KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

[[今週のお題]]

※テクニカル的な分析を元に「損をせず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガ【テクニカルで1銘柄】のお申込を受け付けております。1ヶ月2,980円〜長期割引もあります。是非是非下記の「日々是投資HP」からお申込ください。てけてけをあなたのアナリストとして雇いませんか?

↓日々是投資HP
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

こんな記事を見つけました。
↓新卒切り
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100712-00000002-aera-soci
これも一種の既得権益者の妨害による新規参入に対する壁でしょう。私はまだいい年ですし、自分でやりたい事があったから良いですけど、これで若者に年金払えって言っているんだから理不尽な国ですよね。そんなこんなで以前からの会社辞めた話の続きです。

私と嫁は東京の証券会社勤務時の同僚として知り合ったのですが、嫁曰く「当時の私は輝いていた」と。「自信に満ちあふれて責任感を持ってやっていた」と。「そんなところを好きになって富山に付いてきたのに、こっちでの生活は何なの?毎日夜遅くに疲れた顔して帰ってきて、仕事の愚痴ばっかり言っている。こんなくたびれサラリーマンと私は結婚したつもりは無い\(*`∧´)/」と。だから「そんな仕事さっさと辞めて、自分の好きな事をやってもらいたい」と。

それを聞いた私は「実は嫁がそこまで思っていたのか」とショックを受けたと同時に、また少しジンと来ました(T_T)何て出来た嫁なんだ、と。今まで日本一優柔不断な嫁と思っていましたが、こういう状況では度胸が据わっている。しっかりしているなぁ、と。感心すると同時に有り難く、自分はなんて情けないんだろうなぁと思いました。

それでも先ほど上司ともう一度続けてみると約束してしまったし、一度傾いた気持ちをまた戻すというのも・・・現実的には正直なかなか大変です(・・;)折衷案として「とりあえず月曜はもう少し続けてみると言ってみる。そしてあまりいい顔されなかったら、すぐ辞めると言うよ」という、外部に責任を丸投げする作戦・・・と思ったのですが、嫁は当然渋い顔。自分の未来を第三者に託すなんて、優柔不断な私・・・

それで土日は時間の限り思い悩んでみました。しかしやっぱり理想と現実の間で揺れ動き、なかなか結論が出ません。今これだけ厳しい世間でセーフティネットはありません。もし事業が失敗したとして、再就職のアテはあるのか?その時我々の生活は?微妙な年齢に差し掛かりつつある私は、やる前から弱気になっていました。

そのまま月曜の朝が来てしまい、いよいよ決断を下す時が来ました・・・が、どうしたら良いのかわからない私は未だ悶えていました( ̄Д ̄;;(つづく)

さて、悶える日経平均は本日反落。前日のNYはお休みでしたがS&PがGLOBEXで1%近い下落となると、それに呼応する形で大きく売られてスタート。為替の円高傾向や昨日反発した分の反動もありました。そのままジリジリと売られて一時年初来安値更新となったものの、海外マーケットが開き始める10時頃から反発。特に上海総合指数が上げてくると不安心理が一気に後退し、後場はプラス圏のスタート。

後場はそのままジリジリと値を上げて、先週までとは違う雰囲気。相変わらず海外マーケットの様子ばかり伺う内容でしたが、銀行や輸出関連株の実需中心の買い戻しもあって、商いが薄い中でも底堅さを感じる一日でした。

投資判断は「中立」。ただ次回には一気に「強気の買い」に引き上げようと思う程、地合の鬱屈っぷりは高まり、爆発が近づいてきています。出来高が高まらないと本格反騰が確認できないですが、今は確認前に買って行くだけの勇気をもって当たって良いと思える状況にあります。

特に今日の前場でいよいよ弱気派が極まれり、という印象を受けました。まだ下げ止まりを確認できたわけではないですが、内外のニュースは悪いものを受けてもその中の良い部分を探し始め、方向性は上向いてきています。

一方で不安材料はまだ山積しており、それらが解決したわけではありません。来週からはアメリカの四半期決算が始まり、農業銀行上場とみずほFG(8411)による巨額の資金吸収という需給悪が目先の売り材料となっています。ただアメリカの決算はこれからの話ですが、ある程度の下方修正は十分織り込んできた株価推移となっていますから、過剰な心配はご無用と思います。

私自身は先日の人民元弾力化報道から、明らかに買いで向かう場面が始まったと認識しています。その取扱には色々と疑問符が付いている今回の中国の妥協案ですが、それでも人民元は着実に高値を更新しつつあり、変化率が小さくてもその決済高の大きさから影響は甚大です。またその方向性や国の不動産規制などによる国内的な要因から、次第に中国国内から海外に膨大なマネーが流出していくことでしょう。

また本日は中国による日本国債買いのニュースも出てその事を裏付けると共に、中華マネーがいよいよ日本に向かいつつあるという事を示しています。安全資産からリスク資産まで、幅広く日本買いという動きに繋がっていくでしょう。

一方でドル・ユーロが安く、資金は日本に流れて来ています。為替がこれだけ円高になる程日本買いが起こっているのに株価が上がらないわけがない。金も原油も下落しています。日本国債も中国が少し買ってきているとはいえ、まだ95%は日本人によって買われています。それじゃ一体日本買いのマネーはどこに向かっているというのでしょう?

それらを総合的に考えれば、次第に日本株に資金が戻ってくることが容易に想定できます。さしあたっては今週末にSQが控えている事から、薄商いの中で先物の動きに振り回される動きが続きそうですが、前回も述べた市場全体のPBR1.04倍が本日日経にも大きく出ていましたが、東証1部上場銘柄の64%が1倍割れ、そして市場全体の配当利回り2.0%という割安感も相場を下支えしてくれます。

割安な中で需給の均衡点には概ね到達したと見ており、余程の事件が起こらない限りここから大きな下押し(9000円割れ)は無いと思います。来週からは参院選も通過し出来高も増えて、とにかく強気で攻めていける相場になってくると見ています。

明日は七夕。株高をお願いしたいですね。織り姫と彦星も不況の煽りで会いに来る交通費がなかったりして(;^_^A

新興市場は「強気の買い」。3指数は高安マチマチ。全体相場の戻りの割には新興市場の戻りは弱く、昨日先んじて上昇した反動が出た格好。売り込まれていた銘柄のリバウンドが値上がり銘柄の上位に散見されますが、全ての銘柄が底を打ってきたら指数全体の大きな上昇力に繋がると思います。まだまだ新興株の実力はこんなものではありません。

ダイハツ(7262)は続伸で値上がり率上位。シティの先週末に出たレポートが今更買い材料視されているとの事ですが、個人的には需給面で売り長となっており、信用の投げ買いが動意付きのきっかけとなったと見ています。本日は朝方から終始買いが入っており、出来高も薄商いの中急増。後場一段高で900円を超え高値引けとなりました。

直近高値も上抜いて、5/6の窓埋めも完了。上昇トレンド転換しています。この環境でこれだけ買われるのであれば、今後の地合好転で更に買われる事でしょう。自動車株の中の期待の星。

みずほFG(8411)は反発。ただ前場は売られて上場来安値更新。昨日の反発相場でも安値を更新して需給悪が上値を抑えていましたが、後場には全体相場の戻りに併せて切り返しの展開に。引き続き空売りも相当入っている様子で、需給はだいぶ和らいできています。農業銀行IPOのための換金売りも一巡したとの見方も。

テクニカル的には3/26高値196円から5/12安値158円までの第一下落波動幅38円分、その後の高値5/17の171円から差し引いた133円が下値目処になってきそうですが、だいぶその水準に近づきました。なのでこの辺りで底打ちとなる可能性が高そうです。後は実際に公募価格が決定するという13日のイベント通過待ち。

トヨタ(7203)は続伸。引き続きリコールや、次はインド工場でのスト発生など、悪材料が目白押しです。ただインドのスト自体はすぐに収束し、またお国柄普段から頻発している行為なので、今更悪材料視されないという見方が大勢を占めている様子。目先は3000円という節目を下値に下げ渋っている形。水準は引き続き割安で、PBRは1倍割れ。超国際優良株トヨタをバーゲンハントできるのは今だけでしょう。

ケネディクス(4321)は続伸。昨日は大幅高となり、薄商いの中のリバウンド取り狙いで短期資金が流入しましたが、本日もその流れが継続している模様。足下3割以上の下落を見せた事から、更なるリバウンドも望めるでしょう。少なくとも6/28の急落時に開けた窓17840円は埋めに行くものと思われます。後は上値抵抗となりそうな25日線との勝負になってくるでしょう。

プロミス(8574)は反落。大阪府が貸金特区を目指すと伝わった事から、昨日はその他金融株が一斉高。同社もストップ高比例配分まで買われましたが、本日は冷静にその実現度合いが見直されて大きく反落する動きに。同社の場合は昨日のストップ高が過剰な期待感を押さえ込んでいましたから、その反動は小さめとなっています。

個人的には今回の話はサプライズでしたが、それ以外にも純粋にその他金融株は売られ過ぎだと思っています。このまま貸金業が尻すぼんでいく事なんてまずありません。資金需要は引き続き旺盛で、需要がある限り規制が強くても顧客が絶えないからです。PBRも単純に論じられないかも知れませんが0.3倍台。三井住友がバックに付いた同社には安心感があります。

昨日の寄り付きから売りポートフォリオ入れとなったファーストリティリング(9983)は続落。昨日・今日と全体相場にかなり助けられて下げ渋っていますが、前回述べた5・6月の安値を結んだ下値支持線を突き抜けてしまっているため、戻りは期待できなさそうです。指標面でも特段割安感が無く、ダラダラと値を下げていく展開が続きそうです。

さて、本日は買いポートフォリオ松竹(9601)を入れます。

以前から末尾で簡単に取り上げていましたけれど、公募発表を受けて株価は急落。全体相場の軟調さもあって2割以上の下落となっています。

これは完全に需給・テクニカル面での買いポートフォリオ入れとなりますけれど、受渡日にあたる7/1に大きな出来高と下髭の長い十字線を付けました。これは単純に考えて相場反転の兆しです。また急落の過程でたくさん空いた窓が、株価を上に引っ張り上げてくれる原動力になってくると思います。

そして本日の引で無事明確に5日線超えを確認できました。15営業日ぶりの好転です。これで5日線が上昇に転じてくれば今度は下値支持線として機能し、反撃が期待できます。

また週足で見ても2008年安値463円と今年1月高値860円の2/3押し水準が600円弱のところに来ますから、下値余地は小さいと見ます。最近のテレビ業界の業績回復基調もあって、芸能関係も底を打ったと思われます。

目標株価は最終的には800円としたいところですが、全体地合などの様子も見てひとまず700円を第一目標にしたいと思います。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。