KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

NASDAQは20年以来の12000ポイント割れ

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日経平均は金曜反発。前日のNYはFOMCの結果を受けて、示された利上げペースではインフレ抑制に不十分との見方から3指数揃って大幅反落。GAFAM系中心に大きく売られ、NASDAQの下落率が5%とコロナショック以来の大幅安に。長期金利は3.1%を付けバイデン政権下の高値更新。VIX指数は31.2ポイントに上昇。OPECプラスによる追加増産見送りでWTI原油先物は109ドルに上昇。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただ連休前2日の安値を下回ったところで間も無く下げ渋り、2日終値辺りまで値を戻しました。ドル高が進んでドル円がまた131円に接近してきたことで、日本株の割安感が強まった印象。その後は戻り待ちの売りに押されましたが、前引けにかけて買われて前場は高値引け。

後場は一段高に。外国人旅行者に対する水際対策緩和方針が伝わり、インバウンド関連株中心に買い戻しが入りました。27000円を回復し、その後は27000円を挟んだ推移でしたが引けでは27000円を回復。売買代金は3.4兆円台と活況。TOPIXは9時20分以降ずっとプラス圏をキープし強い動き。REIT指数も引けではプラスでした。


投資判断は「中立」。金曜のNYは雇用統計において失業率が予想を上回る3.6%となって平均時給の伸びも予想を下回ったことなどで更なる高値懸念が後退し、ダウは一時プラ転したものの結局3指数揃って軟調長期金利は3.14%まで上昇し、またバイデン政権下の高値を上回りました。VIX指数は30.2ポイントに低下。それらを受けた日経平均先物は26800円となっています。

荒れるアメリカ市場ですが、いずれにせよ投資家にできることは、その与えられた環境の中でどうやって最大限の投資パフォーマンスを出していくかを考え実行していくということ。変化に対応していくということ。私のように岸田首相の無為無策に嘆いてばかりいても状況が変わるわけではなく。どうしようもなければ日本株から離れれば良いですし、そうでないならば自分にできる対応策を考えていくしかないでしょう。

大前提として投資は続けていくべきだと思っています。物価に関して日本は昔のようなデフレにはもう戻らないでしょう。であるならば実質的に価値が目減りし続ける現金を保有し続けるのは愚策であり、物価高に嘆いて文句だけ垂れて何も行動しないのも愚策。給料や年金などの固定給は確保しつつ、余剰資金を無為に寝かしつけておかないのが肝要でしょう。

随分ザックリとした物の言い様をすれば、日銀はトヨタ(7203)を始めとする大企業との心中を決意したと言えます。世界で戦う意思のない企業や、世界の流れについていけない企業は切り捨てる、という覚悟がこの一方的な円安進捗でしょう。時価総額30位までの上位で完全内需と言えるのはNTT(9432)など通信各社くらい。

ドル円は今回の日銀金融政策決定会合を受けて一気に131円まで円安が進んだわけですが、たった二ヶ月で16円も円安が進みました。スピード的には実はトランプ大統領が選挙で選ばれた16年11月から一ヶ月間でやはり16円程進んだ当時に比べればマシです。また黒田バズーカ第二弾が発射された14年8月から11月までの3ヶ月半で20円弱円安が進んだこともあり、現段階では未知の体験でもありません。本当にこの辺りで収まれば、ですが。

とりあえず金曜までの結果としては130円割れまで落ち着いて一服。長い目で見るとこの政策が続く限り135円、いや140円と円安が進んでいくことは十分考えられますが。

アメリカも水曜大きく上昇しましたが、実態はFacebookなどここまで売られた銘柄の買い戻しが主体。なので改めてあっけなく下落しました。Appleが予想を上回る決算数字を出しても売らましたし、Amazonは決算後14%超の暴落で06年以来で最大とか。メガテック売りの流れが引き続き止みません。昨年のレバナスブームで過剰に持ち上げられた分の反動もあるのでしょうね。

自社株買いも高水準で出ているのに下がっているのは深刻ですが、アメリカは決算も概ね一巡。一方、例えばCNNの「fear&Greed Index(恐怖と欲望指数)」は弱気の数字を示していて、今更ここで「景気が悪くなる」とか「利上げが怖い」と売ってくる人はいないだろうというような状況でもあります。
https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed

中国では上海ロックダウンが部分解除。半数近くは外出できるようになったということですし、ウクライナ戦争も5/9のロシアの戦勝記念日で一区切りつく可能性などもあり、最悪の状態から脱しつつあります(逆に宣戦布告して今からが本番だと宣言する可能性も指摘されていますが・・・)。

一方、日本は金曜に強い動きを見せましたが「出尽くし感」が足元の株価上昇の源泉。日本でも空売り比率が4/27に50%を超えましたが、そこからの買い戻しにしばらく勢いがあると思います。上手くいけば200日線ある28000円辺りまで行けるのではないでしょうか。

一方、その効果は大体2週間くらいですから、決算が概ね出揃う5/13のSQが戻りのピークで、その後また下値を探る展開を想定します。いずれにせよ、短期的に目先は比較的楽観に見ているという感じです。アメリカ株が下落しても、円安に支えられて日本株は相対的にパフォーマンスがマシだと思います。

4月第三週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を2380億円の買い越し。先物は1168億円の売り越しということですが、差し引きでは買い越しという形。信託銀行の売り越しも114億円に止まっていて、ようやく年金による売りも一巡してきたような感じです。

ともあれ「2日新甫は荒れる」という格言がありますが、5月は波乱必至な感じではあります。


新興市場は「やや買い」。金曜のマザーズ指数は続落。NASDAQの急反落を受けて全般的にグロース株売りの気運が高まる形に。メルカリ(4385)が改めて大きく売られ押し下げました。売買代金は839億円と低調で、上位2社で半分を占める偏重ぶり。来週もまだマザーズは決算を控える銘柄が多いので、手がけにくい時期にあると思います。


ポートフォリオ銘柄】

日本電産(6594)は続落。金曜引け後には自社株買いの途中経過が伝わり、4月ラスト5営業日で丁度50万株取得していました。一日10万株ペースで購入していくと、株数ベースでは残り50営業日(約2ヶ月)で買い切る計算。その間に何とか下げ止まり→反転へと繋げたいところです。


Deere & Company(DE)軟調。弱い動きが継続しています。S&Pなどは辛うじて100日線をキープしており、同社も370ドルの下値は維持。ただ正直割り込むのは時間の問題かも知れません。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。