KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

意表を突いて

実は本日、富山アルペンスタジアムへプロ野球交流戦の中日・ソフトバンク戦を観戦してこようと思っているので、有休をとってお休みしました。「ナイトゲームなのに何故休みを取るんだ!\(*`∧´)/」と職場では散々嫌みを言われましたが、別にズル休みをする訳ではないのに何故そこまで言われるのか腑に落ちません┐( ̄ヘ ̄)┌

それはともかくとして、お陰様で朝からゆっくりとすることができました。久々に株式市場もリアルタイムで見れましたし。そんなわけで本日は珍しく平日のこんな時間に更新してみたいと思います。

さて、ゆっくりしたい日経平均は前場反発。前日のNYダウは家電小売り大手ベストバイの売上が予想よりふるわなかった事を受けて、消費に対する警戒感から続落。それを受けた日本株でしたが昨日の大幅安の反動もあって反発スタート。上値こそ重いものの、前場段階では終始プラス圏を維持しました。

投資判断は「売り」。本日の動きは差し当たって昨日述べたようにプラスで推移しています。ただ上値の重さからもわかる通り、残念ながらこの堅調さはあまり長く続かないでしょう。テクニカル的にはパラボリックも昨日から暗転しており、少なくとも短期的には下落トレンド入りした事を示しています。特に一昨年の6/20、10/11、昨年の6/6の高値を結んだ上値抵抗線の延長線が現在の水準に丁度位置し、現在のポジションがピークである事を示しています。この辺りを突破するには相当骨が折れると思います。

新興市場は「強気の買い」。3指数は高安マチマチ。本日はダヴィンチHD(4314)REIT大和証券(8601)が100億円出資で傘下入れという報道が出て、ここまで急騰してきた新興不動産銘柄に対して、更なる買い材料を提供しています。個人に続き機関投資家もリスクを取り始めてきている事の証拠でもあります。今まで散々売られてきた不動産や銘柄を狙い撃ちする動きは実は金余り状態になってきている現在ではまだまだ続きそうで、その矛先として新興市場が選ばれる可能性は引き続き高いです。

メディカルシステムネットワーク(4350)は大幅続伸で東証二部上場来高値更新。引き続きテクニカル面での妙味、そして四季報の内容が買い材料視されています。流動性の低さが難点ですが、それでも比較的まとめて大人買いする投資家の存在もあって、多少の上値でも追っていかないと投資機会を失う恐れがあります。本来長期投資スタンスの銘柄ですが、目標株価到達まで案外早いかも知れません。

ダイハツ(7262)は反発。急速な円高により自動車株全般売られる展開で、同社も上値は重い状況です。夏頃までは大型株の軟調推移を予想しているため、同社も大きく売られる事はないでしょうが、上値の重い展開が続く事を予想しています。テクニカル的にも一目均衡表の雲に入り込んでしまい、当面は面白味の無い値動きが続きそうです。

みずほFG(8411)も反発。三井住友(8316)の公募増資払い込み期間が本日締め切りという事ですが、需要は旺盛な模様。またゴールドマンサックスが公的資金返済の意向を示して時間外で上昇している事、加えて株価的な出遅れ感も追い風に。この辺り正直一過性の話だと思いますが、この銘柄も更なる下押しは無い水準だと思います。

日本リテールファンド(8953)は反発。前述したようにダヴィンチ傘下のDAオフィス投資法人(8976)大和証券に買収される事となり、REIT市場の買い安心感に繋がっています。特に同ファンドと性質が同じのオフィス賃料で稼ぐタイプのREITのため、再編期待が高まる格好に。テクニカル的には52週線突破の瀬戸際であり、この水準を上放れればかなり強いチャートになると思われます。

さて、本日はザラ場を見れた事もあって、一銘柄ポートフォリオ入れとしたいと思います。ソフトブレーン(4779)です。

最近値動きが激しく、今週に入ってから大幅高を見せ、昨日もストップ高となっています。これは月曜発売の四季報によると、会社予想よりも大きな業績回復傾向を期待できるとの評価から、個人投資家中心に食指が向かっているからの様です。

それが昨日の引け直前に大商いで売買が成立した事により上値でしこりが出来てしまって、本日は需給バランスの崩壊から一時全市場で下落率トップとなりました。

それでもその需給面で言えば、本日前場段階でほぼ同水準の出来高をこなしており、あらかた短期筋の損切りは終了しているものと思われます。その一方でテクニカル的には5日線を割り込んでおらず、上昇トレンドは継続しています。

更に本日一日に限った超短期的な事を言えば、この大幅安から切り返すことができれば、本日の値幅はかなり大きいものとなります。値の荒っぽさが見られれば、また短期資金を呼び込んで大幅高を期待できるチャンスは十分にあります。

長期的にも十分に買い水準にあります。週足で見ると2006年1月以来の52週線突破という事で、長期トレンド転換の端境期であると見て良いと思います。信用倍率は買い残の方が多い状態ですが、最近の出来高の範囲内に収まっているものであり、需給圧迫要因にはならないでしょう。

目標株価はひとまず6000円。本日の後場よりからポートフォリオ入れとします。

以下ポートフォリオの動きです(前引け時点)。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→644円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→192700円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1840円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→145000円 目標20万円

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→877円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→248円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→11310円 目標2万円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→408000円 目標55万円

ダイセル化学(4202) 5月19日より 520円→531円 目標600円

幼児活動研究会(2152) 5月24日より 1390円→1540円 目標2000円

豊田合成(7282) 6月2日より 2090円→2160円 目標2500円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。