KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

日経平均15500円回復!

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日経平均は本日続伸。先週末のNYが弱く、為替が円高傾向に振れる中でもしっかりした買いが入り、1月以来の15500円台を回復。その後も高値圏をキープしつつ、後場の値幅は30円という凪状態でした。売買高は19億株台、売買代金は1.6兆円弱と引き続き低水準でした。


投資判断は「中立」。前回「月曜は金曜引け値水準でのスタートが予想されますが、その後は売り方の買い戻し玉が整理されてしまったことで、ちょっと売られる展開も想定」としましたが、全然しっかりした値持ちでした。

日経・TOPIX共にチャート的にMACDが今週中には揃って好転しそうですし、ストキャスは好転。ボリンジャーバンドは+2σが拡大してきましたし、25日線も上回っています。日経平均終値ベースで直近高値を抜けてきたので、売り方は降参の流れのはずです。ところが海外が弱く、節目突破から上値を買い上がる動きも見られません。正直チャートだけで買い転換とはなかなか言えません。

今週のイベントは結構重要で、主なものは

29日(火)アメリカ7月消費者信頼感指数
30日(水)日本鉱工業生産指数速報、アメリカ4-6月期GDP速報値、FOMC結果発表、ADP雇用統計
1日(金)アメリカ雇用統計、7月ISM製造業景況指数、7月ミシガン大学消費者信頼感指数

という感じです。こうして見ると水、金が特に要注意ですが、一応FOMCは今までの流れを踏襲すると思われるので良いとして、今回日程的に結構色々な指標が詰まっている印象を受けます。このうちの何かが地雷で高値更新を続けるアメリカ株の利益確定売りの引き金を引くかも知れない、と思うと、やはり日本株だけ手放しで楽観的になりきれない怖さがあります。

それ以外にも月末の31日には460件の決算発表が予定されていて、今週一週間では1000件以上が予定されています。あと例のアルゼンチンのデフォルト期日がまた近づいてきました。ただこれはもう規定路線と言いますか、株価には十分織り込まれているものと思われますから、基本的には無視して良さそうです。これとFOMCは無風として良いのかも知れませんが、まだ15500円を終値で抜けたからといって付いていくのは危険な感じがします。

個人的にはこの15500円台を付けてきたことがむしろ「撒き餌」的なイメージもあるので怖い感じです。アメリカもドイツも上値追いが続いているなら素直に買いで良いと思いますが、アメリカはともかくドイツが弱いです。執筆現在も下げが続いており、不安感は募るばかり。

ともあれ為替や海外動向に左右されないのが日本の強さだ、と言えれば良いですけれど、先々週の投資主体別売買動向を見ても信託が売り越しており、外国人が一番の買い主体というのもちょっと腑に落ちません。月が変わって変な反動が出なければ良いと思うばかりです。


新興市場も「中立」。本日は両指数共にしっかり。マザーズ指数は指数寄与度の高いサイバーエージェント(4751)が引き続き弱かったものの、ミクシィ(2121)が大幅高と勢いが止まりません。引き続き東証1部が決算シーズンに突入して買い手控えが出る時期ですから、大体新興市場資金が入りやすい頃合いではありますし、為替の円高の影響も直接受け辛いので、しっかりした展開が続きそうです。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は続伸。本日は特に銀行株が買われましたが、同社も25日線まで一気に戻す流れに。なんだかんだで呼び値が銭単位になったことで、短期値幅狙いの個人投資家も参戦しやすくなった様子です。ただこれだけ市場全体の商いが薄い時に、メガバンク資金を奪ってしまうと、ちょっと市場全体には悪影響な印象も受けます。

チャート的にはMACDパラボリックが好転してきて一目均衡表でも雲の中に入ってきたので一旦底入れの兆し。目先200円台のキープに期待。


三井海洋開発(6269)は続伸。本日は相方の日本海洋掘削(1606)もしっかりの動きで、原油価格が一服の割には海洋資源開発関連は強かったです。地政学リスクは単に受け手側の我々が慣れただけで事態は一向に解決しておらず、この辺りは引き続き油断ならないでしょう。


キッコーマン(2801)は続伸でまた上場来高値更新。そして前回の予告通り本日の寄り付きで利食い終了となりました。ディフェンシブ銘柄のクセにボリンジャーバンド+2σを抜けて上がってきていますから、さすがに短期的には一旦利食いの場面が出そうです。ただ自社株買いも続いていますから、需給は相変わらず良い流れです。


【注目銘柄】
東京製綱(5981)は続伸で年初来高値更新。こちらは先般も取り上げましたが、本日180円タッチの場面がありました。終値ベースでは昨年9月以来の高値水準になっており、先高感が強くなっています。

昨年から180円が強力な上値抵抗帯になっていますが、低位株の値幅取りの動きが活発化すればあっという間に突破できる勢いを持っています。国内外で高層ビルの建設需要からエレベーターのロープ需要も大きいようですし、材料は巡ってくるパターンから再度江東区のロープウェイ建設構想が再度ブリ返されたりするんじゃないかなと思ったりしています。引き続き注目。


フリークアウト(6094)ストップ高比例配分で上場来高値更新。こちらは昨日配信の有料メルマガで取り上げましたが、買値にわずかに届かず上がって行ってしまいました。残念。

折角なので、取り上げ根拠を以下に掲載して有効利用します。

「△フリークアウト(6094) 東証マザーズ 売買単位100株
6990円 出来高818700株

7/28買値 6900円以下
8/8までの目標株価 8000円


【評価】
業績    △
テクニカル △
需給    △
同業他社比 ×
その他ポイント 独特のビジネスモデルからの成長性、直近IPOが無いこと


インターネット広告におけるリアルタイム広告枠取引を行う。今期は増収減益の見込み。システムの開発、人件費の増加、本社移転費用、上場費用などが嵩むことで利益を圧迫する。ただ先日発表された第三四半期決算では通期見通しの営業利益を既に超過。今後の上方修正に期待が持てる展開に。

広告が消費者に見られた瞬間に入札制で広告枠を自動売買するという独特のシステム(RTB)で先駆しており、この分野では国内ナンバー2の位置に。ネット広告市場は年率8.1%の伸びで拡大し続けているが、その中でRTB市場は年率39.1%の騰勢を見せており、ネット広告の中でも13年現在で12.1%のシェアに過ぎず伸びしろが大きい。先日のゴールドマンサックスによるレポートでは「中期的に売上は10倍、営業利益100億円が狙える」と強気で、今後ネット広告業界の中での台風の目になるものと見られる。

テクニカル的には上場後に下値を切り下げる展開にはなってきたが、先般の決算を受けて5日線を上回り、また上場後の平均値6407円を上回っていることで、上値は開けているところ。金曜は終値ベースで上場初日に次いでの高値となってきている。パラボリックやストキャスは好転。

需給的には初値水準、また最も出来高が膨らんだ2日目の水準を概ね下回っていることで、やや上値にしこりが残っている印象。信用買い残は差し引き49.3万株で、足元の出来高との比較では返済売りをこなせるレベルで、まだ買い残が積み上がる余地もある。また足元でIPOが当面予定されていないことから、直近IPO銘柄に短期資金が入り込む余地がある。

今期は最終利益予想が極めて0に近いため、予想PERは22548.4倍。PBRは34.7倍と、直近IPOらしく明らかに割高水準。予想ROEも0.1%と低い。配当は無配。

買値は金曜に大きめの上昇があったため、反動を見込んで下値で拾う形で。目標は上場来高値更新を見込んで。損切りは買値から5%程度下の水準で適宜」


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。