KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

カバンの中も机の中も探したけれど見つからないのに

最終的に姪は韓国から無事帰ってきたんですが、色々なところを観光してきたようです。南大門や韓国のテレビ局に行ったりと、メジャーどころの観光地は案内してもらったのだとか。そしてあの「38°線」にも行ってきたそうですが、その際「命を落としても責任は取りませんよ」的な誓約書を書かされたとか。おー恐っ( ̄Д ̄;;にしてもそんなとこを観光地にするなんて、ある種商魂たくましいというか・・・(-。−;)

韓国での交換留学最終日。姪は仲良くなった韓国人高校生4人と繁華街で土産物を物色していたそうです。で、まず私の家へのお土産としてお菓子と母が希望していたイ・ビョンホンのカレンダーを購入(;^_^A

そして次はお父さんにネクタイを買っていこう、という事でネクタイを物色。良いのがあったからコレにしようと思ったのですが・・・アレ、財布が無い!!( ̄Д ̄;;

色々焦って探し回ってみたものの見つからない( ̄Д ̄;;どうやらスリにすられたらしいのです(××)日本の平和な治安に慣れてしまって、財布をカバンから取りやすい位置にしまっておいたら、人混みの中でやられてしまったそうなのです(・・;)

姪はショックのあまり繁華街のど真ん中でワンワン泣き出したそうで(T△T)韓国人の友人達は慌てて必死に慰めるものの、姪は泣き止まず。スリに遭ったショック、自分の迂闊さを呪う気持ちで悔しさいっぱい。取られた金額は正直大した事無かったのですが、何より家族に対する土産を買う事のできない悲しさ。「お父さんにこれを買っていきたかったのに〜(T_T)」と。

とりあえず警察に言って被害を報告。しかし当然財布は返っては来ません。幸いパスポートは無事ですし、チケットは高校で用意してあるので帰る事はできるんですが、最後の最後で最悪な思い出が追加されてしまいました(T_T)

そんな中、泣いている姪を不憫に思った韓国人の友人達が「皆で財布を探しに行ってくる」と言って姪を一人置いてどこかに行ってしまったのだとか。残された姪は寂しさと心細さのあまりまた泣き出す始末(T△T)

ところが姪が泣き疲れたところに間もなく戻ってきた彼女らの手には、あのネクタイが。なんと財布を捜しに行くフリをして、4人でお金を出し合ってネクタイを買って来てプレゼントしてくれたのだとか(××)ええ話やなぁ(T_T)それに感激してまた泣き出した姪でした(T△T)(続く)

さて、泣き出したくなる程無惨な株式市場は本日何とか反発。サブプラ問題の震源地であるアメリカでは財政・金融両輪で政策を打ち出し、なりふり構わぬ火消しに。金融面では史上初の0.75%緊急利下げ。更に追加利下げの姿勢も見せており、一方では安心感に、一方ではそこまでしないといけない危機的状況のアナウンスメントも見せ、アメリカはマイナス圏ながらも大幅下落の後に切り返しの動き。その切り返してきた動きを引き継いで、世界の株はひとまずの安心感を見せる動きとなりました。

投資判断は「買い」。しかし正直今日の反発力の鈍さに、また下落ムードが漂っています。昨日のたった1/3程度しか反発できておらず、しかも出来高・売買代金共に細り気味。頼みの綱は騰落レシオが8月急落時と同様50%台に突入した事実。当時もそこから反発局面を作りましたし、素直にセオリーに従えばここからの下押し余地は小さいはずです。ただ下値が小さい事と、反発は必ずしもイコールではありません。今の状況はあのブラックマンデー以上の下落率で大大暴落と呼ぶに相応しい状況ですから尚も予断は許しません。

アメリカで利下げを行うと、今までは大きな反発を見せていました。0.5%の利下げを実施した時には消火に成功したかに思われました。しかし、今までの流れを見てもわかるように、利下げによる株価の反応は一時的なものでしかありません。それが効いてくるのは随分先の話です。

ちょっと自慢なのですが、私は飛行機を操縦した事があります。もっとも隣に正規のパイロットがいて、離陸後での話なのですが。その時の体験ですが、操縦桿を右に倒しても機体はなかなか旋回しないのです。おやっと思って、もっとグイッと倒すと一気に右に旋回し出します。バランスが崩れて「ヤバイ( ̄Д ̄;;」と思って今度は一気に左に倒します。相変わらずなかなか旋回しません。もっとグイッと倒すと、今度は一気に左に旋回し出すのです。あの時は本当に死ぬかと思いました(××)

実は操縦桿の動きが機体に伝わって、進路を転換するにはタイムラグがあります。今は一生懸命操縦桿を倒して経済をソフトランディングさせようとしているところなのですが、その効果が現れるにはタイムラグがあります。そこで操縦桿を倒し過ぎると機体はバランスを崩して次はインフレという災厄に見舞われます。私はここは危機だ危機だと言っても良い塩梅で止めておき、過剰な経済政策を採りすぎないのが実は後々良いのではないかと思います。

日本政府は今回の危機に対して「無策だ」と非難されていますが、実は私は今回のサブプラ問題に関しては日本が悪くないんだし、世界の国々ほどにはサブプラの商品を(直接的には)取り入れていないのだから、日本は静観でも良いのではと思っています。ただ無策なだけなら良いのですが、余計な事をして(日本も金利を引き下げるとか)、後々の災厄を招くような事だけはして欲しくないと思っているのです。ここはパイロット(=各国首脳)の腕の見せ所です。

新興市場は「強気の買い」。しかし反発力は大型株以上に弱く、日経ジャスダック平均に至っては反発の恩恵を受けられずにマイナスとなっています。売買代金も細る一方で、投資家離れが深刻になってきています。テクニカル的にもしばらく底打ちを確認するまでは反発も難しそうな局面。一方、大証によるジャスダック統合案も段々実現に近づいてきており、新興市場は今反騰の準備を整えているところです。もうしばらくの辛抱か。

JR東海(9022)は続落。90万円を割り込み、ついにこの銘柄も年初来安値を更新してきました。反発相場の中、ディフェンシブ株が売られる展開のようです。テクニカル的には2番底を探る動きになりそうですが、相場が安定期に戻るまでは辛抱の展開が続くか。

USEN(4842)は反発。遂に500円割れとなっていましたが、今日の所は反発に弾みがついた格好。ただテクニカル的には5日線越えに失敗。明日以降は軟調推移が予想され、もうしばらく下落トレンドが続きそうです。400円割れも覚悟せねばなりませんが、PBRで見た場合の割安感はありますから、長期的に捉えれば案外悪くない銘柄であると見ています。日銀が金利を上げ損ねており、金利が上がらなければ同社の有利子負債の大きさは目を瞑れるでしょう。ただしその前に有利子負債を返せるように利益を上げていかなければなりませんが。

アセットマネージャーズ(2337)は続落。本日は後場から買い手不在の中ストップ安まで。新興不動産銘柄のリバウンドもひとまず終わりを見せ、下落第二波動入りしてしまったようです。残念ながら明日の寄り付きで損切りとします。あぁ、また売りのタイミングをミスりましたね。反省です。

JT(2914)は反発。本日の寄り付きからのエントリーとしましたが、寄り高後は値を下げる展開。戻り待ちの売りも多い状況のようですから、このまま落ちていくのを期待しましょう。

さて、最近毎日のように銘柄を増やしていますが、今日も一銘柄売りポートフォリオに加えたいのがまたまたまた登場の任天堂(7974)です。

今日は全体相場の反発に併せて上昇という部分がありましたが、明日場中にも発表されるであろう決算に対する期待感も強いようです。好業績を発表して相場のカンフル剤となるか、任天堂株に注目してない人でも気になるところです。

個人的にはやはり好決算だと思います。それも多分市場予想より少し良い決算なのではないでしょうか。それで瞬間風速的には上がると思います。

ただそれが今後も安定的に続けていけるかどうかは疑問符です。多分Wiiはまだまだいけるでしょう。売れると思います。DS本体の方は脳トレ以来、人気ゲームは出ていませんが、今年はドラクエ9という超ドル箱ソフトの発売が控えています。話題性も十分。ただこれらは市場もとっくに織り込んでいる話です。それ故株価が時価総額3位になるまで過熱して買われてきたわけです(現在は4位に後退しましたが)。ですから決算後の材料出尽くし売りを狙います。

需給面ではすっかり歯車が逆回転している状態です。ここら辺りの話は前回売りポートフォリオに入れた1/12のブログの時から特に変わっていないので、そちらを参照してください。

テクニカル面では正直何とも言えない水準です。むしろ割安感が出ていてちょっと買っても良いかなと思わせるような指標になっていますが、今回は敢えてテクニカル面に対抗してみようと思います。理由は上記に挙げた二つの理由のマイナス面が強いと思うからです。

ただそのためエントリーには条件を設定します。明日の前場56000円の売り指値で付かないようだったら前場終値で成行売り、つまり不成注文です。目標株価はとりあえずまた5万円に設定しておきます。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1185円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→328000円 目標75万円

オプトロム(7824) 5月25日より 59円→27円 目標80円

ソフトバンク(9984) 10月5日より 2400円→1916円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 10月15日より 117000円→110000円 目標20万円

JR東海(9022) 1月9日より 965000円→897000円 目標105万円

USEN(4842) 1月15日より 598円→506円 目標850円

アセットマネージャーズ(2337) 1月16日より 78000円→62600円

セプテーニHD(4293) 1月19日より 161000円→158000円 目標20万円

売り銘柄

JT(2914) 1月22日より 607000円→601000円 目標50万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。