KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

日経平均は終値で7月以来の高値!

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金曜の日経平均は反発。前日のNYは新規失業保険申請件数が予想以上に悪化して利上げ観測が後退も、シスコシステムズウォルマートが決算を受けて大きく売られ高安マチマチ。ウォルマートが10月後半から特に個人消費が落ち込んだとしたことで、WTI原油先物は73ドル割れまで急落。また引け後に半導体大手アプライド・マテリアルズに対中輸出規制違反で刑事捜査と伝わり、同社が時間外で急落。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただ前日同様に間も無く売りが一巡すると切り返しプラ転。33500円を回復しました。その後は上値が重くなりまたマイ転、そこからまた33500円を回復するとマイ転・・・と繰り返し、前場は前日終値近辺で終了。植田総裁が「ETFの売却は金融緩和の出口が見えたところで処分の方法を考える」と発言したことが警戒されました。

後場は寄り付きを安値にじり高基調。為替が円安方向に振れTOPIX前場高値をあっさり上回りましたが、日経平均の方はしばらくは前場高値を意識した展開。ただTOPIXがじりじりと上がっていく中で日経平均も上値を突破すると、ほぼ高値引けとなりました。TOPIXは完全に高値引け。売買代金は3.7兆円台と活況。REIT指数は反落でした。


投資判断は「売り」。金曜のNYは長期金利が4.44%と低位安定する中で、ドルが売られドル円は149円手前まで円高進捗。株はウィッチングデーの中で小動きに終始し3指数揃って小幅高。アプライド・マテリアルズが決算を受けて売られたものの、その他半導体関連株が踏ん張り半導体株指数のSOX指数もプラス。それらを受けた日経平均先物は33520円となっています。

アメリカのCPIに関しては、案の定の低下。ただ個人的に予想以上だったのは株価への反応です。これくらいは織り込んでいたと思うので、金利反応も大きく無いと思っていたのですが一気に下がりました。そうなってくると(債券価格が上昇すると)先に示したように、機関投資家のリバランスが株買いに出やすい地合なので買われるのは道理。逆につなぎ予算の成立を受けても金利があまり下がらなかった点は意外でした。

FRBとしては「金利が高いから、FRBが利上げしなくても景気減速するので、もう利上げ無しでもいいかな?」という具合だったのが、金利が下がってくるとそうもいかなくなってきます。ガソリン価格も低下中。なのでインフレ圧力の低下から、最近少しタカ派寄りの発言が出て来ています。

そして日本はGDPが悪くてもMSCIからの除外が多くてもグイグイ買われる展開に。前者はまあその後の経済対策期待に繋がるケースがままあるので、後者は事前に織り込まれていたことに加え、あくまで個々の銘柄の問題として片付けられました。除外銘柄は京王電鉄(9008)や日本ガイシ(5333)といったところが売られる形。

日経平均アメリカのCPI発表翌日に今年最大の823円高となりましたが、実は昨年の11月のCPI翌日も大きく買われ、当時も817円高。ほぼ同じだけ上がりました。まあ今年の方が株価水準が高いので、上昇率では昨年の方が大きかったのですが。元々11月の季節性的に株が買われやすい地合なので、好材料には反応しやすいということでしょう。

日経ダブルインバース(1357)は上場来安値更新。一方、日経レバレッジ(1570)の方が最高値を更新していないことから、これらのレバレッジ商品が時間的低減性のある商品であることがよくわかります。個人的には何故ダブルインバースがあるのにレバレッジ逆日歩まで払って売る人が居るんだろうなと思ったりもしていましたが、少しだけ理由がわかったような気がします。

一方、プライム市場の年初来高値更新銘柄数は65件と意外に少なめ(安値更新は30)。まあTOPIXの方は9月高値に比べてまだ2%ほど距離があるのですが、銀行株が強かった最近までは100件以上ある日も多かったので、足元の強さは半導体ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクG(9984)など、一部指数寄与度の高い銘柄に資金が集中した結果だと言えます。

なんだかんだで決算シーズンを通過して日経平均のEPSも1ヶ月前に比べ1%程上がりました。トヨタ(7203)の上方修正に代表されるように、円安が大きく企業の利益を改善させたのが一因です。
https://nikkei225jp.com/data/per.php

為替に関してはドル円ばかり気にしている間に、ユーロ円が今週164円を付けました。ユーロ円は最高値が168円なので、段々と更新に現実味を帯び始めています。

訪日外国人観光客数は10月コロナ前超えを達成。中国人観光客が戻らない一方で韓国が4年前に比べて3倍に増えており、日韓の雪解け感が鮮明になっています。先月の日経でも「日本人の韓国語受験が初めて中国語を上回った」と報じられており、脱中国の動きが国民の交流レベルでも明らかな感じ。
https://www.jnto.go.jp/news/20231115_monthly.pdf


新興市場は「中立」。金曜のグロース指数は反落。金曜も早々にマイナス圏に沈んで弱い動きでしたが、13時以降は下げ渋りプラス圏に浮上。最後は大型株相場同様に後場の高値で引けました。11月第2週の投資主体別売買動向では外国人投資家が現物を83億円の買い越しということで2週連続。11月に入ってから外国人投資家の方針も変わってきたようです。ただその割には弱いんですけれど。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は反発。200日線との攻防が続いています。下方に空いている大きな窓(548円~561円)を残したままというのが気持ち悪いので、個人的には早く埋めて欲しいところですが。

巴川製紙所(3878)は続伸。ようやく75日線まで戻して来ました。足元で半導体関連株が買われる動きになっており、同社も半導体関連株の一角として見直し買いの動きも。いつまでもこんな低位に甘んじている株ではないと思うのですが。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。