KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

梅雨明け前に夏枯れ相場で下落

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日経平均は続落。前日のNYは薄商いの中、南欧諸国の国債利回りの上昇に対する懸念から下落。それを受けた日経平均は、昨日の大幅安の反動から買いが先行のスタート。しかし長くは続かず、後場は下落に転じ、結局は安値圏での引けに。売買代金は7営業日続けての1兆円割れとなりました。


投資判断は「中立」。昨日発表された機械受注は悪いのは予想していましたが「相当に悪い」とまでは思いませんでした。市場予想の前月比2.6%減を大幅に上回る14.8%減は05年以降最大の落ち込み幅に。先週出た日銀短観などは比較的良かっただけに衝撃的な内容でした。

また中国の指標も売り要因に働いて、上海総合指数は年初来安値水準に急接近。それらがマイナス要因として作用することで、先週あんなに頑張って持ちこたえていた9000円水準をあっさりと割り込んでしまいました。

これはちょっといかんともし難いですね。さしあたっての今週の大きなイベントは明日・明後日の日銀の金融政策決定会合ですが、前回も書いたように多分何も出ませんから、今の悪い流れを止めてくれるものは見えません。為替もドル、ユーロ共に少しずつ円高方向に向いてきて打つ手無しです。

これで先週までイメージしていた「7月中旬まで9500円シナリオ」は現時点では完全に無くなってしまいました。良くて4日高値を超えられるか・・・という程度で、その確率も今のままでは20%くらい。

じゃあ下がるかというと、売り方も迫力不足。一番しょーもない横ばい推移がメインのシナリオになってしまっています。出来高が無い時特有の上がったら下がり、下がったら上がるが続くでしょう。昨日、今日と下げたので明日くらいは上がりそうですが、それはあくまで自律反発に止まるものと思います。

今週は週末の小さなSQめがけて収束する動きとなりそうです。日銀の金融政策決定会合で万一のサプライズがあれば別ですが、8800円〜9000円のレンジでの動きとなりそう。

いつまで続くか。それはとりあえず決算の出てくる7月下旬くらいまではこんな感じかと思います。少なくとも来週いっぱいまでは小粒の指標ばっかりで、何も方向性の決まるようなものはなし。ですから、本来ここで需給さえ良ければ薄商いの中ジリジリ上がっていく相場を作ることができましたが、逆に失敗したので、上値の重さが意識されます。

できればこんなところでモタモタして欲しくないのですが。そうこうしているうちにオリンピックは始まるわ、高校野球は始まるわで、このままでは誰も株式市場に関心を示さないという「売られるよりもタチの悪い相場」になりそうです。

こういう地合では材料株に乗るしかないのかも知れません。何か話題性のある銘柄に乗るか、日経新聞の1面記事に頼るか。昨日はパンダ、そして本日は介護とデイトレだけに徹するのであれば、わかりやすい相場とは言えそうです。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。ここまで派手に値を飛ばしていた主力株が売られたことでマザーズ指数は軟化。JASDAQの方も時価総額の小さい銘柄ばかりが値上がりし、大型株が弱かったことで指数的には軟調でした。

本来東証1部の大型株が手がけ辛い中で、新興市場がもっと買われても良さそうですが、また全体的に漠然とした手詰まり感が出ていることで、新興市場すら買えないという感じでしょうか。デイトレに徹するような足の速い資金だけがあちこち駆け回り、一部で勝手に盛り上がりを演出しているような、閑散とした印象です。


ポートフォリオ銘柄】
三和HD(5929)は続落。この地合でも何とか高値で踏ん張っていましたが、遂に地合に負けて失速。まあ為替も円高に振れている中では致し方ないですね。

テクニカル的には以前も書いた三角持ち合いを6/27に上放れたことで、上昇のスイッチが入ったことは間違いないと思っています。ですから、この下げ局面は再度の拾い場と言えるでしょう。5月以降の上値抵抗線となっていた320円水準までの間で短期調整は終了し、再度上昇トレンドに乗ってくれると見ています。


NEC(6701)は続落。120円を割ってしまったことが痛手となって、上値の重い展開が続いています。テクニカル的には一目均衡表で見ると明日遅行線と実線が接してきますから、少しは抵抗力に期待できそうですが、あまり効果はなさそう。むしろ雲の厚みの方が上値を抑えてきます。

上向くには時間か材料のどちらかが必要ですね。例えば本日日経一面の「医療・介護50兆円新市場」の中には広義的には病院向けのネットワークシステムを構築している同社なども恩恵のある話です。環境事業にも積極的ですし、これからを考えると今の株価水準は売られ過ぎでしょう。


売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は続落。先週末の下方修正を受けて昨日、本日と売られました。ただ、思ったよりは売られていない感じですね。むしろしっかりしている印象すらあります。テクニカル的には200日線が支持線になっている格好。

今は上に行くか下に振れるかの分水嶺と言えそうですが、悪決算を受けてもここで踏みとどまったのはちょっと誤算。何とか少しずつ需給が悪くなっていることで上値も重いですが、上放れの動きになり出すとちょっと厄介。今週末のSQ後に動きが見られないようなら、切ってしまった方が良いでしょうね。


【注目銘柄】
サニックス(4651)は大幅続落。こちらは8日の有料メルマガで「315円以上で売れたら300円までの小幅狙いならアリと思うのですが、意外に日証金の数字も悪くなっていませんし、仕手株っぽい性質もあるので、理屈で下がるような雰囲気もなさそう」としましたが、案外ガッツリと下げていきました。

この銘柄に関しては昨年も6月突然急騰し、その後8月いっぱいかけてじっくりと下がっていきましたから、少し同じ雰囲気が出ています。太陽光関連株はどれも利幅が小さいですから、市場の期待感と業績の乖離は、売れれば売れるほど拡がっている印象。製造と設置で異なりますが、エヌピーシー(6255)の「いちびり感」が好例だと思います。

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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。