最近すっかり寒くなってきました。うちもようやく空気清浄機付きガスストーブを導入して、冬を越す準備なんぞしております。そんな寒い時期にまだ暖かかった沖縄を思い出して話はまだまだ続きます(;^_^A
10月7日(火)
翌朝。相変わらず沖縄は刺すような強い日差しでした。ホテルの最上階の景色の良いブルジョワレストランでブリリアントな朝食を食べる我々。あぁ、皆今頃朝の出勤の準備をせわしなくしながら陰鬱な気持ちで出社しているんだろーなー・・・コーヒーを片手に港を出港していく船を見ながらそう思う私。←嫌な奴
そんなブリリアントな一時を過ごした後はすぐにホテルからの撤退準備。実は我々の那覇での滞在は一泊のみ。この後すぐに石垣島へと移動する事になっています。準備を整えるとチェックアウト。
レンタカーを返しに行かないといけないのですが、ガソリンを満タンにしないといけません。普通大通りを走っていればガソリンスタンドの一つや二つ見つかるのですが、来る時に空港からホテルまでの間にガソリンスタンドは見当たりませんでした(・・;)
なわけで見知らぬ土地でガソリンスタンドがどこか探さないといけないのですが、ここで自慢のiPhone登場。「Around Me」というアプリケーションソフトを使えば、GPS機能で現在地を確認し、自分の周りにあるお店が即座に検出されます。あぁ、持ってて良かったiPhone(^^)←アップルの回し者ではありません
検出されたガソリンスタンドはホテルのすぐそばにありました。よし、ここでガソリンを満タンにして・・・と思って近寄ってみると、何となく寂れた感じが(・・;)どうやらそこは改装中で休業中(××)さすがのiPhoneもそこまではわからなかったようです(T△T)
仕方がないので次なるガソリンスタンドへ。しかし石垣行きの飛行機の時間もあるのでやや焦ります( ̄Д ̄;;何とか到着した次のガソリンスタンドはちゃんと営業中でした。ホッとした気持ちと共に「レギュラー満タンで」。そして請求された料金は「200円です」と。ほとんど走ってませんでしたから、1リットルちょっとしか入りませんでした(;^_^Aなんかこっ恥ずかしい気持ちで200円だけ払ってガソリンスタンドを後にしました。
それにしても沖縄は本土復帰特別処置法の影響で燃油税が本土よりも7円程度安いらしく、ガソリンが安いのです。当時は本土で平均160円とかしていたのですが、ここでは140円程度でした。今は本土でもかなり下がりましたけどね。
そんなこんなで無事レンタカーを返して那覇空港に到着。我々は次なる目的地石垣島へと向かうのでした。(つづく)
さて、次なる目的地を目指したい日経平均は本日続落。昨日のNYダウはアメリカ財務省の住宅ローン向け債権買取否定により大幅下落。また前回のサーキット・シティに続き家電小売り最大手ベストバイが下方修正を見せた事により、クリスマス商戦が予想以上に低迷するのではないかとの懸念も下落に拍車をかけました。
それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。明日にSQを控えて動きが取り辛い中、海外マーケットの動向に振り回されるいつもの展開に。一気に進んだ円高も背景に、引け間際に見せた反発も無駄な抵抗に終わり、結局は5%を超える下落で引けました。
投資判断は「中立」。実はそろそろ先月下旬から態度を保留にしてきた「底打ち宣言」をしても良いのではないかと思っています。ただそれは急激な反騰を意味するのではなく、ボラティリティが少しずつ低下してきて、底堅い横ばいの動きにベクトルが向くというようなニュアンスです。
明日でメガバンクの決算も出そろってSQも通過。連休中にはG20金融サミットが開かれ、目先の目立ったイベントは終了となり、逆に材料を失ってより一層動き辛い相場が来るような気配もあります。売買代金は益々低迷する一方で、外部環境に振り回され易い状況は続きそうです。
それもこれも日本の政局が未だ混迷の度合いを強めているからです。結局給付金の話を含めた予算の2次補正案は越年となりそうで、国会運営はある種凍結状態にあるという感じです。さっさと解散して次のアクションを取るべきなのに。
給付金の話は日を追う毎に悪法の様相を強めています。ここまでミソがついて一体何のためにやるのでしょう?何故65歳以上の給付金が2万円で、一番消費行動を取る労働世帯が12000円なのか?銀行振込にしたら結局そのまま貯金する人が大半ではないか?と、心躍るよりも腹立たしさの方が強まっているところです。
増税とセットならば、こんなナンセンスなバラマキは止めるべき。こんなことしか思いつかない与党がこんな大変な時期に政権を取っていると思ったら嘆かわしい限りです。個人的には麻生さんになったら少しは良くなるかと思っていたのですが、残念ながら見込み違いだったようです。今は一日も早く解散して欲しいと願うばかり。
そして市場はそろそろ年末相場を睨んだ動きになってきそうです。特に今年は下落の激しかった年でしたから、個人投資家が税金対策に含み損銘柄の損を確定する動きも出易いでしょう。また株券電子化がいよいよ来年頭に迫ってきており、タンス株入庫完了後、そのまま売りに出す人も多いでしょうから、オールドエコノミー銘柄には個人投資家の売り圧力も相当程度出てきそうです。
新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に下落。サイバーエージェント(4751)の連続ストップ安など、最近の新興市場の堅調さが消えてきてしまって売買代金も低下傾向。ただ来月は久しぶりのIPOラッシュで、年内の駆け込み需要が相次ぎます。現在のところ8銘柄も決まっており、今年最初で最後の新興らしさを見せられそうです。中にはmixi(2121)の同業種グリー(3632)も入っており、久しぶりに話題性のあるIPOが出てくると言えそうです。ただ目下IPOは7連敗中ですが。12月に向けて環境を良くして欲しいところ。
ソネットエンタテイメント(3789)は反発。この相場展開の中、かろうじて切り返してきました。テクニカル的には一目均衡表の遅行線が実線を抜いて買い転換。比較的値持ちも良く、信用倍率も徐々に売りを集めています。もうしばらくこの水準を維持できれば、突然の大幅高もあり得る日柄になってきました。一目均衡表の雲を睨む来週が注目どころ。
ソフトバンク(9984)は昨日のストップ高から一転ストップ安。孫社長の保有株比率低下報道が売り材料に。もっとも同族の投資組合に名義が移動しただけであり、支配力には影響はない模様。ただ昨日の凄まじい上げに対する売りのきっかけとはなった様子です。それにしても昨日の上げにより、信用倍率は一気に改善。お陰で逆日歩が発生して、貸借倍率的には売り長になりました。
それにしても同業他社ドコモ(9437)のインドタタテレサービシズへの投資が物議を呼んでいます。国内の携帯事業頭打ちを見据えて、インドを成長市場とみて投資をするという観点は良いと思います。ただその投資額の算定が過剰であると市場は判断し、私もその点についてはやはり過剰だと思います。
ドコモと言えばかつてオランダのKPNモバイルに出資して、1兆円以上の損失を出して何の成果も得られなかった超投資下手という印象があります。今回も同様に巨額投資をしてiモードを海外に展開しようとしているわけですが、どうもその辺りの話がちらついて、正当に評価できない面があります。そんな余剰資金があるのなら、ユーザーの通話料に還元せーと言いたいですが。
一方でソフトバンクは恐らく中国での携帯電話事業参入を目論んでいる事でしょう。どちらも人口の多い成長市場ですから狙いは間違いありません。そしてソフトバンクと言えば投資でここまで大きくなってきた企業です。ドコモとソフトバンクは「投資」というキーワードで、今後の明暗を大きく分けそうな感じがします。
みずほFG(8411)は続落。前日のNYで金融株が大幅下落した事により、邦銀株にも売りが先行。また優先株の発行により3000億円の資金調達を発表。前の優先株も普通株に転換が済んでいない状況での増資による希薄化懸念で、売りに押される展開となりました。
そして本日引け後には中間決算を発表。内容は既に先月末に出たものと変わりなく、今更サプライズは無し。一方で明日三菱UFJ(8306)や三井住友(8316)の決算を控えており、これらと一蓮托生に見られて、メガバンク全体としての方向性が出そろうのは来週に入ってからのようです。
以下ポートフォリオの動きです。
買い銘柄
ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→650円 目標6000円
ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→213500円 目標75万円
ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1225円 目標3000円
メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→100000円 目標20万円
ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→894円 目標1500円
みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→254500円 目標70万円
SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8390円 目標2万円
USEN(4842) 7月15日より 300円→133円 目標400円
日本リテールファンド(8953) 8月31日より 450000円→278900円 目標55万円
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。