KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

竹富島へtake to me! その1

↑このタイトルを思いついた時「俺ってすげーなー」と自画自賛したのですが、ググってみたところ腐る程出てきました(-。−;)

それはさておき、竹富島のご紹介。竹富島石垣島のお隣にあり、波照間島同様珊瑚で出来た島。一周9kmの小さな島で、一番高いところは展望台の24m。家々は全て平屋の赤瓦でシーサーが乗っており、新築を建てる場合も必ずそうしなければいけないのだとか。

塀は石を積み上げて作られたもので、ハブが塀に住んでいる事があるから、安易に寄りかかったりしない方が身のためだと。また島の道に敷かれている白い砂は台風などが来たら飛んでいってしまうため、住民が砂浜からかき集めてきて、道に撒いているとのことでした。そうやって観光業メインとして成り立っている島の景観は保たれ、我々を迎えてくれているのです。

正直石垣島の港周辺は都会化しており、イマイチ物足りない印象を受けた我々にとって、原風景が残っている竹富島やその他の小さな離島の島々はまさに求めていた景色でした。そう、こんな光景を体験したくて、我々は南国への旅行を決めたのです(^^)

竹富島に着いた我々は、早速港に泊まっているグラスボートに乗り移って、竹富島の海を堪能することになりました。沖縄本島石垣島の海もキレイですが、前述したように原風景が残っている竹富島の海はもっとキレイなはず。こういう離島の珊瑚礁も最後に見ておきたいと思いました。

ところが20人ほど乗れるグラスボートに乗客は我々2人だけ(・・;)シーズンから少しズレている平日という事もあって、貸し切りといえば聞こえは良いのですが、ガイドのおじさんの存在を非常に近くに感じ、何か我々のためだけに船を出してもらうのは気が引けるからキャンセルしたいくらいでした。

とにもかくにも船は予定通り出発。おじさんはまるで他にも乗客が居るかのように淡々といつも通りの観光案内を我々二人に続けていきます(・・;)なんか気まずい感じ・・・

お陰で見れた海底は、確かに珊瑚やら熱帯魚やらがたくさん居て、異世界の風景を垣間見れました。ただやはり初日に沖縄本島でも見ましたから、そんな格段に違うという事もありませんし、感動も少し慣れたものになってしまっています(・・;)

それでもガイドのおじさんが「どう?竹富の海はキレイでしょ?」と得意満面な感じで押してきますから、私も「うわー、すごいね」とか「キレイだねー」とか必要以上に言葉を発して感動を表現していました(;^_^A

そんなやりとりがありまして、わずか30分程度の体験でしたが、何かいきなり疲れてしまいました(-。−;)混んでいるのも疲れますが、人っ気が無いのも色々大変やなーと思いました。(つづく)

さて、混み混みの日経平均は本日反落。昨日のNYダウは軟調。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行したものの、後場アジア株の堅調さを背景に切り返して一時8000円回復。しかし8000円からの上値は重く、売りに押されてマイナス圏に逆戻り。結局下値の方で引けてしまいました。

投資判断は「買い」に。概ね日柄調整を経て、相場の雰囲気も落ち着いてきているのではと思われるため、とりあえず短期的ながらも買いとしました。まず一番の要件はアメリカで発表される指標にチラホラ良い内容のものが出始めたこと。または内容が悪くとも、予想よりはマシな内容となっていることです。今までは何かにつけて総悲観でしたが、まず中古住宅販売関連に底打ちが見え始めています。先日発表された12月の中古住宅販売成約指数が前月比6.3%上昇ということで、一昨日のNYダウの上昇要因となりました。

一方アメリカと言えばオバマ大統領の求心力が弱まるような話として、既に3人目の長官の辞任となる厚生長官の納税漏れ問題がありました。最初の100日が大事とされる新大統領にはいきなりの試練ですが、今が世界景気の正念場ですから、すぐに巻き返して欲しいところではあります。

またバイアメリカン条項という時代に逆行した政策が上院で修正可決されました。ただ何とか他国に配慮した形で決着が着きそうですし、どうせ条項としなくとも、どんな国にもナショナリズムが多かれ少なかれありますから、結局なるべく自国のものを買うようになるものです。ですからこの辺りは特段株式市場では材料視されないでしょう。

あと、公的資金を受ける企業の役員報酬に制限を設けるとしていますが、正直これは逆効果なのではないでしょうか。多分企業の役員は自己の報酬欲しさに公的資金の受け入れを拒んで会社を潰す事になりそうだからです。リーマンのCEOが巨額の役員報酬を取って辞めたように、日本の企業と違ってアメリカの役員は色んな会社を渡り歩きますから、その会社への思い入れなんてほとんどないのが実情です。政策自体は人気があるでしょうが、効果の程は疑問です。

日本市場の方は来週末にSQを控えています。この辺りの思惑も色々ありそうですが、テクニカル的に一目均衡表の雲のねじれた部分を迎えています。ストキャスも好転してきましたし、短期的には買いのシグナルが出現。また昨年10月安値と1月安値を結ぶ下値支持線を割り込まずに、一方上値抵抗線は昨年11月高値と1月高値を結ぶ事によって出てきますが、このボックス圏での下限となっていることから、割安感も出てきているようです。

ただ一昨日といい本日といい、上値をなかなか追い切れない事も確か。日本綜合地所(8878)が引け後に会社更生手続を申請して今年最大の破綻(と言っても今年はまだ始まったばかりですが)となっていますが、これは不動産関連銘柄に対するマイナス要因だけに止まり、市場全体には拡がらないでしょう。

今まで売られてきたハイテク・自動車関連が底打ちつつある一方で、今まで買われてきた内需関連が売られており、両方一遍に上がるという事にならないのが今の相場のウィークポイントです。それでもガクンと下げずに年金やオイルマネーの流入が噂されるような環境で下支え感があるところが底堅いとも言えましょう。明日からの動きに目先注目してみたいところです。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に軟調。ただ最近色々なところから「そろそろ新興市場が良いのでは」という声が聞こえ始めており、明らかに今までと雰囲気が異なる感じが漂っています。ダレてる感じは否めませんが、ヘラクレス指数もマザーズ指数に続いて一目均衡表の雲の上をかろうじて進んでいます。あとは日経JASDAQ平均のみ。

ソフトバンク(9984)は続伸。引け後に第三四半期決算を発表。営業利益段階では過去最高益となるものの、その他の数字はマイナスでパッとはしない印象。株価的には中立と思われますが、その中で光る材料はフリーキャッシュフローが100億円上方修正の1500億円となったこと。手元資金が不足しているのではないかと不安がられて一時期急落した事もあった同社ですが、その懸念を払拭する良い材料だと思います。

孫社長が言っていたように、今年で衝撃的なホワイトプランを発表して2年が経過し、割引負担が減ってくるのは良い増益要因だと思います。テクニカル的にはストキャスも好転して、一気に上がるというよりはジワジワ上がっていく感じになるでしょう。

メディカルシステムネットワーク(4350)は大幅高で寄り付きはストップ高。昨日発表された決算は薬価改定などが響いて増収減益だったものの、同時に発表した自社株買いが好感された模様。正直これでトレンドが変わるとは思えませんが悪い話ではありません。とはいえ本日は陰線を引いてしまって、上値にしこりを残してしまい嫌な感じになっています。もうしばらく低位もみ合いが続きそう。

SEH&I(9478)は反発。こちらは本日引け後に決算を発表。何とか子会社の好調を背景に売上と経常利益は増でしたが、最終利益は減でした。個人的に期待していた自社株買いがなかったのが残念。株価的には中立で、こちらもしばらくこの辺で揉み合いが続きそう。

日本リテールファンド(8953)も反発。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が来年度から不動産ファンドにも投資する方向で検討を開始と報道があり、プラス材料として捉えられる格好に。テクニカル的にも下値を切り上げて上昇しており、環境は悪くありません。

昨日の寄り付きポートフォリオ入れとなったエルピーダメモリ(6665)は続伸。昨日早速日経一面で公的資金要請報道があって急騰しましたが、タイミングが少し悪かったですね。もう一日遅れてくれれば、良いタイミングで買えたのですが。更に本日は台湾が株式の取得を検討していると報道され一段高。更に引け後に台湾当局から「否定はしない」と報道があって、PTSで買われています。

折角ポートフォリオに入れたのですが、本日高値で既に743円まであり、ほとんど目標を達成してしまったので、明日の寄り付きで早くも売りとします。もう少しお祭りに付き合っても良いのですが、短期資金が中心で逃げ足も早いと思われます。明日決算発表で材料出尽くし感も出そうなので。

代わりにといっては何ですが、テクニカル的に近い銘柄としてコニカミノルタ(4902)を買いポートフォリオに入れたいと思います。こちらは信用倍率も圧倒的な売り長で、じわりじわりと売り方の買い戻しを誘いながら上昇していけそうです。目標株価はとりあえず1000円としておきますが、正直1200円程度まで望めそうな程上値余地があります。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→712円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→197300円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1379円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→79900円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→748円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433円→221円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478)span> 5月28日より 13000円→8690円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→103円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→413000円 目標55万円

JUKI(6440) 11月20日より 99円→82円 目標140円

エルピーダメモリ(6665) 2月3日より 659円→678円

売り銘柄

セブン銀行(8410) 1月24日より 291000円→269000 目標20万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。