KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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日経平均は金曜反落。前日のNYがしっかりしていたことで、日経平均も朝方から買いが先行。上海総合指数が2000ポイントを上回って推移したことも安心感に繋がりました。しかし為替の円安が一服したことを受けて上値が重く、夜に控えた雇用統計も様子見気分を強める一因に。引けにかけてはマイナス圏に沈み、ほぼ安値圏での引けになりました。

一方、強気レポートを受けてしっかりの三井住友FG(8316)など内需株が強かったことなどからTOPIXは続伸。売買高は連日の20億株越え、売買代金は1.1兆円弱と高水準を保ちました。


投資判断は「やや買い」。引け後に強い地震が東北地方を襲い、あの忌まわしい記憶が一瞬にして蘇りました。その時間帯に動いていた日経平均先物は売られ、一時9500円割れの場面も。その後特に大きな被害も確認できなかったことで値は一旦戻しましたが、下げクセが付いてじり安の展開になりました。

ところが発表された雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想9万人増を大きく上回る14.6万人増、失業率も7.7%に改善。ハリケーン「サンディ」の影響から数字が低いことが警戒されていましたが、それを受けて為替は円安に振れ、先物も一気にプラス圏内に回帰しました。

金曜のNYはそれを受けて堅調。ただ財政の崖懸念が上値を抑え、またNASDAQの方はApple株が下落したことを受けて軟調でした。シカゴ225先物は9550円となっており、さしあたって月曜の日経平均は落ち着いた入り方をすると見られます。

一方でTOPIXの方は790ポイントを上回りGWの急落分をようやく埋めてきました。週変わりで相場の雰囲気が変わることはよくありますが、来週に関しては引き続き同じような相場展開が続くものと思われます。

為替の方はユーロ圏で利下げが検討されていると伝わったことで、一旦ユーロ安の方向に振れ始めています。一方ドル円は雇用統計などを受けて再度ドル高方向に向かっており、84円までの上値余地を試しに行く流れに。ただ例年円安は12月中旬でピークアウトし、その後2ヶ月ほど円高に向かうクセがありますから、今回もそろそろピークアウトの時期が近い印象です。

というわけで現状の結論としては、前回も書いたように来週はとりあえず木曜までは安泰だと思われます。そしてSQ値はおそらく9750円を目指す動きになっているのでしょう。

ただその後はSQ値が実際いくらになるか、選挙で予定通り自民党が圧勝するか否かで変わってくるので、決め打ちは怖いところです。大きな流れとしては3月頃まで円安・株高の流れは維持されると思いますが、その中での上げ下げは当然細かく見極める必要がありそうです。


新興市場は「強気の買い」。金曜は両指数共に堅調。バイオ株中心に買いが戻ったことでマザーズ指数はしっかり。

また前回特に注目としたJASDAQの方は、上方修正を出したデジタルガレージ(4819)や楽天(4755)といった主力株が巻き返してきたことで値を上げました。引き続き日経JASDAQ平均は、循環物色が下支えすることで1400円を目指す動きになるものと思われます。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は小動き。前回「上昇相場の核となる銘柄が見あたりません」「本当に強い相場では銀行株などの超ド級の売買高を誇る銘柄が、しっかり買われて行くもの」とか書いていましたが、上述のように三井住友FGにそのような動きが出て、わずかに光が差してきた印象です。

ただ同社や三菱UFJFG(8306)には残念ながらそこまでの買いが入っていません。ですからまだ相場上昇の確度が高まったとは断定ができないのですが、値動きに底堅さは確かに感じられるので、地合さえよければやがて売り方が根負けする時も訪れるでしょう。そうなった時に出遅れ感から買われるのはやはり銀行株だと思います。


ソニー(6758)は続伸。引き続きシャープ(6753)と共にしっかりした動きに。目先は11/15に空けた窓埋めに動き出す形になりそうです。出遅れが強い分、上昇はまだ継続しそうな感じ。


【注目銘柄】
ハイデイ日高(7611)は反落。こちらは前回も当欄で取り上げましたが、先週21日配信の有料メルマガにおいて買いで取り上げ。以後負け知らずの11連勝で連日高値を更新してきていましたが、金曜は高値陰線を付けてしまいました。この時点で当方の取り上げも終了に。

結果、上昇率は7.2%でした。値上がりに派手さはなかったものの、私好みの強い銘柄でした。

そんなわけでお約束通り、取り上げ根拠を以下に記します。

「△ハイデイ日高(7611) 東証1部 売買単位100株
1350円 出来高20800株

11/22買値 1350円以下(多少の追い掛け買いはアリ)
12/7までの目標株価 1500円
損切り 1307円割れ

【評価】
業績    ○
テクニカル ○
需給    ○
同業他社比 ○
その他ポイント 例年年末から出る権利取りの動き

低価格のラーメンチェーン「日高屋」が主力。今期見通しは増収増益。月次ベースでも前年同月比プラスが継続しており、既存店もプラス回帰。話題の「塩麹」を使ったメニューや、300店舗達成記念の300円生ビールも奏功。駅前などの繁華街での出店戦略から、アルコールの売上も大きく競争力がある。結果、販管費などのコスト上昇を補って高い利益率を維持できている。

テクニカル的には各移動平均線を上回り、上値の節が無い状態。MACDは再好転し、パラボリックも好転。一目均衡表も三役好転の形が続いている。ストキャスは割高感を示すものの、ボリンジャーバンドは+σ〜+2σの間を動くバンドウォークの形となっており先高感。週足でもほぼ同様のことが当てはまる。

需給面では本日の終値ベースで実質上場来高値となっていることから、同社を保有して損をしている投資家がいない状態で回転が効いている。信用倍率は売り買いほぼ拮抗で、可もなく不可もない感じ。

予想PERは9.5倍で同業の幸楽苑(7554)の51.8倍との比較では割安。PBRは1.5倍で同2.0との比較ではやはり割安。予想ROEは15.3%で同3.9%との比較では高く、配当利回りは2.4%で同1.7%との比較でも高い。なお同社は2月権利落ちであり、優待もあることで、優待も含めた実質利回りは最高で3.9%になってくる。

買値はなるべく本日の値幅で買いたいところだが、多少の追い掛け買いはアリ。目標はさしあたって心理的な節目の1500円に。損切りは11/6以降の安値水準である1307円割れで」


三和HD(5929)は続伸。朝方は突然買い気配スタートとなりましたが、結局陰線を引いて終わってしまいました。こちらは3日の有料メルマガで買いで取り上げ。アメリカで住宅市況が改善していることに伴って、同社の業績に期待できること、また340円という長い間上値を抑えていた節を突破したことで、上放れの動きが出てきたことが背景に。

そして6日の有料メルマガで「明日少しドカンときても良さそう」としたら本当に朝からドカンと来ました。というか来過ぎてしまい、その後失速しました。ちょっと無茶をした感じですが、個人的には一応下値の窓を大部分埋めた後に下げ渋りの動きが出て、しかも日証金でも売りの方が多かったことから、再度上昇トレンドに戻してくると思います。

ここまで抑圧されていた分のエネルギーを鑑みると、この程度の上昇で終わりではないと思われます。目標は当然まだまだ上。また目標達成のあかつきには取り上げ根拠を記します。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。