前回のおっさん旅話の続きです。
あいの風とやま鉄道生地駅から徒歩10分くらいで、YKKの見学施設「YKKセンターパーク」に到着すごくキレイで洗練された広い敷地に、2つの資料館が並んでいました個人的には工場見学もしたかったのですけれど、次に行く牡蠣のお店の予約時間の都合上、1時間程度しか時間がありませんでしたというわけで、この資料館のみの見学です。
資料館に入ると、受付の女性に見学の概要の説明を受けます。中もすごくキレイで新しい感じなのですが、どうも見学客は我々3人しかいません電気代や暖房コストを考えると、全然割に合っていない感じです。大丈夫なのでしょうか?
余計な心配はさておき、最初は映写ルームからスタート。YKKの様々な施設の外観を、YKK会長の娘で地元で歌手をやっているTomomiさんの歌をバックに延々と流れますうーん、正直これはどうなんでしょう?程々に観て、次のゾーンに移ります
YKKの歴史、同社の製造するファスナー、建材、窓などの製造過程、使われている製品の紹介、トリビアなどなど。大体2~30分で見て回れます
次にもう一つ向かい側にある別の資料館に行ってみると、そこでは昔のファスナー製造機が展示され、プロジェクトXバリにどうやってファスナーから建材へと展開していったかの物語が映像で紹介されていました。当時延圧が主流だったアルミ加工において、押出の機械を購入することを決断し、それが成功して建材部門で第二の成長を遂げた・・・ということでした。個人的にはこちらの資料館の方が好きですね。
あと、戦後まもなく若い女性が手作りで一つ一つファスナーを作っていた映像も出ており、手作り体験もできるようでしたが、これは要予約ということ。そもそも我々は時間が無いので省略
喫茶店などもありましたが、こちらも客は誰もおらず、店員さんが寂しげにお皿を延々と拭いていましたうーん、大丈夫なのでしょうか?(つづく)