KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

7月の成績発表

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今日は7月の成績発表です。7月は年初来安値を更新してきたものの、参院選・ストレステスト・決算などを通過して何とかダブルボトムらしきものを形成して戻りつつあります。とりあえず早速検証してみましょう。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 
2005年12月2日後場より 3470円→898円(先月)→912円(19営業日保有 上昇率1.6%)
万年夏枯れ相場の同社ですが、今月も引き続き薄商いの中での小動きに終始。決算を来週の頭に控えて動き辛いところ。同社は第一四半期決算が一番弱いという季節性がありますから、正直期待できません。ただ逆にここで通期予想に対する進捗率が25%を超えてきたら上方修正の可能性は一気に高まります。9月末の優待取りに向けた例年通りの動きが出て来る頃合い。

ソネットエンタテインメント(3789)
2006年1月20日より 390000円→212300円(先月)→208500円(19営業日保有 下落率1.8%)
27日に出した決算は進捗率も例年並みのまあまあ決算。ただ同業他社(例えばニフティ(3828)など)はもっと内容の良い数字を出してきており、相対的には弱かった格好。一方親会社ソニー(6758)が好決算を出してきたため、ここからの株価は反転基調に移ってくるものと見ています。再度強気で見ていきたい場面。毎回恒例の持ち株で評価した1株辺りの価値は45.9万円。更に乖離して圧倒的な割安株。

ソフトバンク(9984)
2007年10月5日より 2400円→2304円(先月)→2585円(19営業日保有 上昇率12.2%)
先日出した決算は四半期ベースで過去最高益。ただ事前により強い内容で報じられていたため、サプライズはありませんでした。それでも金曜は全体相場が軟調な中で強含み、意外な強さを見せています。これは外国人買いが入ってきているという事の証左でもありましょう。短期的にはもう少し弱含むと見ていましたが、良い方向に見通しは外れこのまま目標株価3000円まで一気に進むかも知れません。

メディカルシステムネットワーク(4350)
2007年10月15日より (200分割考慮)585円→623円(先月)→679円(12営業日保有 上昇率9.0%)
残念ながら最高値で売る事はできませんでしたけど、戻り高値での売却に成功。最近は月末のTOPIX組み入れに絡む買いが入ってきており出来高を増やしていますが、戻りはこの辺りが限界でしょう。約2年半付き合ってきた銘柄で、投資リターンとしてはそれ程大きくはありませんでしたけれど、銘柄はヘラクレスから東証2部を経て1部上場を果たしました。良い銘柄だと思います。

ダイハツ(7262)
2008年3月25日より 1141円→822円(先月)→1018円(19営業日保有 上昇率23.8%)
先日発表された決算は、営業利益が前年同期比約7倍に相当する大増益だった事を受けて株価が急伸。繰り返しになりますけど、この銘柄は自動車株の中でも別格で、新興国での売れ行き絶好調や円高耐性が強いこと、そして信用倍率も圧倒的な売り長ですから、もっと他の自動車株と乖離した動きをすべきなのです。チャート形状も上放れの動きで需給は好転していますから、もっともっと上を目指せると思います。

みずほFG(8411)
2008年4月15日より (1000分割考慮)433円→144円(先月)→141円(19営業日保有 下落率2.1%)
公募も無事終了して、今まで上値を抑えていた需給が大転換。バーゼル委員会自己資本規制緩和という材料もあって、メガバンクは明確なトレンド転換を果たしています。ここからはとにかく強気で見て行く場面でしょう。8月は日本株を牽引していくような力強い上昇相場が望まれます。

トヨタ(7203)
3月4日より 3390円→3020円(先月)→3050円(19営業日保有 上昇率1.0%)
日本株は戻り始めているものの、同社株はまだ底を這う動き。急加速問題は濡れ衣という判断が出ましたが、一旦落ちた信頼はなかなか回復できません。リコールが更に相次いでおり、逆風が続いています。同社の決算は来週水曜ですが、既に事前観測で営業黒字1000億と出ているため、特にサプライズも無いでしょう。

ACCESS(4813)
4月3日より 156000円→124800円(先月)→112300円(11営業日保有 下落率10.0%)
決算が良いのに売られていく非常に不可解な銘柄。残念ながらテクニカル的な下値支持線を割り込んでしまったため損切りとしました。新興市場がもっと盛り上がれば問題なかったはずですが時流に乗れませんでした。無念。

ケネディクス(4321)
6月22日より 20170円→13910円(先月)→15880円(10営業日保有 上昇率14.2%)
窓埋めの戻り売りとするつもりが、タイミングを逸してしまいました。その代わり出てきた伊藤忠(8001)との資本業務提携話で、第二の戻り高値で売る事ができました。これからの円高局面を意識して内需の不動産銘柄を何か入れたかったのですが、迷ったアセット・マネージャーズHD(2337)にしていたら、結果は大きく違っていました。

プロミス(8574)
6月24日より 655円→585円(先月)→688円(19営業日保有 上昇率10.7%)
大阪による特区構想から買われた消費者金融株でしたが、すぐに鎮火。先日出された決算で現実に引き戻されました。ただ同社の決算はイマイチで前日はJPモルガンに投資判断を引き下げられて売られたものの、金曜はシティが逆に引き上げて高くなりました。75日線に頭を抑えられた格好ですが、チャートには煮詰まり感があり、まだまだ爆発力が期待できます。

松竹(9601)
7月6日より 643円→614円(9営業日保有 下落率4.5%)
公募受渡完了後の需給の修正から買いポートフォリオに入れた・・・のですが、結局そのままダラダラと下がって行ってしまい、下値サポートラインを割り込んでしまったため損切りとしました。やはりこの当時は曲がっていました・・・

アニコムHD(8715)
7月22日より 3390円→3205円(6営業日保有 下落率5.5%)
上場後の下落トレンドからリバウンドを確認してのエントリー・・・だったのですが、木曜から短期下落トレンド入りしてしまっています。ただ上場来安値2560円と7月安値2901円を結ぶ下値支持線の延長線が3100円に位置しますから、ここでの反発に期待。もし逆に割り込んでくるようであれば損切りとします。決算は再来週ですが、業績は悪くないはずです。

JT(2914)
7月24日より 281900円→278000円(5営業日保有 下落率1.4%)
金曜は決算と全体地合の軟化を受けて下落。海外でのタバコ販売が好調なだけに、正直今回の決算内容はちょっと意外でした。テクニカル的75日線と一目均衡表の雲に上値を抑えられて下落の流れ。25日線がまだ下落中ですから、ダブルボトムを付けた266000円で下げ止まるかどうか。もしここを割ってくるようならやはり損切りとします。

売り銘柄

明光ネットワークジャパン(4668)
6月24日より 611円→601円(先月)→614円(19営業日保有 上昇率2.1%)
同社の決算の結果は弱含みでしたが、同業他社の東京個別指導学院(4745)の好調などに触発されて強含む動き。ただ金曜は出来高を伴って下落し、75日線に上値を抑えられています。これで再度下落トレンド入りしたと見てとれるでしょう。まずは580円割れの動きを目指したいところ。

ファーストリテイリング(9983)
7月3日より 12920円→12930円(19営業日保有 上昇率0.1%)
月次の売上動向から業績の悪さは既に織り込まれていた格好。ただ最近は他の小売業も軒並み月次の数字が悪く、猛暑の割には消費は回復していないという見方が強くなってきています。来週にはまた7月の月次が出てきますから、どうなっているかが見物です。

以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると

結果0.12(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計15で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 7/2終値9203円→9537円(19営業日 上昇率3.6%) 0.19(%/営業日) 

TOPIX 7/2終値830→849(19営業日 上昇率2.3%) 0.12(%/営業日)

あれ?思ったより成績が悪かったです。全体の騰落率は悪くないのですが。これは損失を出した銘柄が比較的短期間しか保有していなかったので、計算上数字が悪くなってしまうのでした。結局TOPIXと何とかイーブンという感じのトホホさでした。

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数310.7ポイント
となりました。

例によって文字数の関係で残り少なくなってきたので簡単に8月の相場見通しを書きますが、基本的には繰り返し書いているようにアホみたいな買いが入ってくる月になると見ています。金曜のNYでは円が一時85円を付け、円高傾向トレンドが続きそうですが、円高による円建て資産価値の上昇から、外国人投資家を中心とした買いが多く入ってくる状況と見ています。為替前提も第一四半期決算で変更されているところが多いですから、影響は緩和されてくるはずです。

ただNYのチャートの動きが短期的に天井に達したような形状になっているところが気掛かりです。以前よりは海外の影響を受け辛いでしょうが、来月は2日振甫スタートですから少し波瀾の展開も予想されます。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。