KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

夏が過ぎ〜風あざみ〜♪

今週のお題「私の節電術」

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足下の株価急落は投資のチャンス!
間もなく天与の買い場がやってきます。
今の内から情報を集めて、反転のタイミングに乗り遅れないようにしましょう。

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先日ブックオフに行ったら、懐かしのファミコンカセットが大量に売られていました。ファミコンの本体と共に買って遊びたいくらいでしたが、それをやると嫁に怒られるので、パッケージを眺めるだけに止めておきました(;^_^A

それにしても、パッケージだけ見てもどのようなゲームだったか、タイトル画面やBGMまで蘇るから不思議です。「あぁ、こんなゲームもあった、あった(^^)」なんて思いながら眺めるうちに、一体脳はどれだの記憶を蓄えているのか、また脳のメカニズムのすごさに思い当たりました(××)最近の事はすぐ忘れてしまうのに、子供の頃のことは良く覚えているものです。

ところで、最近iPhoneアプリで「懐かしグッズ」というのが出て、これにハマっています。30代、40代辺りの人を対象にした、昔懐かしいおもちゃ・グッズを写真で紹介するというだけの非常に単純なアプリです。なのですが、それを見ながら「あぁ、こんなのあった、あった(^^)」と一人でほくそ笑んでいます。

例えば「ゴールドライタン」なんてものがありました。金色のジッポライターのようなものが、ロボットに変身するというおもちゃです。昔近所の小売店でショーケースの中に飾られていたゴールドライタンシリーズを思い出します。

他にもロボダッチなんてプラモデルのシリーズがありました。私が保育園の頃むちゃくちゃ好きで、番号順に買って作っていたことを思い出します。他にもビッグワンガムやゾイドなんてありましたね。

最近ふと思い出したのが「プッシュ」というアイス。人差し指でボタンを押すように、人差し指だけを突き立てた手の形をしたアイスなのですが、今考えてみるとかなり不気味ですね。ミルク味で美味しいのですが、その人差し指から食べるのですから(;^_^A

それは近所の駄菓子屋で確か50円で買えたので、夏場はよく食べていました。しかも当たり付きなので当たったらもう一本貰えたのですが、これが3回連続で当たったことがあります(××)

さすがに3回目に貰いに行く時には店の人に疑われてるんじゃないかと何となく気まずい感じになりましたし、お腹も冷え冷えだったのですが、翌日になると余計に貰いに行き辛くなりますし、また当たっているかも知れないのですぐ食べないといけないし・・・で、嬉しかったというよりも、大変な思い出になっています(;^_^A

昔懐かしいものを見ると、何だか脳がほんわかします。つまり少年時代の希望や未来に満ちあふれた思い出がよぎってくるからなのでしょうが、あと20年程経った後に、今の自分の生活を懐かしむ時代が来るのでしょうか?

朝の連ドラ「おひさま」を見ていると、現代の陽子役の若尾文子さんがナレーションで「あの頃は皆今と違って苦しいことがあっても希望に満ちていた」とか言いますが「昔は良かった」は隣の芝生を青く思い続ける人類永遠のクセなのでしょうか。単に自身の老化により、将来を展望しにくくなっているだけでしょうか。それとも本当に今がダメな世の中なのでしょうか?


さて、ダメな世の中とは思いたくない日経平均は続落。金曜のNYが続落で終わったことから、日本株も朝方から売りが先行しました。ただ朝方小安いところでの寄り付きとなると、一時プラス圏に切り返す底堅さも。歴史的な円高に対して、単独介入の準備と伝えられると売り方の警戒感が強く出た格好。金曜には地震によるビビリ売りもあったので、その反動もあった模様。

ただ後場にはアジア株と並んでマイナス圏に転じ、結局小さな反発の芽は摘まれてしまいました。9日の安値を割り込んで、震災直後以来の安値水準に。引き続き海外からの売りが五月雨的に出ている模様で、彼らにしてみれば本国の落ち着きなしに外国株を買う気にはならないということでしょう。

投資判断は「中立」。朝方は、ここまで売られ過ぎた銘柄の自律反発狙いの買いが多く入る動きとなっていました。ただそれらも引けにかけては売られ、しこりを残して新たな売り方を生み出しただけ、となっています。

特に本日の下落率上位を見ると自動車部品関連銘柄がズラリ。休日はどの新聞も一面が「歴史的円高水準」と報じ、輸出産業の代表格である自動車関連銘柄がとにかく売られたという感じになりました。

この辺り私は本来為替介入には反対のポジションであり、特に単独介入なんてやっても意味がないと思っています。お金(=国民の税金)をドブに捨てて数週間の時間稼ぎをやっているだけになるパターンが多く、せめて最も効果的なタイミングだけに絞ってファイティングポーズだけ示していれば良いと思っています。

問題は民主党の総裁選に向けて財務大臣の野田さんがほぼ機能不全状態であること。いや、実際はちゃんと仕事をやっていたとしても、少なくとも「機能不全と思われて」円高に歯止めがかかるきっかけが見あたらないことがです。連日の報道では次期総裁選に向けて足場固めの「詣で」が活発だとか。それが彼の活動のあくまで一部としても、印象としては悪いですね。

諸外国もすっかり休暇モードですし、非常に政治的に動き辛い弱い部分を効果的に付かれているなと思います。このしたたかさを「介入する側」に持って貰いたいくらいですが、いずれにしても為替は例年9月の第一週まで円高が続きますから、これは時が過ぎるのを待つしかないようです。

個人的には震災後の安値を割り込む可能性は当然留意すべきですが、もし割ってきたら強気の買いで対応すべきだと思います。当時は震災による影響から、原発の放射能漏れによる「日本の終わり」が一瞬頭をよぎることになった一日でした。その時からまだ半年も経過しないうちに、再度株価的に「日本の終わり」を意識するのは、どう考えても過剰でしょう。

基本スタンスは一旦様子見ながらも、今週中には反発の兆しが出ると思います。財政問題なんてものはアメリカが双子の赤字なんて言われてから一体何十年経過するかわかりませんが、その間ずっとずっと言われ続けていたことです。それでも今までアメリカの株価はドンドン上がり続けてきました。本当に今更のことで、国債の格下げなんてきっかけに過ぎません。

「もうアメリカ経済がダメだから株が上がらない」なんて真剣に思っている人は、少なくとも大口投資家の中には誰もいません。こういう状況下で株価を下げるのは容易いことですから、なるべく不安を煽って底を拾おうと考えている連中ばかりです。

もし金融緩和の更なる拡大が採られたら、株価はすぐに反発してくると思います。「政府はインフレを容認することで実質的な借金を目減りさせようとしている。インフレになればドル安がアメリカの輸出産業を支え、またインフレ耐性の強い金や株に資金が入ってくる」などと言う言葉が説得力を持ち始め、今度はこれを根拠に株価が上がったりします。財政問題は数年で解決できるようなことではありませんが、都合の悪い部分はすっかり忘れ去られてしまいます。

土砂降りの状態になってきましたが、夏のゲリラ豪雨は終わるとすぐに強い日差しが戻ってきます。特に今回日本株に関しては、やはり問題の渦中ではないこともあって相対的にはしっかりしている印象すらあります。今は外国人投資家の売りが切れるまで上値が重く苦しい状態が続きますが、やがて安全資産という切り口で、本当の日本株買いが再開されると思います。押し目買いのタイミングは逃さないようにしておきたいものです。


新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に軟調。主力株中心に売られ、個別株物色の買いも散発的。先週は主力のネット株が買われていた分、反動の売りが出やすい地合となりました。今まで上がってきたSNS関連のDeNA(2432)やグリー(3632)といった最後の砦も売られてしまい、ネット関連株も拠り所を失ったという感じ。

やはりこの辺りも引き続き東証1部銘柄が先に落ち着くのを待つ他ないようです。内需銘柄が揃っているところは強いですが、投資家のリスク許容度が回復してから新興市場の物色という順になると思います。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)軟調で年初来安値更新。上場来安値と面合わせの状況になりました。三井住友FG(8316)は先週末に既に更新している状況で、引き続き世界の株安の中ではメガバンクは特に下押し圧力が強い状況となっています。

こういう底の見えない相場になってしまうと、せめて需給面の良い、特に信用倍率で1倍割れの銘柄であればまだ下落もマイルドになりますが、同社のように圧倒的に買い残の多い銘柄は救われません。唯一この上場来安値が最後の砦ですが、割り込んでしまうのも時間の問題という状況になっています。ちょっと底が確認されるまでは近寄らない方がよさそうです。

NECネッツエスアイ(1973)は続落。本日の日経新聞一面では通信各社による設備投資拡大の報道がなされていました。スマホ増大による通信設備拡大というもので、確かに目新しさには欠けるものの少しは材料視されるかなと思ったのですが、特段反応は無し。

一方でテクニカル的には25日線接近の場面から、再度買いのタイミングが近づいてきている格好。下値は限定的と見ます。内需好業績銘柄というところでの強みも。

売りポートフォリオメイコー(6787)も続落。先週末に陽線を出しましたが、本日もやはり反発力には乏しく結局はマイナス圏に沈みました。しかし本日のように下げ過ぎ銘柄に対する自律反発の動きが少し出始めたのは、売り方にとっては少し嫌なものです。

元々この銘柄に関しては済し崩し的に売りポートフォリオ入れとなったので、ちょっと警戒を強めておかないといけません。5日線を越えてきたら、明確には915円を上回ってきたら一旦買い戻し撤退とします。7/11から既に4割近く一本調子で下落してきているので、さすがに25日線までの戻りが見られてもおかしくありません。


【注目銘柄】
金連動投信(1328)は続伸。原資産が実物の金であるSPDRゴールド・シェア(1326)と並んで金価格に連動するETFですが、NYの金相場は今までの過去最高値だった1600ドルを超えると、8月に入った途端に加速度を増して足下では一気に1800ドルを突破。本日は1881ドルの高値を付け、わずか3週間で15%以上も上昇しました。

それに呼応する形で、当然これらのETFも安全資産として資金の逃避先になっています。有事の金とよく言われる通り、戦争や今回のような経済危機が起きる度に買われ、最近では各国政府自体が通貨安からこぞって金を買い集めて、実需の下支え要因とも言われています。

その他にも金を買うべき理由はたくさんあります。金はご存じのように携帯電話などにも使われるレアメタルであること、8月〜11月はインドでディワーリーなどのヒンズー教の祭りで宝飾需要があることからこの時期特に買われることなど、実需レベルでの買い材料には事欠きません。

確かに世界中の金を集めてもプール3杯半しかない、と言われる程その希少性は高く、また万国共通の価値を有しますね。ドルや円なんてそんな金の裏付けも今や無く、国家の信用力のみで担保された単なる紙切れですし。

ところで話が逸れますが、冷静になって考えてみると、じゃあ金はそもそも何故価値があるのでしょう?確かに電気伝導率が高く、腐食性もなく、精密機器に必要というのはわかります。昔はキラキラしていてキレイなので、色々な国の王族が黄金を求めました。

それがこの現代社会においても変わらない、ということに違和感を感じるのは私だけでしょうか。だってキレイなものは他にもいくらでもありますよ。他の宝飾品だって十分キレイですし、磨けば銅だって十分キレイですよ。酸化しちゃいますけど。また精密機器に必要といっても、実際に無ければ本当に困るというのは一部の重要な製品だけで、それ以外の場合は代用金属を色々用意できます。

実は根底にあるのは金と何かの交換価値が、金の価格を担保しているということに他なりませんよね。逆説的ですが、今の世の中では貨幣と交換できて、その貨幣が他の様々な商品と交換できるので金に価値がある、ということになります。インフレになっても、その時代の貨幣価値に合わせた貨幣量と交換してくれるので、インフレに強い商品なのは「理論的には」正しいと思います。

しかし本当の経済危機が訪れて、様々な国の金融システムが完全に破壊された時に、それでも金が欲しいなんて人いるんですかね?世界各国でハイパーインフレでも起こったら、ほとんどの金持ちは消し飛んでしまいます。そうしたら金を求める人はグッと減ります。

昔の大名は「米」を求めて石高で勢力を表していましたが、生きるためには食料や原油などの資源の方がよっぽど必要性があり、理にかなっていると思います。

そんなわけで、私の一個人の感想としては最も実用性の感じない「金」の上昇は他の様々な商品の中で一番「茶番」だと思っているので、どうも金価格、金関連のETFはとっつきにくいです。私にこんなことを今更言われなくても皆「茶番とわかった上でのマネーゲームに乗っかっているだけ」と思いますが、よく言われる「最後は結局金」という言葉にどうも疑問符が残ります。

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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。