KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

飲む、打つ、買う

忘年会シーズンになってきました。いよいよ年の瀬ですねー。毎年この季節になると酒、酒、酒の毎日で、段々体がついていかなくなってきてます(-。−;)年が明けてもやはり酒、酒、酒ですしね(;^_^Aいい加減この年になると酒量をわきまえないといけません。年々肝臓も弱っていくでしょうし(T△T)

この年になると何か落ち着いて一人で飲みに行けるような、隠れ家的バーを開拓したいなーと思っています。ジャズが流れていてカウンターで「マスター、いつものやつ」と言ったらマスターが無言でシェイカーをシャカシャカ振るような(;^_^A

でも何だか一人でそんな店入るのこっ恥ずかしいんですよね(・・;)結局それで未だに開拓できずにいます。まあ酒は飲もうと思えばザル飲みしますが、元々しょっちゅう飲む程大好きというわけではないので、あくまで理想のオヤジ像、古い言葉で「ちょい悪オヤジ」を目指しているだけなんですが(;^_^A

さて、この前までちょい悪だった日経平均は本日続伸。NYが高値圏で健闘している事に加えて円安も進行している事が外部要因。内部要因としては明日の日銀短観を控えて様子見ムードが漂いつつも「もし金利上昇が決まっても、むしろアク抜け感が高まって上昇に向かう」という見方が優勢になりつつあることが株価下支え要因となっているようです。証券税制もとりあえず1年延長がほぼ決まりつつあり、不安要因が少しずつ減っているのも好材料です。個人的には結局このままずっと10%で定着するんだろーなーとは思いますが。

投資判断は引き続き「買い」。まずは直近の高値16901円がターゲットになり、そこを抜ければ17000円は早いものと思われます。何にせよ明日の日銀短観を受けての来週の動きに期待したいところです。

新興市場も「買い」。最近は弱含む展開が続いていましたが本日は3指数共に上昇。マザーズ指数に注目すると25日線に支持されてストキャスも好転。下げ止まり感が台頭してきています。ここを押し目として来年頭にかけての上昇に期待したいところです。個別銘柄でも大底を打って上昇に転じる銘柄が目立っており、かなり下値は固まってきた感があります。

ソフトクリエイト(3371)は続落。ただ本日発売の四季報の内容は良し。前回のアナリスト説明会でもありましたが、機関投資家や投信、外国人の持ち株比率が増えてきており、3月末時点と9月末時点の比較は外国人比率2.3%→3.1%、投信は0.2%→10.2%と激増しております。浮動株比率は23.0%→17.8%となり、最近確かに市場の流動性が減っているのが懸念材料ではありますが、株価が上昇すれば流動性はついてくるもの。新社長には業績向上と共に株価浮揚策も提示してもらいたいものです。

ソネットエンターテイメント(3789)は反発。マザーズ指数の上昇が大きな支援材料になっています。先日のニフティ(3828)に引き続き、同業の朝日ネット(3834)も年内ギリギリに上場。ただこちらは時価総額が小さいため同社にほとんど影響してこないものと思われます。こちらも四季報の内容は良好。

カナレ電気(5819)は動かず。しかしクロス取引のような出来高が最近出てきつつあり、週足で見てもチャートが煮詰まっているためきっかけさえあればいつでも上放れる下地は着々と整いつつあり。こちらも四季報の中身は良し。

富士電機HD(6504)は堅調。テクニカル的には日足は何とか25日線で踏みとどまりを見せ、上放れの様相を見せています。週足も各移動平均線が下方に支持帯として機能しており、基調は十分上向き。やはり四季報も良好。

スルガコーポ(1880)は反落。ただチャート上は下値を着実に切り上げており、下値支持線として25日線、そして週足ベースでの13週線が機能。日足でのストキャスも好転しており今はバネを縮めている状態。案の定四季報も良好。

メディシノバ(4875)ストップ高。昨日のNASDAQ市場ではヨーロッパ子会社設立の報道もあってか急伸。何と高値で16.12ドルをつけており、円安の進行も加味して日本円換算で1900円弱。終値は落ち着いて13.75ドルということで、それでも1600円強。ならば日本も追随しないわけにはいきません。ストップ高も当然というところ。

先日も書いたように朝方NASDAQの株価をチェックしてサヤ抜きを考えて参戦すればこんなに簡単な話はありません。本日のストップ高が宣伝となって、益々その事実に気付く投資家も増えると思います。週足ベースで上場後初めて52週線の上抜けも実現。そんなわけでこちらも目標株価をアメリカに合わせて1800円と変更します。

ソフトバンク(9984)は続伸。チャート的には5日線を支持線として上方に開いている窓(2535円〜2560円)を埋めに行く動きは露骨。こちらは四季報の記載があまり宜しくないものの、最近の日経平均の堅調に寄与しているのは間違いありません。

リンナイ(5947)も続伸。ただテクニカル的にはボリンジャーバンドを飛び出しており、なかなか素直に上値を追いに行く動きになっていません。しかしそうこうしている間に日証金での貸し株は激増、益々需給が好転しているのは見て取れると思います。四季報の中身もまずまず。

さて、たまには推奨銘柄以外に関しても雑談コメントとして挙げてみたいと思います。

最近市場ではパチンコ関連銘柄の値動きが激しくなっています。パチスロ台を新基準台に入れ替え需要が発生し、数年前のような大相場を展開するのではないかといった期待感が先行する形となっています。私の最寄りの駅前にも最近パチンコ屋が華々しく開店して、グランドオープンには大行列。いつのご時世もパチンコ屋は衰え知らずだなーという印象です。にしても何だかグランドオープンに並ぶ人とIPO狙いの投資家って似ているなーと思いました。別にそれが悪いというわけではないですよ。

さて、そんな背景もありこの業界は先日まで急騰したと思いきや、その反動で一昨日辺りから弱いものが目立っています。私は残念ながらパチンコ、パチスロ共にやらないので詳しくない業界なのですが、株的に各メーカーを見ると、少なくともテクニカル的にはもう一段高上値を狙いそうな銘柄もあると思います。

この相場を作り上げたアビリット(6423)は動きは面白いですが、ずっと株価を見ていられる方でないとリスクは高いと思われます。需給面的には買っていっても良さそうですが、業績面では買わない方が良いという感じです。

アルゼ(6425)は業績的に回復傾向にあり良いのですが、先んじて上昇していた分、買い上がるのには少々リスクが必要かなーと思います。

そんな中でまだ買える銘柄として個人的に思うのがフィールズ(2767)とSANKYO(6417)ですね。四季報を見てもそれぞれ良い中身ですし、チャート的にもフィールズは悪くない、SANKYOはむしろ良いチャートとなっています。アビリットが再び暴れてくれれば(アビリット程値動きに面白味はなさそうですが)再度この業界に注目度が集まり、これらの銘柄はそれ程リスクなしに上げてくれると思いますね。

業界的に「射幸心を減らすような台にしないといけない」という御上のお達しがあり、かつ最近の消費者金融バッシングが同業界との黒い連鎖に影を落としています(パチンコ屋の近くの無人契約機がその循環集金システムの顕著な例です)。そこら辺が長期的にはマイナス材料ですが、短期的には注目しておいても面白い業界だと思います。以上、長々とした雑談でした。

以下推奨銘柄の動きです。

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日推奨 3470円→2430円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 1月20日再推奨 390000円→223000円 目標75万円

カナレ電気(5819) 4月6日推奨 2155円→2005円 目標3000円

富士電機HD(6504) 5月3日推奨 685円→649円  目標800円

スルガコーポ(1880) 5月26日再推奨 7240円→9100円 目標12000円

メディシノバ(4875) 9月27日注目→11月2日推奨に格上げ 1280円→1440円 目標1800円

注目銘柄

ソフトバンク(9984) 8月10日後場注目 2300円→2525円 目標3000円 

リンナイ(5947) 12月12日注目 3570円→3620円 目標4000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。