KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ハプニン、グ〜

世間は夏休みだというのに私は忙しい日々が続いています( ̄Д ̄;;加えて会社のバーベキューパーティがあり、テント撤収で右手親指を負傷してしまいました(T△T)お陰でブログを書くのに支障をきたしています。そんな悲しい状況の中、目出度い私の結婚式の話はまだ続いているのです(;^_^A

そんなこんなで無事食事会会場に着いた我々。そこは100年以上続いていると言われている老舗の旅館。本来は結婚式の二次会に使うような感じではないのですが、参列者の平均年齢も高いし立地的にも申し分ないので、悪くない選択だなと思い決めたのでした。

司会進行は大家さんの娘婿さん(6/8のブログから登場)にお願いしました。ただこれもこれで色々揉めまして「席順はこうでないといけない」「私はこういう立場でないといけない」とか建前を気にする昔気質な人。うーん、私はそういうのは全く気にしないんですけど、確かに参列者が年配の方ばかりだから、その辺気を遣った方が良いのかも(・・;)

そんな娘婿さんのしっかりした仕切の元、何とか食事会はスタート。
「えー、それでは結婚式も無事に終了しましたので、これより食事会を始めたいと思います」
わーい(^^)お昼もとっくに過ぎて15時近くになっていましたから、お腹はペコペコ。
「新郎新婦はまだ若いのであまりお金をかけたくないという意向から、今回このような場所でのささやかな食事会となりましたが・・・」
それは余計なお世話(-。−;)

皆でワイワイと歓談しながら食事をします。途中親戚の挨拶が入り、ビールをついで回ります。唯一若いうちの姪っ子集団はギャル系ファッションで参列しており強烈な個性を発揮(××)大声で何やらワイワイはしゃいで、花嫁より前に出て写真に写ろうとするgoing my wayな奴ら(-。−;)

そんな中、和風の食事が次から次へと運ばれてきます。こういう席では大抵新郎新婦は料理をほとんど食べない(食べている暇がない)感じですが、私は全て食べる気満々。しかしお色直しをして振り袖に着替えた嫁さんは腹をきつく締め付けられてほとんど食べられない様子(T△T)よし、ワシがその分食べてやろう・・・

そんな感じでとにかく私はペロリと平らげました(^^)嫁さんは隣でげんなり(T_T)最初の夫婦の絆を試された試練は、強行突破という形で切り抜けました←切り抜けてない

バターン!
突然大きな音が響き渡ります(××)
「お父さん大丈夫!?」
和やかに進んでいた食事会の中響く姪の叫び声。食事会に緊張が走った瞬間でした(・・;)(つづく)

さて、緊張が走る日経平均は前場段階で続落。昨晩のNYダウは原油市況の反発、未だ安定しない金融株の混乱を受け軟調。それを受けた日経平均は朝方こそ売られて始まったものの、値頃感から下値には買いが入り一進一退の展開。13000円台の攻防が見られ、前引けではやや売りに押された格好に。

投資判断は「中立」。市場は完全にお休みモード一色で薄商い。ここからどう動くというような雰囲気はありません。引き続き夏が終わるまで13000円前半での値動きを想定しています。

そんな中、不動産会社の連鎖破綻が止まりません。遂にというかやっぱりというか、アーバンコーポレーション(8868)が民事再生法申請。昨年まで過去最高益を更新した銘柄の突然の破綻が相次いでおり、不動産業界の資金繰りの苦しさを端的に表しています。となれば当然市場は「次に潰れるのはどこだ?」といったターゲット探しの相場になっています(ちなみに今日のところはリプラス(8936)が標的になっているようです)。

それにしても私は意外に市場や日本景気がショックをそれ程受けていないような印象を受けますが、これからジワジワ影響が出てくるでしょう。不動産会社の破綻→土地バブルの終焉→資産価値の目減り→資産効果の減少による消費の落ち込み・・・と続いていくからです。程度・規模こそ小さいですが、あの80年代のバブルが弾けた時代と重ね合わせてみることができます。心理的に過去のバブルの印象があって、土地バブルはもう二度と日本に起きないと皆催眠的に信じているのですが、実際にはスルガコーポが行っていた地上げのような行為が示す通り、同じ過ちは最近まで繰り返されていたのです(しかし筆者はバブルそのものに関しては過ちとは広義的な意味で考えていない)。戦後最長と言われ「実感無き好景気」と揶揄された時代は名実共に終わりました。これから実体経済は益々悪くなっていくでしょう。

ただ筆者はそれがすぐにイコール株安に繋がるとは考えていません。マイナス要因ではあると思うのですが、株価はファンダメンタルズ以外にも様々な要因が絡み合って形成されます。それは例えば他の市場と比較した場合の需給要因やテクニカル的な要因もあるでしょう。それらを加味すると、私はまだ比較的楽観的に考えています。ただそれらの恐怖指数が落ち着くまでは受け流す必要もあるでしょうから、強弱感が対立して当面の見解は中立を維持しています。

新興市場は「強気の買い」。しかしながら本日も前場段階では3指数共に下落。日経ジャスダック平均も1400円を割り込んで下値模索中。売買代金も相変わらず3市場合わせて300億円割れと超低水準。特段流れが変わるような雰囲気も要因もなく、抗うことなく下落していく様が見て取れます。水準的には十分過ぎる程割安なのですが、不人気故の流動性の低下がどうしようにもありません。

ソフトバンク(9984)は続落。昨日より売りが集まる展開で、比較的厳しい急落場面となっています。テクニカル的には全ての指標が暗転してしまっており苦しい場面に。iPhoneの販売に関してはとりあえず7万台という事で、思ったほどの出荷台数はない模様。アップル側の問題ではありますが、正直7月11日世界同時発売に向けて見切り発車的な感じが否めず、評判の悪さが祟っている格好か。本日は表参道のソフトバンクショップをiPhone専用に改装するという事でしたが、失墜したブランドイメージをどこまで回復できるか。ただソフトウェアのバージョンアップもあって、使い勝手は少しずつ改善されてきており、個人的には使い易くなってきました。

メディカルシステムネットワーク(4350)は小高く。決算後は売られる展開になってしまい、10万円割れの水準に。個人的には悪くない決算だと思ったのですが、残念ながら市場ではそうは受け取られなかった模様。ヘラクレス市場安も加わって低調な動きが続いています。昨日は93000円を付けてしまい下落トレンドが顕在化。苦しい戦いが続きます。

ダイハツ(7262)は反発。最近は世界的な自動車販売台数減少の悪材料も一巡し、円安傾向を好感して自動車株全般に強い動き。同社は直接的には円安が影響してこないものの、トヨタグループ全体の好影響を受けている格好。需給面は相変わらずの圧倒的売り長。上昇トレンドは崩れません。

みずほFG(8411)は続落。引き続き反発の機会を窺っています。前場段階では金融セクターが下落率2位。昨晩のNYの金融株下落と併せてアーバンコーポの破綻が金融株全般に陰を落としている格好。今年最大規模の破綻なだけに同行も当然のように取引銀行に名を連ね、悪影響は避けられない状況。連鎖破綻はまだまだ続きそうですが、最近まで業績が良かった不動産会社に対して引当金の準備は不十分であろう事から、正直業績に与える影響は大きいでしょう。それでも世界の銀行と比較した場合日本のメガバンクの体力はまだあり、先日の三菱UFJ(8306)による米地方銀行のTOBが示すような強さはきちんと評価されるべき。ただ米国地銀は日本で言うところの地銀に比べて規模が小さいものですから、報道から受ける程のインパクトはないでしょうが。

SEH&I(9478)も続落。昨今引けにかけて値を戻す軽い相場操縦が続いていましたが、昨日からその力も尽きた感じ。一応節目の11000円を手前に踏みとどまっており、ここで反発ができれば7/23安値とのダブルボトムが形成されるため、相当強い相場に発展する可能性はあります。市場的には自社株買いを含めた株主還元策を催促する相場か。

学情(2301)は続伸。直近大きく下げ過ぎた場面からの買い戻しの動きが出ている格好。戻り売りのタイミングを模索している段階ですが、いくらなんでも500円割れ水準は売られ過ぎ。動き出すと一方に振れ易い銘柄ですがまだ信用倍率で見る需給面では売りが多い段階ですから、反発上昇は期待しても良いレベルと。

以下ポートフォリオの動きです(前引段階)

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→910円 目標6000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→296400円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 10月5日より 2400円→1886円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 10月15日より 117000円→98000円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→1297円 目標1400円

みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→461000円 目標70万円

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→11100円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→309円 目標400円

学情(2301) 7月20日より 570円→486円 目標1000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。