KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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金曜の日経平均は続伸。前日のNYは小売売上高が予想を下回る大幅な落ち込みだったものの、寒波影響と受け止められたことや利下げ期待感に繋がり3指数揃って上昇。著名投資家によりAppleGoogle株が売られたことなどでマグニフィセント7銘柄は軟調でした。引け後に決算を発表したアプライドマテリアルズが予想を上回る内容だったことで、時間外では10%超の急伸に。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。またまた半導体株など指数寄与度の高い銘柄中心に買い進まれて38865円と終値ベースでの過去最高値38915円に肉薄。一時NYダウを絶対値で逆転する場面がありました。ただ10時を過ぎたところで力尽き、ここまで相場を牽引してきた半導体株が急失速。11時まで売りに押されました。

後場TOPIX中心に買いが集まり、TOPIXの方は前場高値を上回って改めて高値にトライ。ただ38831円で限界となり、14時前で力尽きました。結局前引け水準の38500円辺りでの終了に。TOPIXも前引け水準に押し戻されました。売買代金は6.8兆円台と昨年5月31日の6.9兆円台に次ぐ歴代2位。REIT指数は続落でまた20年以来の安値更新。


投資判断は「売り」。金曜のNYはPPIが予想を上回り、利下げ期待感が後退。長期金利が4.28%に反発し、3指数揃って下落となりました。ウィッチングデーでしたが、商いはやや薄め。マグニフィセント7が売られNASDAQの下落が大きめ。ただNVIDIAはほぼ横ばい。WTI原油先物は79ドルに上昇。それらを受けた日経平均先物は38310円となっており、週明けの日本株軟調なスタートが予想されます。

それでも最近はアメリカ株が牽引し、米日欧の株価が高値を連日更新したお陰で、MSCIワールドインデックスも最高値更新。中国以外の新興国も比較的安定し、必ずしもアメリカに資金を巻き上げられて疲弊している感じでもありません。しかしアメリカはQTが進んでいて、他の国も少なくともお金の蛇口は閉まったのに、こういったまとまったお金がどこから湧いているのやら。今のゴルディロックス的な相場を作り上げています。
https://jp.investing.com/indices/msci-world

日本株に関しては、あくまで指数レベルで語れば大型株中心に上値追いの可能性はあります。「ここまで来たら次の目標は過去最高値38915円だ!」「NYダウとの再逆転だ!」と息巻いている感じは強いですね。確かに過去最高値更新まで指呼の間であり、ここまでの勢いをみるとかなり現実味があります。テレビで連日日経平均が上がっていると言われれば、更なる投資家の参入も呼びそうです。

日本株は様々な問題を内包していますが、結局ドイツDAXも最高値更新波動で、日本株も同様の状況になっています。度々このブログで言及しているように、日本よりもドイツやユーロ圏、イギリスなどの方がよっぽど経済状況や政治的に状況は悪いです。近くでウクライナ戦争が起きてますしね。

にも関わらず上がっているならば、今後事態がもし好転したらどうなるのか、というところを先取るような感じです。インフレだから無条件に株高だ、というのは半分は説得力があります。

しかし、まともに議論すれば実質金利はまだマイナス圏であり、確かにマイナス幅は縮んできてはいるものの、あくまで外からのインフレの輸入で渋々上がっている形。内需好調の良いインフレでもなく、じゃあ海外のインフレが収まったら日本はまたデフレに戻るのではないかという懸念があります。

先週は特にアームの暴騰を受けて寄与度の高いソフトバンクGが上がったことや、内田副総裁の話をきっかけに突然火柱を上げる展開になりました。私の相場哲学として「材料は後付けで、その時の市場の行きたい方向に向かって進む」というものがあるので、今回も正にその感じで都合良く使われた印象があります。

翌日植田総裁が全く同じ話をしても無反応だったのは前日で織り込まれたからとしても、そもそも内田副総裁が奈良で発言する前に、公表されている1/31の日銀金融政策決定会合の主な意見の中で全く同様の内容が示されていました。何を今更という感じです。やはり翌日にSQを控え、アームの大幅高もあってソフトバンクG(9984)や半導体株が買われたことで、買い方が「もうワンチャン出て来た」とばかりに買ってきたと見るのが妥当です。
https://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/opinion_2024/opi240123.pdf

まあ私がどれだけ「おかしい」「理屈に合わない」と言っても、株価が上がっているという結果が全てです。


新興市場は「中立」。金曜のグロース指数は続伸。特にCore指数が6.8%の大暴騰。GNIG(2160)が決算を受けて連日の急騰となった他、ウェルスナビ(7342)、サンウェルズ(9229)、JTOWER(4485)といった構成銘柄が軒並み大きく買われました。全体としても6割弱が値上がりでしたが、これらの牽引が強かった格好。この辺りが変化に繋がっていくのでしょうか。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は反発。大手損保が持ち合い解消を行うということで、資本効率の向上から急騰。そういった保険株買いの流れに同社も乗れました。無事2/14の急落で空けた窓を埋め、次は昨年9/19の急落で空けた窓655円を埋めに行く流れに期待します。


売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は続伸で実質的な最高値更新。引き続き日経平均がグイグイ買われる展開に合わせて、同社も買われる展開になっています。ただ日経平均の寄与度が10.92%に上昇。東京エレクトロン(8035)と2社で20%を占めており、独禁法違反とも言えますね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。