大阪で一晩明かした我々。朝食は近くのロイヤルホストの割引券がホテルで出たので、そこで食べる事になりました。250円で4タイプの朝食セットを選べるとのこと。
ところでホテルを出るとものすごい黄砂(××)その日は全国的に黄砂が激しかったようでしたが、空を見上げると黄土色に染まっています。すわ、ここは中国か!?と思う程の大気の状態で、ガスがかかっているような感じ。500m位先はすっかり見えない状態でした(・・;)
ロイヤルホストに到着するとお客さんが朝食を食べていましたが、多分我々と同じホテルに泊まった方々でしょう。旅行カバンを脇に置いて食べている方が多数おられました。
我々はご飯ものを食べたかったので、和風タイプの朝食セットを注文。鮭の切り身がメインで納豆とみそ汁が付いてくるスタンダードなタイプです。ここでお腹を満たしてから今日は奈良へと向かう予定。
待つこと数分。運ばれてきた朝食を見て我々は言葉を失いました(・・;)メインの鮭の切り身が異常に小さいのです( ̄Д ̄;;一般的に買う鮭の切り身を1/3か1/4程度の大きさにカットしたもの(・・;)価格が250円ですけど、こりゃないでしょう┐( ̄ヘ ̄)┌これがメインだなんて・・・
結局納豆だの海苔だのでご飯は一膳ちゃんと食べましたけど、何か朝から非常に「ひもじい」感じになってしまいました(T△T)折角の旅行ですから、ご飯の選択をもう少ししっかりすべきだったのかも知れません。ちょっとブルーな感じで我々は天王寺から奈良へと向かうのでした(つづく)
さて、ブルーな感じの日経平均は金曜反落。前日のNYダウはプラスで引けたものの、グーグルが決算を受けて時間外で下落。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。為替の円高やアジア株安、加えて週末要因も手伝って一日通じての下げ基調。そのまま安値圏での引けとなりました。
投資判断は「中立」。2週連続の陰線に加えて金曜のNYダウもGSがSEC(米証券取引委員会)に提訴されて売られた事を背景に、一旦中立に引き下げる事にしました。決算発表シーズン中も高くなるだろうと思っていましたが、やはりここは一旦様子見の動きが強いようです。ただ逆にここで調整しておけば、決算一巡後は来期の好業績見通しを背景に、その後の上昇を見込めるかと思います。今後の見通しは引き続き6月までは強気です。
テクニカル的には下値は限定的で、一目均衡表の遅行線が実線と接する10800円辺りが下値ではないかと思います。TOPIXは上げが遅かった分もう少し下落がマイルドで、25日線を少し割り込む970ポイント程度までではないでしょうか。
双方共に一目均衡表の雲のねじれの部分が下方に位置していますが、いくらなんでもそこまでの下落は想定し辛く、やがて雲の上限に下支えされるような形で再度上昇トレンドに乗れると思われます。ちなみに昨年の5月もそんな感じでした。ご自身のチャートでご確認ください。
為替は長期的には円安トレンドですが、足下ではもう少し円高傾向となりそうです。週末海外市場では一時91円台に突入しましたが、目先91円丁度位までの円高は覚悟しておくべきでしょう。ただその後は人民元の切り上げ等を通過して再び円安トレンドに回帰し、100円を目指す動きになると見ています。
新興市場は「強気の買い」。金曜は3指数共に軟調。久しぶりに3指数揃っての調整となりました。こちらも以前から指摘しているように今週一旦は調整に入るのではないかと思っています。しかも少し勢いは強そう。ただしやはり長期上昇トレンドは継続されているため、押し目では積極的な買いが正解となりそうです。しかし既に株価が何倍にもなってしまった銘柄は避けた方が良いでしょう。
ソフトバンク(9984)は反落。ビクターの音楽子会社買収報道もありましたが株価は冴えない展開に。2200円を一気に割り込んでしまいました。テクニカル的には3月末の上昇で三角持ち合い下放れの動きを拒否できたのかなーと思ったのですが、残念ながら騙しだったようですね。やはり三角持ち合いを放れた需給悪にはかなわなかったようです。
もう少し下落基調は続きそうですが、円高傾向により資金が内需系に向いてくるであろうこと、既に調整を進めている事から大きな下押しはなさそうです。下値目処は2100円割れの水準まで。その後4/28の決算が近づけば期待から買い直される動きになると思います。今週は我慢の週。
みずほFG(8411)は反落。アメリカの金融機関が続々決算を出してきていますが、前述のようにGSが提訴された事を受けてADRでも金融株は軟化。GSの件は個別要因ではありますが、短期的には金融株の売りに繋がるでしょう。メガバンク揃って週足で見ると52週線にずっと上値を抑えられており、なかなか抜け出す機会がありません。逆に上抜ければ相当に強いチャート形状になって、日本株全体を牽引する事になると思います。
上抜けのきっかけはやはり決算という事になりそうですが、メガバンク3行共に5月中旬を予定しており、その前に業績観測報道は出るでしょうけれど、ひとまずはアメリカの金融機関の決算に左右される動きとなりそうです。今週はGSとMSがアメリカで決算発表。揃って好業績は期待されます。
日本海洋掘削(1606)は続伸。このところの原油価格上昇を受けて堅調な推移が続いています。2月発表の第三四半期決算では通期業績進捗率が90%を越えてきており、来月中旬発表の決算前には増額が想定されます。株価は2月の発表時から1割以上下落したままですから、現在の水準に増額を織り込んでいるとは言えず、その幅に注目されます。原油価格の高止まりが続けば、来期見通しも明るいものになってくるでしょう。
ヤーマン(6630)は反落。ただ木曜の段階で目標株価の2100円に到達となったので、無事ポートフォリオから外れています。ものすごくショートレンジで設定したものですから、わずか3日での達成になってしまいましたね。それでも13日寄り付きの1984円→2100円ですから、5%以上取れました。十分です。こちらも増額期待がありますから、またいずれ買いでポートフォリオ入れしたいと考えています。少しだけ前回のリベンジができました。
木曜の寄りから売りポートフォリオ入れとなったヤクルト(2267)は反落。GSでは投資判断「売り」を継続で、目標株価を1900円に設定。株価水準の割高感に加えて、国内の新製品導入に伴う広告宣伝費増加、メキシコの販売数量軟化に伴う業績モメンタムの悪化を警戒としているとのことでした。テクニカル的にも直近安値を割り込んで年初来安値更新。回転が悪くなっており、もうしばらく底打ちとは言えない様子です。
そして今日はもう一銘柄売りポートフォリオ入れとします。ファーストリテイリング(9983)です。
4/8に営業利益の増額修正を出して買われましたが、その後失速。足下で既存店売り上げが弱っている事から、株価的には売りが強くなっています。
やはり「デフレ時のユニクロ」というトレンドは一巡したと見るべきでしょう。丁度2001年頃〜03年にかけての同社の株価推移が当てはまってくる状況ではないかと見ています。当時と比べてユニクロは単に安いだけでなく、機能性商品を取りそろえてブランド力が付いてきているのも事実ですから、それ程極端な落ち込みはないでしょうけれど、機能性衣料品は他社もそれぞれ低価格で揃えてきており、優位性は小さくなってきていると見ています。
加えて最近の天候不順も衣料品各社にとってはマイナス材料でしょう。東京では雪が観測された程ですが、今年も夏の気候は読み辛そうです。きちんと時期にあった品揃えができないと、折角のビジネスチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。特に同社のような巨大な店舗網を持っているところは、天候の読みに大きく影響を受けそうです。
テクニカル的には75日線に上値を抑えられての下落。25日線と75日線のデッドクロスも間近で、各指標も下落トレンドを示唆。年初来安値を伺いに行く展開です。一目均衡表の遅行線も実線を割り込んでしまっており、底値はまだ見えません。
目標株価は13000円。月曜の寄りから売りポートフォリオ入れとします。
最後にまた愚痴ですが、SEH&I(9478)が結局連続ストップ高で50000円到達も視野に。目標価格の2.5倍にまでなりました。これはやってくれましたねー。もしあそこで売らずに持っていれば当分遊んで暮らせたのですが・・・。にしても1万割れ水準で買って今まで持っている人っているんでしょうか?人生で一番「やられた」感の強い銘柄となってしまいました。あーあ。
以下ポートフォリオの値動きです。
買い銘柄
ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→940円 目標6000円
ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→247900円 目標75万円
ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2166円 目標3000円
メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→695円 目標1000円(200分割考慮)
ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→865円 目標1500円
みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→189円 目標700円 (1000株単元変更考慮)
コメリ(8218) 1月4日より 2579円→2537円 目標2800円
トヨタ(7203) 3月4日より 3390円→3695円 目標4800円
ACCESS(4813) 4月3日より 156000円→160000円 目標18万円
日本海洋掘削(1606) 4月3日より 5130円→5220円 目標6000円
売り銘柄
ヤクルト(2267) 4月14日より 2508円→2470円 目標2300円
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。