KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ちちとして その3

父の話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20120116.html

父に嫌がらせの詳細を聞くと、どうも昨年末からそのようなことをされ始めたのだということ。そのおじいさんは昨年10月頃父の部屋に移ってきたのですが、当初父のテレビの音がうるさい、と苦情を言われました。確かに父は耳が遠いのでテレビのボリュームが大きく、健康なおじいさんにしてみればうるさかったのでしょう。

それで私と母は申し訳なく思い、父に補聴器を付けるようにと言いました。父は耳にずっと付けている違和感が嫌らしいのですが、周りの迷惑にもなるし、それ以来ちゃんと付けてその一件は解決しました。

気むずかしい人なのかな、と思っていたのですが、母や私に気さくに話かけてきて、母があまりにもそのおじいさんと話をしているので、父が少しジェラシーを感じている程でした。

ところが、一ヶ月ほど前から母が「あのおじいさん最近段々何か嫌な感じになってきた。私が挨拶しても無視するし、何か睨み付けるような目で見るようになってきた。でも介護士さんには笑顔で話をするから、聞こえていないわけでもなさそうだし・・・」と言うのです。

私は「あれからまた何かトラブルあったん?」と聞いたのですが、特に思い当たる節も無いのだとのこと。実はそのおじいさんは、前にも別の部屋でトラブルがあったので父の部屋に移ってきたのだということでした。

母は「多分お父さんのところには誰か毎日来ているから、おじいさんにしてみれば羨ましくてねたましいのよ」と言いました。確かに母は毎日必ず父のところへ来ますし、私も週に一度は行くようにしています。嫁も仕事が休みの時は来ますし、姉や孫も来ます。多分この施設の中で一番訪問者が多いのはうちの父ではないでしょうか。

翻って、そのおじいさんのところに誰かが来たのは見たことがありませんでした。職員さんに「散歩に行きたい、外に出たい」と常々訴えるほど元気なおじいさんにしてみれば、とにかくつまらないのでしょう。(つづく)