KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

相場見通しと注目銘柄

今週のお題「2011年、私の3大ニュース」
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(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

以下直近1ヶ月で挙げたものの一例です
(※それぞれの株価は提示値、提示投資期間終値等による実際の売買値です。)
★12/12 ファーマフーズ(2929)      31400円→36000円  上昇率14.6%
★12/7  日建工学(9767)         88円→98円      上昇率11.4%
★11/30 アクセルマーク(3624)      44200円→50000円  上昇率13.1%
★11/25 ニューフレアテクノロジー(6256) 270000円→305000円 上昇率13.0%
その他成果は随時ブログ上で報告致します。


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足下の反発局面は投資のチャンス!
天与の買い場を逃さないようにしましょう。

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日経平均は反発。前日のNYはECBのドラギ総裁が引き続き国債の買い入れを否定し、欧州景気に対する先行き懸念を示したことから銀行株を中心に下落。

それを受けた日経平均でしたが、昨日金正日総書記の死去に伴って既に急落していた反動もあって堅調。韓国市場が堅調にスタートしたこともあって、買い戻しの動きが拡がりました。ただ売買高は11億株で売買代金は6000億円台と半日取引を除いて3年半ぶりの超低水準。一日の値幅は40円弱でした。

投資判断は「強気の買い」。それにしても昨日は前場全く退屈な相場かと思いきや、お昼に突如入ってきた金正日死去報道で売られました。個人的にはすぐ戻る、いやむしろこれで過度な売りが出たので反動高も狙える・・・と思っていたのですが、引けにかけては結局軟化。自信喪失相場は健在、という感じでした。

そしてアジアから離れて直接的な影響の出ない西洋諸国では金正日の「き」の字も市場では話題に挙がらず、ドラギ総裁の発言が大きく影響してきました。「死せる正日、生けるマーケットを走らす」とはならなかったようです。

なので本日はその分の買い戻しが入った。東京市場は自身で事の顛末を予想するという力を失っており、とにかく不透明感があれば売られる、という形です。ましてこの薄商いの中で抗う力も出てきません。

あまりの薄商いの中で、上下共に幅が出ません。値上がり率上位も値下がり率上位も、どちらを見ても全体的な「率」が小さくなっていて、本当につまらない相場です。

心配すべきNYのチャートに関しては、下値抵抗線を割り込んでから弱い動きが続いています。S&Pの最終防衛線は10/4と11/28のザラ場安値を結ぶ下値支持線1190ポイント、もしくは10/3と11/25の終値を結ぶ下値支持線1180ポイントで、ここを割り込んでしまうと三角持ち合い下放れということになってしまいます。

その場合は投資判断も一段階引き下げないといけません。アメリカも戦後初の大統領選挙前年マイナスになってしまう可能性も日に日に高まってきており、最後にどういう力業で掉尾の一振を実現してくるかが見物です。


新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に堅調。本日上場のIPO2社新田ゼラチン(4977)、カイオム・バイオサイエンス(4583)は共に公開価格を下回る初値のスタートに。しかしそれ以外の新興主力株がしっかりという感じです。

本日は三菱UFJモルガンの中小型株リポートが話題となって、機関投資家の資金の一部も新興市場に流れ込んだという話も。内容は為替変動に影響されない内需株の多い新興市場のパフォーマンスが、株価回復局面では強めに出る、という特段目新しさの無いものでしたが、閑散相場の中では良いきっかけになった模様。

言われなくてもここではずっと新興市場株推し。また例年年末年始は新興市場株の季節でもあります。今年もラストスパートをかけて、来年のスタートダッシュに繋げていきたいものです。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)軟調。米国市場ではバンカメの5ドル割れなど銀行株が大幅安。FRBではBIS規制に従って大手銀行にさらなる資本強化を求める方針と報じられたことがネガティブ視され、国内メガバンクもADRで下げが目立っていました。

この辺り未だに収まらぬ金融不安という感じですが、テクニカル的にはストキャスが割安になってきたこと、一目均衡表の遅行線が実線とクロスしてきたことから、短期的な底値には達してきた感があります。再度の100円割れは何とか阻止できると思います。

GCAサヴィアンG(2174)は反落。本日の日経で「世界のM&A縮小。10〜12月3割減。欧州不安や中国景気懸念で」と伝わったことで売られる展開に。ただ81000円に100株以上の大きな蓋がある一方で売り込まれることもなく、比較的頑張った印象。

元々M&A環境の縮小は懸念されていました。特に同社は今年欧州向けの案件を一件も獲得できず、ロンドン事務所がアキレス腱になっています。この辺りは織り込み済みと言えるでしょう。また昨年の水準が高かったという点もあって、反動減も致し方ないところ。

これで多分同社の下方修正もやむなしという感じになってきましたが、既に株価は震災以来半減していますから、株価も織り込み済み。下値余地は乏しいでしょう。むしろ業績はきちんとあげているので、上場来安値69100円を割り込む動きに発展するというのは現実的ではありません。

デジタルガレージ(4819)は続伸。新興市場高の中で残念ながら低位安定が続いていますが、本日はTwitter株をサウジの王子が3億ドル分取得と報道がありました。

アメリカでは注目の大型SNSジンガがIPOで登場したものの、初値形成後に失速。丁度ネクソン(3659)と同じような値動きになっており、SNSバブルも今年限りのオワコンという感じでしょうか。

ともあれ、TwitterIPOをするならもう制限いっぱい待ったなし、という感じでしょう。株主の圧力も次第に高まってくるものと思われます。facebookの上場前後に機運も高まってきそうです。


【注目銘柄】
トウペ(4614)は昨日一時大幅高で値上がり率1位の場面も。こちらは一昨日の有料メルマガにおいて、「チャートのリズムで選ぶ低位株のうち、最も良さそうな銘柄」として目標株価105円で取り上げました。

残念ながら寄り付きから高く始まったので幅は小さくなってしまいましたが、何とか目標株価までの上昇は確認できました。また二番目に良さそうとして挙げたさが美(8201)も「寄り付き(95円以下まで)→105円」とした目標株価にあと少し届きませんでしたが、高値102円で上昇率10%近くまでありました。

あまり低位株は本意ではありませんが、地合が地合だけに致し方ありません。多分また有料メルマガでは低位株を二つ程挙げるかと思います。成果が出次第当欄で報告致します。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。