KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

シュロ交わればシュロシュシュシュ 中編

前回の棕櫚箒の話の続きです(5/28のブログ参照)。棕櫚箒とはそんじょそこらの十把一絡げで売られているホウキとは異なり、とても品格のある由緒正しきホウキなのです。なのでお値段もそれなりのものになります(・・;)

最初は「ダメダメ、そんなホウキ。ホウキなんてそれこそこの世に掃いて捨てる程あるんだから、普通のホウキで我慢なさい┐( ̄ヘ ̄)┌」と嫁をいなし、嫁も「そうだよねぇ」と諦めかけていたのですが、他の商品を見回りながらよくよく考えてみると「んっ、それもありやなー」と突然気が変わった私(;^_^A

単に高いホウキならダメだけど、そういう伝統工芸品みたいなホウキが家にあるのも面白いな、と。貧乏臭い我が家ですが、一つだけキラリと光る匠の技が置いてある家。知る人ぞ知るみたいな。家にお客さんが入ってきた時にさり気なく置いてある棕櫚箒を見て「おやっ、これは棕櫚箒ではありませんか」「へへへ、実はそうなんですよ、ご隠居」みたいな会話ができるのもなかなかオツなもんだなと(;^_^A

そんなわけで「よし、決めた。棕櫚箒を買うぞ!\(*`∧´)/」と高らかに宣言。嫁の顔も「おおっ!」とにわかに輝き始めます。そんなわけでニトリではホウキを買わずに、家に帰って早速ネットで調べ、そして注文する事にしました。

ネットで色々調べてみると棕櫚箒に使われている棕櫚の繊維に付いている樹脂の影響で、フローリングで使うと床がピカピカになるそうです(××)おお、それはすごい。ワックスをかけていないのにワックスをかけたような感じになるんかいな。掃いてキレイになるし、ピカピカになるし、一石二鳥やがなー!(××)

しかし一方で、最初は樹脂の塊のようなものが落ちてくるため、畳の上では使わないでくださいと書いてありました(・・;)ホウキなのに最初はゴミが落ちてくるシステムになってるの?なんてマッチポンプなツールなんだ・・・しかしそんな棕櫚箒買ったら買ったでまたブログのネタにできるなーなんて考えている私でもありました。(つづく)

さて、マッチポンプ日経平均は金曜反発。前日のNYダウは新規失業保険需給件数の減少及び総数の5ヶ月ぶりの減少を受けて堅調推移。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。ただ値幅が55円しかなく、買ってはみたものの様子見ムードという市場マインド。一方で出来高は23億株とそれなりに出来ていた事から強弱感が良いムードで対立できたという面もあるかと思います。

投資判断は「買い」。金曜のNYダウは小幅続伸。雇用統計の発表によると失業率は9.4%と悪化傾向でこちらも強弱感が対立する動きでした。一方で為替は一気に円安に進んで、98円台にまで進捗しています。この辺りを好感して来週は輸出関連株中心に買われる動きに発展するでしょう。

ただし前回からお伝えしているように、強気相場は来週まで。メジャーSQ後から3ヶ月程度の緩やかな下落相場を予想しています。ピンポイントでピークを挙げるなら水曜までではないかと思っています。逆にメジャーSQを強気で乗り切る事ができたら、その後の見通しは修正が必要になってきますが、遅かれ早かれ現在の強気相場は一旦終了する事になりそうです。

新興市場は「強気の買い」。金曜も3指数共に上昇で、日経JASDAQ平均は年初来高値を更新してきました。こちらはまだまだ強そうですね。各社出そろった決算予想の数字から出された10年度増益率は新興3市場で49%増というV字回復が見込まれています。正直達成度がどの程度信憑性があるのかはわかりませんが、それは東証1部の大型株であったとしても同じことだと思います。特に為替感応度が低い銘柄が多いため、業績予想の数字は相対的に不確定要素が少なくなります。そういう意味では大型株より見込みはあるのかも知れません。また加えて値動きの軽さが投資家の注目を集める日々は続いていくと思います。

ソネットエンタテイメント(3789)は反落で一時20万円割れ。テクニカル的にも悪い形になってきました。特段悪材料が出ているわけではないですが、強いて挙げるならば大株主になっているゴンゾ(3755)の決算内容が悪く、監査法人が意見不表明にてストップ安まで売り込まれているところがマイナス材料か。それでも同社にとっては大した事無い程度の含み損ですから、過度な心配は不用。引き続き20万円割れは買い水準の認識で。

ソフトバンク(9984)は続伸。携帯電話純増数は25ヶ月連続トップ。この辺りはお約束になってきている部分があって、今更材料視はされません。ただ逆に連続記録の更新が途絶えた時は売り材料になってくると思います。2位のイーアクセス(9427)に前回は急追されて危なかったものの、今回は再度引き離す事に成功しました。もうしばらくは安泰かと思います。日足チャートは25日線に下支えされ、上昇トレンド維持の形。

メディカルシステムネットワーク(4350)は反発。引き続き12万円での足場固めとなっています。その煮詰まり感の結果、25日線の接近と共に上放れする可能性は高まってきており、来週にも動き出すものと見ています。その場合、大幅に買い上げられる可能性は十分にあります。

ダイハツ(7262)も反発。900円を巡る攻防となっています。テクニカル的には25日線を割りこんでしまい、ややトレンドが弱まりつつありますが、週明けの自動車株は前述したように為替の円安ムードを受けて素直に買われる展開になると思います。GM問題も決着し、ほとんど市場が消化しきったところで次なる材料はなかなか出にくいところですが、大きなライバルが1つ減った事は日本車にとっては長期的に大きなプラスです。

SEH&I(9478)も反発。薄商いの中で値の上下が激しい展開。一応年初来高値は更新してきました。金曜引け後には漫画喫茶運営の大手アプレシオ(2460)の民事再生法が発表。同社のネットカフェ事業は元々副業的な感覚ですが、それでもライバルの減少及び店舗を安価にて買収できる可能性もあり、プラス要因に働いてくると思われます。テクニカル的には短期的には過熱感を冷ます必要性を感じるチャートとなっているものの、週足で見ると52週線を上抜いて一目均衡表雲突破目前の歴史的転換点を示唆する状態です。

ケア21(2373)は続伸。一先ず第一上昇波動の終了は確認されていますが、現在は第二上昇波動への準備段階。テクニカル的にはストキャスの好転が一つと5日線上抜けが一つ。もう少し過熱感を冷ます必要がありそうですが、来週中にも再度上昇トレンドを形成してくるものと思われます。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→652円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→201100円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1782円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→120100円 目標20万円

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→907円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→241円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→11200円 目標2万円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→412000円 目標55万円

ケア21(2737) 5月17日より 45000円→54000円 目標10万円

ダイセル化学(4202) 5月19日より 520円→523円 目標600円

幼児活動研究会(2152) 5月24日より 1390円→1540円 目標2000円

豊田合成(7282) 6月2日より 2090円→2095円 目標2500円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。