KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

不審

実は先日我が家の2軒隣の家で夕方に不審火騒ぎがありました。私が家に帰ってくると近所の従兄から事情を聞かされたのですが、ペットボトルに火が付いたものが置かれており、警察が来る騒ぎになったとのこと。その家は誰も住んでいない家で、時々イベントがあると貸し出されて使われている程度の空き家でした。

幸い火が燃え広がる前に発見されて、被害と言えば塀の一部が黒焦げになっただけでした。一応犯人は本気で燃やすつもりは無かったような感じです。置かれた場所はコンクリートだらけの場所でしたから。もし本気で燃やすなら、もっと燃えそうな場所を選ぶでしょう。

それにしてもこれはやはり恐い事です。実はこの辺り昔から不審火が度々起こり、現在我々が借りているこの家も、物置に何かの燃えかすが残っていた事があるそうです。それから物置にはカギをかけるようになったと大家さんである従姉から聞きました。

ちなみに嫁はこんな近くで不審火騒ぎが起きているのに、ずっと家に居たけれども騒ぎに気付かなかったとのこと(;^_^Aただ、嫁に何か不審な点はなかったかと聞くと「普段見ない外国人っぽい男の学生二人がこの辺りを自転車でやたら行ったり来たりしていた」という事でした。

偏見とかに繋がるのであまり短絡的な事は言いたく無いのですが、実は後日、私もその自転車に乗った二人組を家に入る前に見かけたのです。そしてその二人は不審火跡の黒焦げ部分を見て何やら話をし、私の視線に気付いて去って行きました。その焦げ部分は普通に見る分には目立たなく、そこで何かあったという事実を知らない限りは足を止めて見入るはずなど無い位のものなのです。正直私も彼らがかなり怪しいと睨んでいます(-。−;)ただひょっとしたら逆に第一発見者で、警察に通報したのも彼らなのかも知れません。

後日嫁に聞いたところ、警察が私たちの家にもやってきましたが、特に事情聴取もされず、家族構成等を確認して帰っていったそうです。特に被害が無かったから探す気が無いのか、それとも既に犯人が捕まったのかはわからないのですが、正直今も不安です。とにかく不審火など愉快犯で行う輩が居るというのは許せません\(*`∧´)/誰にも平穏無事に暮らす権利があり、何人たりともそれを冒すことはできないのです。

さて、平穏無事にいきたい日経平均は本日反落。前日のNYダウはアメリカ国債の買い手であるロシアを始めとした新興国がアメリカ国債を売ってくるのではという思惑から金利が上昇し株価は下落。原油の高止まりも株価の上値抑え要因となりました。

それを受けた日経平均は朝方から1万円回復を焦点に強弱感が対立する動き。9時半に8ヶ月ぶりとなる1万円回復を達成すると、一万円を挟んで小動き。目標達成後は明日のメジャーSQを睨んで様子見ムードが漂いました。

投資判断は「売り」に。先日「中立」に引き下げたばかりでしたが、前々回のブログで言及したように「ピークは水曜」という形が成立しつつあるのではないかと見ています。市場では更なる強気の声も高まり、一ヶ月で11000円にもというアナリストの意見まで聞かれるようになってきましたが、正直今が数ヶ月間の上値の限界点と見ています。3月から徹底した強気論を展開してきましたが、本日より宗旨変えし、弱気論を張っていこうと思います。

海外市場の動きも勿論日本株には影響していきますが、例えばアジア株が好調ならアジア株に資金は移るでしょうし、敢えて日本株に資金を振り分ける理由が少なくとも今のところは見当たりません。一つ目標を達成したことにより、需給バランスが崩れて来るものと思われます。

景気回復期待も「雰囲気」「方向性」によるものが強く、実態という面ではまだまだ時間がかかりそうです。この点に関しては日本もアメリカも、実は中国もそうなのですが、雇用面での不安が解決してこない限り、実体経済は本格回復が難しそうです。

ただし前回も述べたように、弱気といっても今までのような極端な下落があるとは思っていません。買い材料の無い形で上値が重く、ダラダラした下げを想定しています。それは衆院選の決着が着く夏の終わり頃まで続くと見ています。自民大敗→民主政権への不安折り込み、アク抜け→上昇に転じるというシナリオが成立すると見ています。そして次の相場のターニングポイントは9月のメジャーSQだろうと思います。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に堅調で、それぞれ年初来高値更新となりました。この辺り上記弱気シナリオが成立するのであれば、幕間を繋ぐ形で新興市場銘柄に更なる買いが集まってくる事が想定されます。もしくは中低位の小型株・仕手株というところが短期資金の狙い目でしょう。新興市場は既に随分高くなってきましたが、まだまだ上昇の余地はあると見ています。各指数共に1000ポイントまでは割安と見て良いでしょう。マザーズ指数は高値から90%以上下落してきました。今でもまだ80%以上下落している水準なのです。

ソフトバンク(9984)は反落。それでも朝高で年初来高値を更新してきました。2000円までもう少しというところですが、本日の日経には時価総額2兆円回復と記事が出ていました。この辺りの達成感から一旦上昇ピッチは緩やかになってくると思われます。それでも月足で見ると約2年ぶりに24ヶ月線を突破し、MACDも3年ぶりに好転してきました。今後3年間の強気トレンドは約束されていると思います。

ダイハツ(7262)は続落。自動車関連のうち特に電池関連銘柄はこの上昇相場で主役を張っていますが、中心の自動車株は蚊帳の外。同社を含めて上値の重い展開が続いています。テクニカル的には割安感も出てきていますが、加えて一目均衡表の雲がすぐ下にまで迫ってきており、上昇トレンドを維持するための下値支持線として有効に機能してくれそうです。

みずほFG(8411)は続伸。前日は全体市場の盛り上がりに合わせて上昇し、本日も出遅れ感から上値を突破。アメリカでも金融不安はほぼ払拭されてきており、日本の金融機関も増資完了で、これから新規の悪材料が出てくる気配はありません。ただこれから相場が軟化してくると、どうしても上値は重くなるでしょう。一方で日経平均が本格回復してくる頃には、上昇相場の主役は金融株であるはずです。

SEH&I(9478)は反落。昨日は窓開け後の大幅高となりましたが、本日はその窓を埋める動きとなりました。相変わらず出来高は薄いままですが、引き続き上値を取っていこうという意志は感じられるチャートになっています。過熱感を和らげつつ、5日線を支持線に上値追いの展開が続きそうです。

ダイセル化学(4202)は続伸。着実に下値を切り上げる上昇トレンドとなっています。新興市場銘柄等に比べると動きは鈍く面白味は無いですが、空売りの多さを背景に堅実な足が展開されつつあります。550円を超えたら少しは値も軽くなりそうです。

豊田合成(7282)も続伸。こちらもダイセル化学同様、自動車関連銘柄という位置づけで値動きに派手さはありませんが、着実な上昇を続けています。年初来高値を更新し、少しは値動きも軽くなりそうなところ。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→640円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→196300円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1908円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→122500円 目標20万円

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→882円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→269円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→12280円 目標2万円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→408000円 目標55万円

ダイセル化学(4202) 5月19日より 520円→543円 目標600円

幼児活動研究会(2152) 5月24日より 1390円→1540円 目標2000円

豊田合成(7282) 6月2日より 2090円→2275円 目標2500円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。