KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

シュロ交わればシュロシュシュシュ 後編

そしていざ棕櫚箒を注文しよう・・・としたのですが、一口に棕櫚箒といってもピンからキリまであります。価格もピンは数万円、キリは3000円という幅の広さ。ここでまた迷いが生じます(・・;)

私「うーん、3000円でも棕櫚箒に違いないなら3000円のにしようか・・・(-。−;)」
嫁「うーん、そうねー・・・一応棕櫚箒を買うという目的は達成できるし・・・(;^_^A」
私「でも安物の棕櫚箒を買ったら本末転倒というか、意味が無いというか・・・(-。−;)」
安い棕櫚箒の存在が、我々の心の間隙を突いてきます(・・;)

そして結局
私「まあ棕櫚箒の入門編としてまずはこの一番安いのを買って、よっぽど気に入ったらまた良いのを買えば良いのでは(;^_^A」
と安い方を選択。注文しました。

ところで箒といえば相方のちりとりが必要ですが、そのちりとりも普通のプラスチックのちりとりだったら棕櫚箒には不釣り合いです。色々調べてみると「はりみ」と言われる紙でできたちりとり状のものが、どうやら正式な相方のようです。はりみ自体は紙でできているため、値段は高いものでも2000円位と、そんなに大した事はありません。ただ紙でできている以上耐久性はそれほどなさそうです。

しかしながら私たちが注文したところではりみの取扱がなかったので、はりみは今回諦めました。また機会があったら購入してみようと思います。

数日後。到着した棕櫚箒を早速使ってみた嫁の感想は・・・
「確かに樹脂がポロポロ落ちてくる。使い勝手は・・・うーん、よくわかんない(-。−;)」
とのこと。特にフローリングがツヤツヤする事もなく、現在のところまだ恩恵には与れない我が家でした。

更に棕櫚が傷んでしまうため普通の箒のように立てかけておくのは禁止で、使わない時は地面に着かないようにどこかに吊しておかないといけません。それが他の家庭用品と別格の待遇を受けているようで、どこか誇らしげですらありますが、無下に扱う事もできません。これがもし数万円の奴だったらどうなっていた事か。果たして箒として普通に使う事ができたのでしょうか(・・;)結果的には安いのにして正解だったのかなーと思いました。(完)

さて、ツヤツヤする事のない日経平均は本日反落。前日のNYダウは寄りこそ安く始まったものの引けにかけて切り返し、金融株の健闘もあって小幅高で終えました。それを受けた日経平均でしたが利益確定売りが先行して朝方から軟化。昨日窓開けして急上昇した反動が大きかったようですが、為替の一服感、アジア株の下落、週末のメジャーSQを控えた様子見ムード等々が更なる売り要因となったようです。

投資判断は「中立」に。前々から予定していた通りここにきて投資判断を一段階引き下げる事にしました。そして行く行くは「売り」に下げる事になると思います。目先1万円達成(もしくは寸前)まで株価が進捗すると、短期的に市場は目標を失います。そこにきてメジャーSQにより上値でSQ値が決まってしまうような事になれば、需給面でも株価は軟化の方向に向かいます。

今まで4・5月は一貫して「強気」として参りましたが、そろそろ株の上げも一服する日柄でもあります。ただし急落というわけではないと見ています。夏の終わり頃(9月のメジャーSQが一つの目処)にかけて緩やかな下落が続くと思います。一方でまた7000円に向かうという事はないと見ています。せいぜい8000円前半までが関の山でしょう。そこを過ぎれば株価は順調な回復軌道に乗ってきて、年末に向けて実体経済・雇用環境の落ち着きと共に名実共に上げ相場になってくるものと見ています。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に軟調。日経JASDAQ平均は年初来高値を更新したものの、13営業日ぶりの陰線となりました。全体市場における上昇率ランキングを見ると一目瞭然なように、仕手系の銘柄が名前を連ねています。短期資金はそこに取られた格好で、順調に値を上げていた新興市場は売られてしまいました。短期的にはトレンドが転換したような感じに受け取れ、マザーズ指数のパラボリックが暗転してしまっているのも象徴的。ただし過熱感があったことも確かですから、この辺りの調整が一巡するとまた再度上昇相場に戻ってくると思います。そしてその時間はそんなにかからないと見ています。

ソフトクリエイト(3371)は続落。引き続き出来高こそ増えているものの、上値の重い展開が続いています。新興市場高もほとんど影響なく蚊帳の外。本日発表の信用残では6万株超の買い残と、一段と需給の不安要因となってしまっています。この辺り将来の売り要因と見るか、人気が出てきていると見るか、見方が分かれるところですが、あまり良い傾向とは言えないでしょう。

ただし今まで長年同社の株価推移を追ってきましたが、値が固定されると一段水準を切り下げてしまう傾向が上場来続いていましたが、今回は5月の頭で値を切り下げた後に、間もなく切り返してきました。しかもその切り下げのレベルが小さく、いよいよ底を打ったような印象を与えています。配当利回りは4%台で、優待も加えると5%水準になってきます。そういった部分が株価の下支え要因になっている事は間違いなく、底が確認されれば後は上がっていくだけです。

ソネットエンタテイメント(3789)は続落。謎の下落は続き、遂に75日線を下回ってしまいました。親会社ソニー(6758)は昨日年初来高値を更新してきたものの、子会社のエムスリー(2413)、DeNA(2432)はやや頼りない株価推移をしています。中でも同社の株価が一番頼りないわけですが、業績は引き続き増収増益基調なわけですから20万円割れの水準はやはり絶対的な買い水準と言えるでしょう。

ソフトバンク(9984)は続伸。本日の市場環境の中、逆行高となりました。材料としては各証券会社の目標株価引き上げ及びiPhoneの新型モデル発売決定が挙げられます。テクニカル的にも25日線を下値支持線として年初来高値更新。日足のMACDも明日にも好転してくるでしょう。本日発表の信用倍率もまだ1.03倍のため、一般的な信用倍率が2倍程度である事を勘案すると、まだまだ需給面でも良好と言えます。

ところで新型iPhoneは昨年程株価材料にはなりそうにありません。去年の今頃はiPhone効果の期待でだいぶ上がりましたが、一年経った今では結果はご覧の通りです。今回の新型も特に目立った機能が付いたわけではありません。ただiPhone OS 3.0の公開が近づいており、それでIP網を活用した無料電話サービスSkypeが3G環境でも使えるようになるという話(確実なところはまだ不明ですが)。そうなってくると新旧問わずiPhoneは売れるでしょうが、携帯キャリアは泣く事になります。通話料で稼げなくなりますから。

それよりも何よりも単なる愚痴ですが、iPhoneを発売日当日に買った私は後1年間月額数千円の負債(端末代)が残っているにも関わらず、最近買った人はタダか新型が安価で手に入るかのどちらかで、後出しジャンケンで負けた感じが否めません。確かに最初は皆に自慢できて良かったけれど、当初は不具合も目立ちましたし、この仕打ちはひどいです・・・(T△T)

メディカルシステムネットワーク(4350)は反発。ただ引き続き12万円を挟んだ攻防に終始しています。25日線が接近してきて下値支持線としては機能しているようですが、なかなか買い上げられる機運は見られません。この辺り空売りの出来ない銘柄の弱さと言えそうです。25日線を割り込んでしまうと一旦11万円までの調整は覚悟すべき。

みずほFG(8411)は反落。昨日メガバンク全般に強かった反動もありましたが、アメリカの金融株が強かっただけに残念なところ。ただ昨今の株高に乗り切れておらず、出遅れ感の強い印象は受けます。テクニカル的には5月上旬に開けた窓(208円〜226円)の窓埋めを5月下旬に拒否する形で反転上昇、強気相場を形成しています。日足のMACDも好転している事から、この先全体相場が多少軟化しても、比較的値を保つ事ができるのではないかと見ています。増資も一段落して株価も一段落したら後は上がるだけ。

SEH&I(9478)は反発。薄商いながらも終値ベースでは年初来高値を更新してきています。買い板は薄いものの、それでもこの銘柄にしてはまとまった買いが入っているため、値を上げていこうという意志は感じられる株価チャート。極端な過熱感を出さないように進んでいます。

日本リテールファンド(8953)は反落。昨日はGSが目標価額を49万円に引き上げたものの、あまり目立った反応はありませんでした。それでも週足で見ると52週線を突破しようと必死で、5月上旬からの三角持ち合い上放れがより鮮明になってきています。一目均衡表の雲にも入っており、この辺りを抜けてくると相当強いチャートになりそう。

ケア21(2373)は続伸で一時二日連続のストップ高。昨日引け後に今期見通しの営業利益上方修正を発表。リース資産の評価方法変更により、費用計上を営業費用から営業外費用に移した分だけの上方修正でしたが、市場にはそれだけでも満足だったようです。確かに中間期の予想は一方で普通に上方修正してきましたから、通期見通しの達成確度が上がった事も好感されている模様。

ただ最近の値の飛ばし方は少々過熱気味で、ボリンジャーバンド+3σを攻める強さが継続中。目標株価は引き続き10万円を堅持していますが、それはもう少しゆっくりと達成すれば良い水準。5日線に下支えされ、再度反騰攻勢をかけるかも知れませんが、この辺り一旦反動が出てきそうなレベルなので、明日の寄り付きで一度撤退とします。それから今回の上昇の概ね半値戻し水準である55000円まで下落してきたら、再度ポートフォリオ入れとします。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→645円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→192000円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1838円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→122000円 目標20万円

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→901円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→246円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→11700円 目標2万円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→417000円 目標55万円

ケア21(2737) 5月17日より 45000円→62000円

ダイセル化学(4202) 5月19日より 520円→535円 目標600円

幼児活動研究会(2152) 5月24日より 1390円→1555円 目標2000円

豊田合成(7282) 6月2日より 2090円→2105円 目標2500円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。