった上がった・・・と報道されているので、株を持っていない人の反感を買って、証券増税論議が出てくるのではないかという懸念。GDPがマイナスでリセッションだというのに、実感無き株高はけしからん・・・という声が増えれば、新型NISAで十分投資の枠は与えているのだから、キャピタルゲイン増税だ!・・・と言いかねない感じがします。それが今一番怖いですね。


新興市場は「中立」。木曜のグロース指数は続落。日経平均最高値更新の目出度い日にすっかり蚊帳の外でした。大型株と小型株の二極化は鮮明です。


ポートフォリオ銘柄】

売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は続伸。半導体が買われる中でも朝方強かったですが、後場は急速に値を消す展開に。それでも陽線を維持しているので、下値切り上げの展開になっています。MACDも好転してきたので、ちょっと買い気が強い感じです。


同じく売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)も続伸。こちらは朝からずっと買われる動きになり、指数最高値更新の原動力になりました。そして日経平均寄与度は遂に11%超え。

先般より指摘しているようにウエートキャップなるものがあり、1銘柄の寄与度は7月末時点で10%を超えられなくなっています。まだ5ヶ月以上あるので「関係あるか!」とばかりの上昇になる可能性は目先十分ありますけれど、逆に意識されて買われなくなる可能性があります。
https://nikkei225jp.com/nikkei/

勿論指数全体が上がれば関係無い話かも知れませんが、特に「その他」の銘柄が下がっている今、これらの先導銘柄のウエイトが益々大きくなります。その場合、まだアドバンテスト(6857)やソフトバンクG(9984)など、次の担い手は残っているのですけれど、寄与度が相対的に低いこれらだけでは限界がありますし、また3月上旬に発表されるであろう日経平均の銘柄入れ替えでは、上位銘柄ほどウエイト低下圧力が大きくなる傾向があります。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。