KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ヨソウガイデース

昨日は年末固有の超が付く忙しさに超残業で死んでました(T△T)今日は命からがら逃げてきました。そんなワーカーホーリックな筆者がお届けする詐欺被害の話はまだまだ続きます。

「じゃあ私が今後新聞代を負担しておきますんでご心配なく(^^)あ、それから多分販売店の店長から後ほど契約確認の電話がかかってくると思います。その時に「訪問販売員が自分で支払うと言っていませんでしたか?」と聞いて来ますが、それは「いいえ」と応えてください。この手口は本当はダメなんです。でも私もクビがかかってますから・・・お願いします」
この時点でかなり胡散臭いなとは思っていました。だから電話がかかってきたら「はい」と応えて破談にしてしまおうかとも思ったのですが、結局逡巡した挙げ句に「いいえ」と応えてしまったのです。若かりし頃の汚点ですね(T△T)

翌日から新聞が届けられるようになりました。私は販売員に説明したように、朝起きてすぐに会社に出社しないといけないし、朝新聞なんて読んでる暇はなく、ハッキリ言って新聞が来るだけゴミの山になって無用の長物でした。新聞には雨避けのビニールが毎回かかっていますが、それすら破らずに未開封のままドンドン溜まっていきました。

一ヶ月後。ドアをノックする音がして「A新聞です」と来ました。
「一ヶ月分ノ購読料オネガイシマス」
契約の時に来たおじさんとは別の、外国人留学生風の兄ちゃんでした。少し片言の日本語で請求してきます。
「いや、何か私の契約は払わなくて良いという話になってるはずなんですけど(・・;)」
「イイエ、新聞取ッテルデショ?オ金払ッテモラワナイト」
その兄ちゃんは本当に悪気がなかったのかも知れません。文化の違いなのかも知れません。しかし、その時の兄ちゃんの半笑いの表情が今でも印象に残っています。私はその瞬間ダマされた事を悟り、怒りが瞬時に沸点に達しました\(*`∧´)/

「いや、そういう話ではないです!\(*`∧´)/」
「オ金払ッテ下サイ」
「いや、話が違う!払いません!!\(*`∧´)/」
「ソレハ困リマス」
「じゃあわかりました。払いますけど、あなたには払いません!私が契約した時のおじさんをここに連れてきてください!そしたら話し合い後に納得できたら払います!!\(*`∧´)/」
「ソレハデキマセン」
「何でできないんですか!?」
「・・・」
「とにかくこれで契約は破棄します!金輪際配達しないでください!ここにある新聞も、トイレットペーパーも一切使っていませんから持って帰ってください!!!\(*`∧´)/」
その外国人風の兄ちゃんは、それらを受け取らずにスゴスゴ帰っていきました。私は腹が立って仕方なかったので、玄関の前に未読の新聞の束、トイレットペーパーを置いて「A新聞さん、不当な契約は解除致します。お持ち帰り下さい」と書いた紙を添付して置いておきました。(話はクライマックスで続く)

さて、腹が立たないようにしたい日経平均は本日反発。昨晩のNYダウはもみ合い症状ながらもかろうじてプラス。それを受けた日経平均は一瞬15000円を切った事が反発の狼煙となり、そのままスルスル上昇。本日の高値圏で引けました。本日が年内受渡最終売買日だったこともあり、損失確定・益出しの売りが峠を越えた事も需給好転の材料となったようです(ただし損失の通算は約定日ベースにすることも可能です。手続は面倒ですが。詳しくは最寄りの税務署まで)。

投資判断は「中立」。ただ先日にもお伝えしたように、来週から来月中頃にかけて堅調な推移が見られるのではと思っています。時には今日のように結構大きな上昇も見られるのではと思います。ですから超短期的には買いで見ていけるのではないかと想定しています。先日「短期の上限は15500円程度」としましたが、少し訂正して16000円弱程度に上方修正しておきます。ただしそれ以後は軟調推移を予想。景気減速感もあり、根本的な基調はまだまだ弱いと思います。

またこの時期になると決まって出てくる「干支で占う年間の騰落率」では「子」年が一番リターンが良いそうです。しかし「亥」年も良好なパフォーマンスが得られるはずだったのに今年はこの体たらくですから、あまりアテにならないと思います。

新興市場は「強気の買い」。本日はマザーズ・ヘラクレス指数が堅調推移。こちらも昨日までは荒んだ展開が続いていましたが、税金対策の売りも一巡したようです。テクニカル的には苦しい状況になってきましたが、何とか割安感を背景に見直し買いが入って欲しいところ。

ソフトクリエイト(3371)は変わらず。しかし寄り付きから上場来安値を更新し、一時1500円を付ける場面も。買い板が薄いところに投げ売りが入った模様。ソフトクリエイトという厄を落として来年に挑みたいと思った投資家がいるのでしょうが、個人的には上場来安値がすっきりとした数字になり出来高も膨らんだため、ソフトクリエイト自体の厄が落ちた感じがしています。昨日の日経産業新聞、本日の日経MJによると「2012年にはECサイトが携帯でも盛り上がりを見せ10兆円産業になる」との野村総研の見通しが報じられています。そんなわけでECサイト構築のトップを走る同社の成長は十分に続く事が期待できます。こんなところでウロウロしている株ではありません。

野村総研HPより
http://www.nri.co.jp/news/2007/071219_1.html

ソネットエンタテイメント(3789)は大幅反発。ようやく本格的なリバウンドを見せています。しかしまだまだこんなところで喜んではいられません。この株もまだまだ上に行ける銘柄です。

USEN(4842)は続落。本日は総務省による行政指導のニュースが発表。衛星放送契約者に不当な違約金を請求していた事が問題視されています。業績に与える影響は軽微ですが、イメージ悪化は残念。

オプトロム(7824)は続落。上場来安値を更新し、遂に20円台に突入。既に基本的には見捨てている株ですから現況報告だけに止めます。

ソフトバンク(9984)は反発。全体相場に引っ張られる形で本日のところは一安心の状況。直近まで売られ過ぎの感がありますから、単純に需給面から見てもリバウンドはもうしばらく続くと思われます。

任天堂(7974)も反発。個人的にはまだまだ下げると思いますが短期的にはリバウンド局面に入りましたから、一旦来週頭の寄り付きで利益確定買い戻しとします。これでようやく勝った・・・と言うつもりはありませんから、来年また売り狙いでいきたいと思います。そしてそれは遠い未来ではなさそうです。

JT(2914)は続伸で一時70万円突破で上場来高値更新。うーん、一貫した上昇相場が続いています。ここもちょっと一旦損切りとして来年のまた売り場面を探したいと思います。これもそんなに遠い未来ではないと思います。

そしてここで新たに一銘柄買いポートフォリオに加えたいと思います。武富士(8564)です。

業績は良い・・・わけがありません。皆さんご存知の通り消費者金融業界には強烈な逆風が吹いています。では何故ここで敢えて買いとするかというと、いい加減これ以上悪材料は出ないだろうということ、PBRの割安感があり外資を中心とした業界再編圧力が良い方向に作用してくれそうな事が挙げられます。最近ではシンキ(8568)が大暴騰していますが、そろそろ良いだろう的な空気が同業界を取り巻いている証左でもあります。

テクニカル的に下げ止まったとは言い切れないものの、短期的には2500円が下支えしてくれそうで一応の安心感はあります。そして9/26に付けた上場来安値水準以降、比較的出来高水準が高まっており、月足等で見ても1999年から続いた長期下落相場の終焉すら期待できる感じになっています。そこまで大袈裟に期待しなくとも、短期的にある程度の戻りを期待してもバチが当たらないのではないかと思います。

他には配当利回りが来年から少し意識されてきそうです。正直額面通り配当が配給されるかどうかは予断を許しませんが、更なる減配となってもある程度利回りの高さは維持されそうです。3月末の配当取りを狙った動きが出てくるのも毎年年初から2月頃の話です。

そんなわけで来週初めの寄りから買いポートフォリオ入れとします。目標株価は3000円。ちなみに年初は海運=開運だの、富士だのが付く縁起の良い名前の株が買われるというジンクスもありますから少し期待してみましょう(この辺のジンクスで上がっても翌日すぐ下がってしまうのですが・・・)。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1640円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→359000円 目標75万円

USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→923円 目標1500円

オプトロム(7824) 5月25日より 59円→29円 目標80円

ソフトバンク(9984) 10月5日より 2400円→2340円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 10月15日より 117000円→128000円 目標20万円

売り銘柄

任天堂(7974) 12月1日より 69000円→64500円 目標53000円

JT(2914) 12月4日より 676000円→693000円 目標60万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。