KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

外部環境の悪化を受けて反落

今週のお題「今年中にやっておきたいこと」
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日経平均は反落。前日のNYはISM製造業景気指数がここ3年で最も悪かったことから軟調。それを受けた日経平均も朝方から売りが優勢の展開。為替の円安が一服したことも上値を重くしました。一方、下値では押し目狙いの買いが入り、下げ幅を縮小。前日終値を若干下回る程度の水準で値を保ちました。TOPIXの方はプラス引け。

売買高は17億株台、売買代金はギリギリ1兆円乗せで、商いも程々でした。


投資判断は「やや売り」。12月に入って日経平均は一旦高値を試しにかかりましたが、とりあえず本日は外部環境の悪化により売られました。一方下値は固く、簡単には下がっていきません。強弱感が対立する流れに。

来週は週末にメジャーSQや選挙を控えていることで、非常に値動きが荒くなることが予想されます。が、今週はとりあえず嵐の前の静けさということで横ばいが続く見込み。足下ではアメリカの景気指標が「サンディ」の影響で悪いことは予想されていますから、ひとまず週末の雇用統計を見極めたいという、また例の消極さが出てきているような感じです。

安倍トレードにも市場はいい加減飽きてきているので、一段上に行くには新規の買い材料か、しびれを切らした売り方の買い戻しが強まる他ありません。ちょっと手掛かり難の状況が、本来株価に下落の引力を与えているところに「第一次押し目買い」が支えているという印象です。今週は横ばい推移で通過できれば御の字というところでしょうが果たして。


新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。マザーズ指数はナノキャリア(4571)やメディネット(2370)などのバイオ関連や、サイバーエージェント(4751)などの主力株もしっかりしていたことで反発。

一方のJASDAQは本日の日経でも12連騰が話題として取り上げられたことで、逆に過熱感を意識される格好に。主力の大証(8697)は大幅高したものの、楽天(4755)やスリー・ディー・マトリックス(7777)などの下落が目立ち指数を押し下げました。

本日のところは軟化しましたが、中期的には上放れの動きが出ていますから、日経JASDAQ平均で1400円を目指す動きには変化は無いと思われます。為替一服局面においては、再度新興市場に注目が集まる可能性もありそうです。


ポートフォリオ銘柄】
ソニー(6758)は続落。本日はGSが「売り」継続で目標株価690円引き下げのレポートを出したこともあり、終日軟調な値動きに。残念ながら予定通り安値更新に向かう動きとなっています。ちょっと当面買いのきっかけが無いですね。安値更新前に反発するには、何らか紙面を賑わすレベルの材料が必要なようです。


売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は反落。本日発表の月次動向を控えて、出尽くし売りに対する警戒感が出た格好で、連騰記録は12でストップ。本日は日経平均は軟化しましたが、TOPIXがプラス引けした大きな要因として、同社の影響度合いの強さが挙げられます。

そして出てきた月次は前年同月比13.7%増と3ヶ月ぶりのプラス転換。市場予想も10%前後とされていたことで、プラスの内容にはなったようです。もし売り方の買い戻しが進んで明日年初来高値を更新してくるようなら損切りとしますが、そこまでのポジティブさは無いと思います。


【注目銘柄】
ハイデイ日高(7611)は続伸。こちらは先週21日配信の有料メルマガにおいて買いで取り上げ。以後負け知らずの9連勝で連日高値を更新してきています。今の地合での内需銘柄は値上がりこそ派手さは無いものの、着実な足取りで安心感があります。目標はまだまだ上なので、達成したあかつきにはまた取り上げ根拠などを示します。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。