KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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本日の日経平均は続落。前日のNYはFOMC議事録において参加メンバーのタカ派姿勢が意識されたことで3指数揃って続落。長期金利は一時4.28%を付け、今年の高値水準を更新。ハイテク株への売りに繋がりギガテック系中心に売られNASDAQは1%超の下落。半導体関連株指数のSOX指数も2%超の下落に。VIX指数は16.8ポイントに小幅高。WTI原油先物も80ドル割れ。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ドル円が146円まで円安が進み、今年の高値を更新。ただそれが好感されることもなく「円安、株安、債券安」のトリプル安の形。その後も断続的に売りに押され31400円割れ。売買代金は10時15分時点で1.2兆円台と活況。


投資判断は「売り」。中国不安に関しては昔からアメリカ株にはあまり悪影響がありません。また利下げという形でひとまず当局の対策が出ましたけれど、株式市場はあまり好感していない感じで中国株は続落。

一方で今回新たにアルゼンチンの政情不安という話も出てきました。アルゼンチンのトランプと呼ばれるミレイ氏(一応経済学者とのこと)が予備選で首位。「中銀を廃止しろ」と過激に訴えており、今回の動勢に呼応するようにアルゼンチン中央銀行は通貨ペソを18%切り下げ、政策金利は118%に。債券と通貨が売られ、またぞろ新興国リスクが出てきた感じです。まあ今更アルゼンチン債を持っているまともな機関投資家はいないとは思いますけれど。

決算も一巡し、日経平均のEPSは結局1ヶ月前と比べてちょっと減った程度。ファンダメンタルズに大きな問題があったわけではありません。ただ半導体関連株中心に、これまでの期待値が高過ぎた反動が出ている形。
https://nikkei225jp.com/data/per.php

本日はアメリカではウォルマートアプライド・マテリアルズの決算。

18日(金)はアメリカのウィッチングデー。規模の小さいものですが、需給の転換に繋がる可能性があります。

足元で特にSOX指数の下落が顕著であり、そうなってくると寄与度の大きい日経平均は特に上値が重くなります。中国の団体旅行解禁話でインバウンド関連は買われたものの、指数寄与度という面では弱く。そもそも日本経済全体に与えるインパクトも限定的ですし。決算シーズンも終わりましたし、業種別で特に好不調が分かれてくる感じだろうと思います。

インバウンド関連に関しては、個人的にはもう織り込んだのではないかと見ています。中国の団体客が解禁されるのも時間の問題でしたし、そもそも中国経済が不安定化している中では以前のような爆買いパワーは無いのではないでしょうか。コロナ前よりも円安ですし、当然悪い話ではありません。ただコロナ前と同じというわけにはいかないでしょう。

8/10の空売り比率が37.7%と8/1の37.9%を下回り今年最低。8/1も売買代金が4兆円超えだったので、元々売買代金が高いと低くなりがちの傾向はあるものの、当時より更に低下したような形。

先週木曜はオプションSQでもありましたが、過去の経験則ではむしろ空売り比率が高くなる傾向があるので、実質的にはより低いとみられます。8/1もほぼ高値引けだったことを考えると、株価の動きもそのパターンを繰り返す可能性があります。

ドル円は6月戻り高値を超えてきたことで、また当局による牽制発言→円高により株が崩れるリスクがあります。

日本の長期金利も引き続き警戒です。幸い、債券市場自体はほぼほぼ日銀の価格統制下にあるので崩壊の心配はありません。ただ急激な変動は許さずとも、少しずつの金利上昇を許容しているのは事実です。

よく日本は借金が多いから簡単に利上げできないという論調がありますが、それは一つ確かなことではありますけれど、逆にインフレに持って行くことで借金の実質的な価値を目減りさせる方法もあるわけです。事実、インフレにより税収は過去最高。勿論あちこち税率を引き上げていることもありますが、本質的にはインフレにより利益が出やすくなっている企業体質があります。

個人的に心配しているのが、またいつのタイミングで証券税制引き上げの話が出てくるか。足元で岸田内閣の支持率が最低水準にまで低下している中で、上げることで国民の支持を得やすい証券税制の議論が出てくる恐れがあります。株も上がっているし、別に上げても構わないだろうという安直な誘惑に引っ張られないかどうか心配です。

本日また最新のものがでてきますが、8月第一週の投資主体別売買動向では外国人投資家が現物を188億円の買い越し。一方、先物は4,030億円の売り越しということで、差し引きで大幅な売り越し。また信託銀行も1,822億円の売り越し(先物は480億円買い越し)ということで、引き続き年金のリバランスが続いている形。


新興市場も「売り」。本日のグロース指数は続落。なお第一週のグロース市場の外国人投資家の売りは30億円ということで、落ち着きましたがまだ続いています。

昨日もCore指数が反発したのに下落しており、その他細かい銘柄が相当に弱かった感じです。まあCore指数の寄与度の高いGNIG(2160)やメドレー(4480)の決算を受けた上昇が大きい一方、意外にCore指数に入っていないフリー(4478)の下落が響いた形。決算を受けて急落している銘柄が目立っており、陰の極感はあるのですが。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は続伸。昨日はいちよし証券大和証券の2社による目標株価引き上げがあり、急落地合の中で逆行高。本日もその余熱が残っています。何とか75日線を下値に踏み止まった形。明らかに1Qを契機に流れは変わったと思っているのですが。


北陸電力(9505)は反落。前日はこちらも急落地合の中で逆行高でしたが、本日はその反動が出た形。しかし今夏は猛暑の割には電力各社の供給予備率が逼迫して大変・・・という話が出ていないですね。電力はもう足りているのでしょうか。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。