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KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ドル安が進み緩和効果打ち消し

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日経平均は金曜大幅続落。前日のNYはドル安によるコモディティ価格の上昇を受けてしっかり。ただ116円台まで円高が進んだことを受けて、日経平均は朝方から売りが先行。いきなり16800円を割り込みました。

その後は買い戻しが進むものの、後場にかけて雇用統計を警戒する売りが出て一段安に。日銀のETF買いもいつも通り効き目が薄い状態でした。それでも引けにかけては急速に買い戻しが出て一応は陽線引け。売買高は売買高は33億株台、売買代金は2.9兆円弱と高水準でした。


投資判断は「やや買い」。金曜のNYは注目の雇用統計で非農業部門雇用者数が+15.1万人と事前予想の+19万人を下回る着地。一方、賃金は上昇し、失業率は4.9%と遂に4%台に突入してきました。結果、3月に利上げが有りや無しやは判別がつき辛い状況になっています。それを受けて株価はそれぞれ大幅安。NASDAQの下落率は3%を超え、S&P終値ベースで2月の安値を更新。シカゴ225先物は16560円となっており、月曜は売り先行のスタートが見込まれます。

今回の雇用統は先月からの大雪の影響などがありましたから、ある程度下ブレは織り込まれていたと思いますが、先に出たADP雇用統計が良かったことで、ハードルは上がっていた状態でした。一応雇用者は増えているわけですし、労働環境は改善が続いているわけですが、最近の経済指標を見てもバラ色のガンガン強気な回復モードではないですね。アメリカが中国を始めとする新興国の景気減速を支えきれるのかどうかに不安感が高まっている格好です。

しかし現在唯一の蜘蛛の糸であるアメリカが全然落ち着いてくれずに細いまま。来週、引き続きアメリカ株が一段安となって終値ベースで1/20の安値を下回ってきた場合は(ダウで15766ドル、S&Pで1859ポイント)、投資判断を「中立」に引き下げざるを得ません。この週末に詳しく今回の雇用統計を吟味して、アメリカ株が思い直してくれることに期待します。

スケジュール的に来週から中国は春節ということで、とりあえず中国株は大人しくしています。先般も書きましたが、過去10年間の日経平均のチャートをざっと見たところ、春節中の日経平均は8勝2敗。08年でもしっかり勝ちました。原油安も足元のドル安を背景に収まりつつあり、少なくとも既存の懸念材料である「チャイルショック」は止まりそうです。

日本だけを見ると(政治は相変わらずの停滞ですが)黒田さんのマイナス金利導入もあって、雰囲気は本来悪くないはずです。が、残念ながら為替も結局緩和発表前よりも円高に進んでしまい、(実際実務的にマイナス金利が実施されるのはまだ先の話ですが)少なくともアナウンスメント効果は消え失せました。この辺り繰り返し株式市場に携わる者の勝手な意見としては、やったことは間違いないにしても、タイミングが早すぎたのだと思います。

実際、債券利回りが追加緩和後どんどん低下していき、完全に市場はリスクオフモードに入っています。本来、もっと下げきってから実施するか、もしくはアメリカなどとの協調による政策にしないと効果は極めて薄いと言えます。そういう点では、まだ相手が射程距離に入っていないのにバズーカ打っちゃって、一旦敵はビビって退却したけれども、噴煙が収まったらまた戻ってきたという感じですかね。

相場格言にあるような「節分天井彼岸底」とならないように祈りたいところです。まあ近年は逆に「節分底」というケースが多く、春分の日までの期間では、11年は震災があったのでマイナスでしたけれど、直近5年では3勝2敗。来週からの巻き返しに期待です。


新興市場も「やや買い」。金曜は両指数共に軟調東証1部がリスクオフムードに拍車をかける中、よりリスク性の強い新興市場は売られるという流れになっています。残念ながらマザーズの方も75日線を割り込んでしまい、一気に雰囲気が悪くなりました。新興市場は来週が決算発表のピークでもありますが、自社株買いなどの株主還元が出辛いという点はデメリットであると言えます。


ポートフォリオ銘柄】
日本プロロジスリート投資法人(3283)は反落。ただ前日に急騰した割には下落率は小幅に止まりました。この地合の中でも引き続き東証REIT指数はしっかりしており、高値圏をキープ。マイナス金利の中で、相対的な利回り妙味が強まっている印象です。またそれは同時に大きな有利子負債に対する利払い低下メリットにも繋がりますから、今回の追加緩和の恩恵を強く受けるジャンルの一つです。

物流系REITに関しては、17日のラサールロジポート投資法人(3466)のIPOを控えて相対的な出遅れ感が強い状況でしたが、その公開価格が4日に上限の10万円で決定。これで需給が戻ってきた印象でGLP投資法人(3281)は大幅高となっています。物流系REITはどれも格付けが「AA」格なので、日銀による買い入れ対象。確実な買い手が居て、またMMFの募集停止や個人向け国債の募集中止などもあり、個人投資家の運用ニーズも引き込みやすい分野だと言えます。


京浜急行(9006)は続落。3日の引け後に出した決算は大幅な増益着地で鉄道株の中でも群を抜いて良い決算ではありましたが、全くの無反応。と言うより、ここまで調子が良かった分下落しました。が、まだ高値圏をキープしており、地合が悪い中ではまだしっかりしている方と言えます。

電鉄株のような社会インフラ系銘柄は有利子負債が多く、こちらもやはり追加緩和による利払い低下メリットを受けやすいと言えます。不動産業を営んでいる面でもメリットがありますね。チャート的にも連続陽線は続いていますし、需給も悪くありません。3月優待権利取りの動きにも期待して、まず何とか1020円の壁をクリアしてもらいたいところ。


住友金属鉱山(5713)は大幅続伸。金曜は朝方こそ商品相場の堅調さを受けて大きく買われていましたが、後場場中に決算を発表。予想通り住友商事(8053)と共同開発しているチリの銅鉱山に対する減損含みで通期見通しを下方修正。最終利益は630億円減額されました。一方、期待されていた自社株買いは実施されず、それらに対する失望売りが瞬間的に出る流れに。一気に100円近く値下がりし、年初来安値を更新する場面も。

ところが、そこから怒濤の買い戻しを見せて、引けにかけては前場高値を上回る流れに。1日に付けた戻り高値1287円までありましたが、引けではやや押し戻されました。そのまま高値引けとなったら私のような人間が小賢しく「首吊り線が出てちょっと怪しい雰囲気うんたらかんたら・・・」と能書きをたれるところでしたが、結果的にそれは回避された模様。

今回の決算でソニー(6758)やパナソニック(6752)など各社それぞれ電池事業の不振が目立ちました。なので個人的には電池材料を扱う同社の業績はもっと悪いと思っていましたから、黒字は確保してむしろマシな着地。業績的な悪化は織り込まれたものと見ています。

特に金曜は同社を含めた非鉄金属株や商社株など、これまで散々売り込まれてきた資源株の出尽くしの買い戻しが出た一日でもありました。アメリカのドル安が資源価格を押し上げています。本来アメリカが利上げを行った12月以降、金価格などは「利息を生まない」という理由で一段と売られて然るべきなのですが、むしろ利上げが実施される前の12/3以降、反転上昇の流れになってきています。

金に関しては金曜も雇用統計を受けて一段高で昨年10月以来の高値水準を付けてきました。金の長期チャートを見るとひとまず1200ドルをクリアするとここ3年間に及ぶ下落トレンドに終止符が打たれるような形にはなると思います。同社は金価格との連動性の強さも有名ですが、利益の大部分は金や銅の資源・精錬で稼いでいるので当然です。その金に関しては特に需要が強いとされる中国やインドで春節や婚礼需要から2月は特に増えやすいとされます。

同社のADRでの株価は円換算で1217円辺りとなっているため、さすがに月曜は一旦売られる流れになりそうですが、日証金ベースでも貸株が一気に急増しているので、急騰の割には売られ方はマイルドなものになりそうです。


【注目銘柄】
三越伊勢丹HD(3099)は大幅続落。こちらは有料メルマガにて2/3から売りで取り上げ。その後は地合の悪化もあって着実な下落トレンドを続け、金曜には年初来安値を更新してきました。その先日にみずほ証券がなまじ格上げをして急騰したものですから、一段と発射台が高くなって売りやすくなりました。丁度今回の追加緩和後の全体相場の下落のように、下落トレンドの最中には強引に押し上げようとしても結局流れは変わらない好例ですね。

目標株価はまだまだ下の水準。引き続き軟調な展開を想定します。また目標達成となったら当欄で取り上げ根拠などを記します。


・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。