人生の中で継続していたものが、ある日突然終わってしまうことがあります。もういいやと思って自分から止めてしまうこともあれば、不可抗力で止めざるを得なくなってしまうこともありますが、今回の場合はどちらのケースに該当するのかよくわかりません。というのは、遂に週刊少年ジャンプで読む漫画が無くなってしまいました
私が週刊少年ジャンプを読み始めたのは小学生の頃からなので、実に35年ほど毎週欠かさず読んでいました。当時きっかけはうちの姉が単行本で買っていた「Dr.スランプ」を読みたいと思ったのが最初で、当時はキン肉マンだのこち亀だの、いわゆるジャンプ黄金期の初期段階でした
その後ジョジョ、聖闘士星矢、魁!!男塾など、男子で読んでいないヤツはいないというような人気ぶりでした
それがやがて月間少年ジャンプ（現在廃刊）、ヤングマガジン、ビックコミックスピリッツなど、年齢を重ねる毎に読む雑誌が増え、その分週刊少年ジャンプで欠かさずに読む漫画というのは少しずつ減っていきました
正直、大学生になった辺りから、大体こち亀を軸に3本くらいのマンガしか読まなくなっていました
ただそれでもなんだかんだで読む漫画があり、ずっと毎週継続して読んでいました。海外旅行などに行って読めなかった分は漫画喫茶に行ってバックナンバーを読んだり、本当に欠かさず続けていたルーティンワークでした
致命的なのはこち亀が終わってしまったことこれで完全に幹が折れてしまった感じです。少なくとも一本ずっと読んでいる漫画があれば、途中から始まる新連載で読む漫画が増えたりして、継続性がありました。が、こち亀も終わり、そして遂に先週「食戟のソーマ」が終わったことで、読む漫画が途絶えてしまいました。昭和、平成、令和とまたいで遂に私の少年部分が無くなってしまいました・・・
というわけで43歳の私は少年からヤングになり、ヤングマガジンとスピリッツのみになりました
昔「ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン」でウッチャンが「まだ少年ジャンプを読んでいる」と言っていて、当時高校生だった私は「大人でも読むんだなぁ」と思っていたのですが、私も全然読んでいました
あとはお気に入り漫画家さんの作品を単行本で買うだけで、私の中で漫画離れが進んでいるような気がします。これが良いのか悪いのか
最近はあまり新しいアーティストの音楽も聴かなくなってきましたし、自分の中の「感動」する部分が年老いてしまっているのではないかと思うこの頃です。娘が学生くらいになった時に共通の話題を持てるくらいに若く居たいと思っていたのですが・・・
