KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ドル円105円突入で上値追い!

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日経平均は本日続伸。レイバーディ明けのNYは高値で利食いの動きが出て軟調。一方NASDAQ電気自動車テスラモータースが目標株価引き上げを受けて上昇したことで年初来高値を更新。icloudの流出問題があったAppleも何食わぬ感じで高値を更新しました。

それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ドル円が105円に乗せたことで、一気に買いが入る流れになりました。ただ寄り付き後は高値圏での小動きに終始し、前場は40円弱の値動きに止まりました。後場もその流れを引き継いだスタートになりましたが、14時前に組閣人事が発表されると円高に振れ、やや値を消す展開に。

結果プラス圏は維持したものの、ドル円は105円を割り込んで高値陰線となりました。出来高は24億株台、売買代金は2兆円越えと、久しぶりに膨らみました。


投資判断は「やや売り」。今週前半は手掛かり難の中で、個別株物色が引き続くじり高程度・・・と思っていたのですが、突然堰を切ったような円安が雰囲気を一変させました。昨日9時半頃に104.40円の高値を付けるとその後は円買いポジションを張っていた投資家の損切りの買い戻しが入り、それがメジャーSQを控えたデリバティブのポジション調整を巻き込んでドドドッと大きなボラを作り上げたのだと思います。事実、海外の株価はそれ程大きく動いていません。

あとは塩崎氏が厚生労働大臣として入閣すると伝わったことが、外国人を動かしたと言われています。塩崎氏はGPIF改革に積極的な人で、今後のGPIFによる外債・日本株買いの動きを期待した買いが入ったという話。これも「きっかけ」としてプラスアルファされた感じです。で、本日はそれが正式発表され出尽くしとなって利益確定売りが出たという流れ。

なお先週発表の4-6月のGPIF運用報告において、日本株や外債の比率がそれほど上がっていなかった点も今後の買い余地に繋がった、という話ですが、そもそも運用比率の変更がまだ決まっていないのに上がる訳はないですね。

というわけで、それっぽい好材料に反応し出した、という雰囲気自体は良いのですが、一方で大きなイベントの前に大きく買われてしまうと、大きなイベント後に大きく下げてしまうのではないかというまた不安の虫が湧いてきます。最早私の弱気論も病的ですが、明日の日銀金融政策決定会合以降も警戒が必要な感じがします。

ともあれ、チャート的には大きく改善してきました。MACDが暗転にさしかかる変化点だったということもあって、日経平均TOPIX共に7月末高値を上回ってきました。

前にも書いたように、追加緩和が出れば私は弱気論にいつでも白旗を揚げる準備は出来ています。追加緩和が出ればむしろドテン買いでしょう。ただ、個人的にはやはり今回の日銀金融政策決定会合も何も出ないと思っています。

ただ、もう何度も言っているように、チャートでは超長期の上値抵抗線が今月で15400円辺りに位置し、+500円までの誤差を許容するとして15900円辺りが限界点ではないかと思っています。これを抜けるためには追加緩和が必要(ですが、今はそれが出るタイミングではない)と見ています。


新興市場は「中立」。本日は各指数共にしっかり。ただ東証2部指数は15連騰でストップ。為替の円安進捗によって東証1部銘柄の大型株に資金が集中する流れになりましたが、案外しっかりしていた印象です。基本的には高値圏にあり回転が効いているので流れは変わらないと思いますが、もし明日の金融政策決定会合で追加緩和などが出ると、資金東証1部に吸収されて上値は重くなると見ています。その辺りをまずは確認したいところです。


ポートフォリオ銘柄】
売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は続伸。昨日発表された月次動向は大方の予想に反して既存店売上高が前年同月比3.8%増とプラス転換に。客数は減ったものの、単価が上昇し、天候不順などの悪影響を跳ね返して強い数字を出しました。これはちょっと予想外でした。地合が良いのもありますが、窓を開けて上昇し、本日の日経平均の上値追いに寄与した格好。

チャート的には上値を抑えていた75日線、25日線を突破してMACDも好転。売り方劣勢の流れになってきました。もし4月の急落で開けた窓を埋めに行く流れ、つまり35000円を抜けてくるようであれば大人しく損切りとします。


WOWOW(4839)は反発。昨日8月の加入件数の発表があり、3265件の増加となりました。ただ劇的に増えたわけでもなく、株価は下値切り下げの展開に。チャート的には7月~8月にかけて4400円前後でもみ合った経緯があり、この辺りが下値抵抗力として機能してくれそうですが。


昨日寄り付きより買いポートフォリオ入れとなったセブン銀行(8710)はしっかり。地合が良かったこともありますが、反発の流れになっています。本日は地銀株を含めた銀行業全般が高値更新などの流れになっており、内閣改造や明日の日銀金融政策決定会合に対する期待感なども集まっている様子。個人的にはビックカメラ(3048)的な順当に上昇していくチャートになると思います。


【注目銘柄】
よみうりランド(9671)は続伸。こちらは前回も当欄で取り上げましたが、先週配信の有料メルマガで買いで取り上げ。足元追加金融緩和期待が高まってきたことで、含み資産関連株として取り上げました。本日もその辺りが好感された模様。

チャート的には3月以来の高値水準となって、昨年4月以降の高値を結んで形成される上値抵抗線を上抜いてきました。これで金融緩和がもし実現するならば、黙って買いにつく銘柄に早変わりです。


ハピネット(7552)は反発。こちらは27日配信の有料メルマガで売りで取り上げ。その後順調な下落が続きましたが、本日のところはさしあたってリバウンドの動きになっています。夏休みも終わって妖怪ウォッチ関連の話題が出る可能性は減りましたし、バンダイナムコHD(7832)も決算通過後はダブルトップを形成して調整トレンド。先んじて上がってきた銘柄は、物色圏外の流れといった感じです。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。