KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

私はコレで会社を辞めました その14

★テクニカル的な分析を元に「損をせず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガ【テクニカルで1銘柄】のお申込を受け付けております。1ヶ月2,980円〜長期割引もあります。是非是非下記の「有料メルマガお申込フォーム」からお申込ください。忙しすぎて銘柄をチェックできないそこのあなた、てけてけをあなたのアナリストとして雇って、分析と時間の両方を手に入れませんか?

お陰様で最近また有料メルマガの引き合いが増えてきました。HPも少しずつ内容も更新していますから、また覗いてやってください。

↓有料メルマガお申込フォーム
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/form-to-mail.html

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

という感じで私の退社が決まりました。所長にはよっぽど嫌われていたらしく「明日から来なくて良い」と言われ、私だってこんなところ一日も早く縁を切ってしまいたかったのですが、そうは言っても現場レベルでは引き継ぎがあります。そうしないとお客さんにも迷惑がかかります。

そこはスッキリさせて後腐れ無いように辞めたかったものですから、何か立ち位置的におかしな話ですけど、私から「引き継ぎがあるのであと2週間は残ります」と言いました。所長から「そんなに長い期間必要?じゃあ仕方無いけど残っても良いよ」的な感じで渋々受け入れられ、どうやら最後の最後まで良い別れ方はできそうにありませんでした。

それを帰って嫁に言ったら
「うちの旦那をバカにして!!\(*`∧´)/」
と私以上に怒っていました(・・;)それにしても嫁がバックアップしてくれたお陰で私も今回の決断できました。多分一人だったらまだグズグズ言ってたんでしょうね。嫁には大変感謝しています。ありがとう、嫁m( _ _ )mペコリ

それにしても辞めると決めたら非常にすっきりして、毎朝お腹が痛かったのも瞬間的に治りました(^^)私の仕事をそれぞれ引き継ぐ人達も決まったのですが、何故か所長は私が辞める事をしばらく皆に言いませんでした。現場レベルでは周知の事実でしたけど。だって引き継ぎ始まってるんだから。

それから退社までの間、私は非常にテンション上がって仕事していました(^^)「あなた本当に辞めるの?」「辞める人って普通もっと悲愴感あるよ(-。−;)」とか言われましたけど、私は将来の不安よりも目先の開放感に浸っていました(;^_^Aそんなわけで今まで残業代の出ない中、毎晩夜遅くまで仕事をしていましたけれど、入社以来始めて5時ピタでこれみよがしにさっさと帰りました。

私の仕事を引き継ぐハメになった人達は「あなたこんなに重い仕事をやっていたの・・・」と各々ブルーになっていました。そう、私の仕事は入社1年目にして任せられるには重過ぎる内容で、実は案外苦労していたのよ、と言いたかったです。多分所長もその事はわかっていないのでしょうけれど。

丁度皆にジョーカーを引かせるような形でしたが「恨むんなら所長を恨んでください(^^)」と笑顔で返しておきました。そうすると皆何も言えませんでした。何て嫌みな私(;^_^A

そうやって私の退社の日が少しずつ近づいてきたのでした。(つづく)

さて、ジョーカーを引きたくない日経平均は金曜続伸。前日のNYダウは新規失業保険申請件数の予想以上の減少や、6月小売り売上高の堅調を受けて消費拡大期待から続伸。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ただしSQの割には出来高が薄く、参院選を控えて様子見ムードが一層強まる一日で値動も小さめ。高めについたSQ値から寄り高陰線となったものの、底堅い動きも見せて下髭を付けました。

投資判断は「強気の買い」。いよいよ明日は運命の参院選という事で、一般的に民主党の獲得議席数が50議席を超えれば安定運営から日本株は買われると見られています。この辺りは正に民意がどう出るかという事で、足下では民主党の苦戦も伝わっていますが、個人的にはまあ波瀾無く、結局民主党にやらせてみようという感じになってくると見ています。

そんなわけで現段階で波瀾が無い場合の先行きを見通しますと、まず今回はSQ値が9636円と幻のSQ値となりましたが、あまり影響は無いでしょう。これが上値を抑えてくるという事も無いと思います。上値を抑えてくるとしたら海外の不安要因がまたどこからかやってきた場合に限ると思います。

金曜のNYダウは続伸で、連休明けの一週間毎日上昇という明るさを見せました。ほぼ高値引けという事で、継続する明るさを滲ませています。ただ決算発表前の様子見ムードが高まって、商いは閑散としていました。

一方で参院選を通過したからと言って、すぐに日本も出来高が戻ってくるわけではないと思います。基本的にはアメリカの決算通過→自国の決算通過を受けて安心した外国人の買いが増える→日本人買いがつられて増える、という具合になると思いますから、来週から少しずつ出来高が増えてくるとは思うものの、加えて再来週は3連休ですし、本格的に商いが戻ってくるのは大型株の決算が出てくる今月末辺りになるのではないでしょうか。

そんなわけで週頭はまた閑散相場の続きでしょう。引き続き低位・小型株の出来高の値動きの軽い銘柄が個人投資家中心に物色されるだけだと思います。

ところでお隣韓国は利上げ0.25%実施で一足先に出口に向かいつつあります。向こうはウォン安を背景にした国際競争力を身に付け、サムスン・現代を筆頭にグローバル企業が勢いを増してきました。今回の利上げがウォン高に繋がる事から短期的にはこれらの企業にとってマイナス、競合しているソニー(6758)などの日本企業にとってプラスでしょうが、株価的には益々日韓の格差は小さくなってくるでしょう。

これから今まで比較的取り上げられなかった韓国買いが始まる可能性もあります。下手するとまた例の「ジャパンパッシング」が進みかねません。日本はこの前のG20でも「先進国は2013年までに財政赤字を少なくとも半減することを確約する。ただし日本だけは別」との文言が盛り込まれ、疎外感丸出しです。アジアでの日本の発言力はどんどん小さくなっていきそうです。IMFの支援から立ち直ってきたお隣はとにかく勢いがあります。

日本もこんなところでいつまでも負の遺産迷路に足止めされててはいけません。早く出口を見つけ出して次のステージに移らないと、国民総自信喪失の状態が慢性化してしまいます。結局仕事でも、評価の基準で一番わかり易いのは数字。すなわちお金が一番わかり易いわけですが、その数字が目に見えて落ち込んできています。自信の無い状態で仕事をやっても、どんどん中身が悪くなっていくという負のスパイラルに落ち込んでいきます。これではいけません。

テクニカル的にも一応見ておくと、日経平均は週足では一目均衡表の雲に入り込んでいて、日足ではパラボリックMACDが好転しかかっており、安心感があります。TOPIXもほぼ同様。下がってきている25日線もSQ値と同様、それ程上値抵抗線とはならないと見ています。

新興市場は「強気の買い」。金曜は高安マチマチ。残念ながら閑散相場の中で代替として新興市場が買われる・・・という事はありませんでした。むしろ相場の手詰まり感からバイオ関連株が物色される形に。イマイチな流れです。新興市場の大型株は比較的堅調ですが、それが小型株にも波及するような流れにならないと、夏を前にして益々閑散な市場になりそうです。

ソフトバンク(9984)は続伸。モリモリっと盛り返してきています。朝方一旦上値の重い展開となったものの、引けにかけては買い戻される展開で強い足に。パラボリックも好転して、月曜にもMACD好転を期待できます。高値近辺での好転になりますから、高値更新はまず約束されたようなもの。週足も文句なく、一目均衡表の厚い雲が下に控えていること、遅行線が実線を常に上回って推移していることが安心感を誘います。

ダイハツ(7262は反落。それでも安値は前日と同値であり、下髭を付けて窓埋め拒否の形を作りつつあります。週足では長い陽線が確定し、一目均衡表の雲のねじれ部分を突破できました。前回も示したように過去週足の大陽線が付くと、その後最低1ヶ月は上昇トレンドが形成されている事がわかると思います。

金曜の値動きは5日線とボリンジャーバンド+2σが追いついてくるまでの日柄調整。来週からはその+2σをまたはみ出して、更に騰勢を強めてくるものと思います。

みずほFG(8411)は堅調。一時140円割れの場面もありましたが、下髭を付けて切り返しを見せています。公募の価格決定が近づくにつれてショートカバーとその巻き戻しがせめぎ合い、ボラティリティは次第に高まりつつあります。来週はいよいよアク抜けへと繋がるでしょう。日経平均同様MACD好転間近で、何度も何度も言っていますが、銀行株の反転上昇が日本株の上昇を決定付けると考えています。

明光ネットワークジャパン(4668)は反落。決算を受けての反応は弱く、また同業の東京個別指導学院(4745)へも悪影響を与え、売りの相乗効果となっています。それで出てきた東京個別の方の決算は、赤字幅拡大というネガティブ決算。これがまた同社にとってマイナスに働いてくるものと思われます。既に民主党子供手当については萎んでしまってますから、参院選の影響はどっちに転んでもあまりなさそうです。

ファーストリテイリング(9983)は反発。前日の下方修正を受けて、朝方こそ売られる展開となったものの、次第に切り返しの動きに。目標までもう少しでしたが、逆に長い下髭を付けて嫌な感じになってきました。5日線を抜いてきたら買い戻しを検討しなければいけませんね。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。