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日経平均は金曜大幅続伸。前日のNYは予想を上回る新規失業保険申請件数の減少や住宅着工の増加を受けて堅調。S&Pは一時5年ぶりの高値を更新してきました。
それを受けた日経平均は朝方から大きく買われる展開に。インテルの決算は悪く時間外では下落したものの、巨額な設備投資計画を受けて半導体関連株が買われるスタートに。また甘利さんが発言を修正し、ドル円が一時90円台に入ったことも材料視されました。ただ前場は寄り付き5分の値幅の範囲内で動く小動きに止まりました。
それでも後場に今度は安倍氏のブレーンである浜田宏一氏が「ドル円は100円までは問題ない」と発言したことを受けて円安が進展。再度90円乗せとなったことで株買いが加速。引けにかけても売り方の買い戻しと見られる買いが入り高値引けとなりました。
結果、TOPIXの方は昨年来高値を更新。売買高は40億株弱、売買代金は2.2兆円と前日と同様に活況でした。
投資判断は「やや買い」。金曜のNYは前日に決算を発表したインテルの下落が相場を圧迫したものの、モルガンスタンレーなどの好決算を受けて堅調。S&Pに続きダウも5年ぶりの高値を付けてきました。アメリカは景気先行指標とされる輸送株指数が1895年の算出以来最高値を付けるなど、本当に強いという感じです。
来週の月曜は今度はアメリカの方がキング牧師の誕生日でお休み。要人が変なことを言わなければ(少なくとも甘利さんは「為替についてはコメントしない」と公言したので黙っていてくれるはず)、月曜もポジション調整の売りが出辛く、11000円を目指す形になると思われます。シカゴ225は10950円に。
日銀の金融政策決定会合があるので、とりあえず結論の出る22日の火曜前場までは良いとして、後場にまた動きが出るかどうか、というところです。個人的には日経にも報道されたように、日銀は政府に白旗を揚げた形で「追加緩和、2%のインフレターゲット採用」となると思います。
為替に関しては先般より言及しているように「口だけ介入」でトレンドが変わるわけもありません。とりあえず海外に対しての義理は果たしたので、やや混乱はあったものの、結果的には良い調整になったような感じです。90円では達成感もあってやや横ばいが続くかも知れませんが、長期的には経常収支が赤字継続ですし、円安トレンドに変化は無いと思われます。
もし本当にドル円が100円となれば、1円の円安で日経平均が200円高くなると言われている通り、このまま13000円を目指すことになるか・・・と言うとさすがにそんな単純ではないでしょう。特に再来週から決算が本格化してくるに辺り、足元の急速な円安環境を織り込んだ数字が出てくるので、円安に対する感応度は悪くなってくるはずです。
ともあれ、来週は引き続き上値追いが続くものと見ます。チャート的にも日経平均・TOPIX共に5日線を回復してきました。何よりTOPIXのチャート形状が良く、新高値でMACDの暗転を拒否する形になりつつあります。日経平均も当然連れ高せずにはいられず、今週の調整場面がやはり先般指摘したように押し目買いのチャンスだったという感じです。
新興市場は「強気の買い」。金曜は両指数共に堅調。JASDAQの方は特にTOP20銘柄の上昇が大きく、同指数は遂に算出来高値を更新。ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)と一建設(3268)の上昇が大きく寄与している様子。特に一建設は上場来高値を更新してきています。
月曜はアメリカ市場が休場ですから、また一段と新興市場に関心が向かいそうな感じです。足元随分上がってきた感覚はありますが、例えばマザーズ指数は算出スタートの1000ポイントの半分にも達していません。まだまだ伸びしろがある状態と言えるでしょう。
【ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は続伸。アメリカでは引き続き金融株の好決算が相次いでおり、邦銀にも好影響を与えています。また来週には連続金融緩和が見込まれており、緩和となれば金融株にとってプラス。引き続き過剰流動性相場が、逆に同社のようなしこりの多い出遅れ銘柄の追い風になりそうです。
ソフトクリエイトHD(3371)は続伸。引き続き小動きながら高値圏をしっかり維持して5日線の上昇を待っています。1450円での値固めを終えて、後は上がっていくだけ。
さて、今回は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはフジ・メディア・HD(4676)です。
これまで注目銘柄のコーナーで色々コメントしてきましたが、有料メルマガで取り上げてから日も経ったのでポートフォリオ銘柄に取り込んでいきます。フジテレビを中核にしていますが、出版や通販、更にサンケイビルを取り込んだことで不動産銘柄としての側面も強くなっている銘柄です。
これまで紹介した取り上げ根拠をまず箇条書きに。
・お台場の立地を利用した不動産株としての一面
・東京オリンピック誘致に対するイベント的な盛り上がり
・お台場カジノ構想に対する期待感
上述以外の根拠としては、まず純粋に景気回復期待に対する広告出稿の回復が期待されることです。そういった背景から電通(4324)や博報堂DYHD(2433)、アサツーディ・ケイ(9747)といった広告代理店株も軒並み堅調な推移となっています。
特にテレビ局は不況の波が押し寄せて、派手な番組制作が出来なくなっています。その分、制作費を抑えた番組作りが浸透し、例えば高額なギャラを支払って作られるような大御所のネームバリューを冠した番組は明らかに減っています。
加えて自民党政権になってから「総務省による緊急経済対策で、放送技術や番組などコンテンツの輸出事業強化へ」という方針が進んでいるようです。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130108/mca1301080701008-n1.htm
丁度お隣韓国がメディア戦略で上手いことやっていることに対抗して、国レベルでバックアップしようという動きの様子。国策となれば、息の長いテーマになってくる可能性もあります。
韓国と言えば同社は韓国に傾斜し過ぎとネトウヨさんの標的になっていますが、個人的には他局もBSなどを見たら韓流だらけで大差ないと思います。やはり今の不況が安いソフト購入に繋がっているわけで、経営という面では仕方ないのでしょうね。CMがパチンコやSNSゲームだらけという現状も、景気さえ回復すれば改善されてくるものと思います。
その他大ヒットタイトルの映画やイベントの成功、課題だったネットとテレビの融合を押し進めていることなど、業績的にはなんだかんだで10年3月期を底に順調な回復傾向にあります。本業の不調を他で補い、そして本業も回復傾向にあるところがポイントと言えましょう。同社筆頭株主の東宝(9602)も足元では株価急成長。
テクニカル的には昨年4/4や8/2の高値を結ぶ上値抵抗線の延長線を明確に上放れ、第一関門を突破。現在は8月戻り高値141900円を意識したもみ合いが続いていますが、12/19に商いを伴って急騰したところで上昇スイッチが入ったような感じになっており、75日線も来週から急速に上向いてくる日柄であることから、突破はほぼ想定線と言えそうです。
需給面でも売り長の状態が続いており、昨今は特に相場のイケイケムードから信用買い残が増加する銘柄が多い中で、同社は売り残が一段と増えました。今週も日証金ベースで更に積み上がっているので、売り方の買い戻しに期待できる状態が整っています。
予想PERは11.7倍で同業の他民放4社平均よりも低く、実際に最も割安な水準(単純平均56.6倍)。予想ROEは5.2%で同2.9%との比較では高く、実際にも最も高い値。配当利回りも3.2%で同1.8%との比較では高く、やはり最も高いですし東証1部平均利回りとの比較でも高い数字です。
目標株価は15万円に。月曜の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。
【注目銘柄】
ロングライフHD(4355)は大幅高。こちらは有料メルマガにて8日から取り上げ。昨日までを投資期間に設定していましたが、最後の最後でドカンときてくれました。目標は更に上に見ていたのですが、上昇率は20%超になったわけですから、大成功といって差し支えないのではないでしょうか。
金曜の急騰は日経で「介護各社が中国に参入」という記事を材料にしているということですが、同社についての言及がなかったため、気付かれるのに時間がかかった模様。そうでなくても以下のような理由から上がる下地があったと思います。
そんなわけで取り上げ根拠を以下に記します。例によって文字数制限の関係で一部抜粋です。
「関西中心に介護付き有料老人ホーム展開。入居一時金が数千万円単位の富裕層向けのホームを運営し、足元の入居率は70%とまずまずの水準を維持。その他調剤薬局事業や福祉用具レンタル、給食事業などを手がけて、一環したサービス提供を手がけているが、そこで培ったノウハウを元に中国への進出も実現。更にインドネシアや他の東南アジア地域への進出も計画し、足元でプロジェクトが進行中。
先月14日に発表した決算では今期も引き続き大幅な増収増益を見込む。新ホームを芦屋、京都に開設し、介護保険報酬に過度に依存しないビジネスモデルから競争力を確保。M&Aや海外展開を駆使しつつ、成長の手を緩めない構え。
テクニカル的には各移動平均線を上回って上値が軽い状態。特に昨年末から270円の壁をなかなか突破できなかったが本日あっさり上抜いて、昨年4月の高値も上抜き年初来高値更新。11年11月、12年1月、12年10月安値などを結ぶ下値支持線とで形成される三角持ち合いを上放れる形で、06年10月以来約6年ぶりの高値水準となってきた。
MACDやパラボリックは好転。一目均衡表は三役好転の形で、ストキャスは暗転ながらも過熱感を冷ましつつある。ボリンジャーバンドは+σ~+2σの間のバンドウォークの流れとなっており、このまま上昇トレンドが継続していくものと予想。週足でもほぼ同じような傾向が読みとれる。
需給面では上述のように約6年ぶりの高値水準であることから上値のしこりはほとんど無い状況。信用買い残は差し引き26万株と多いものの、11月からは減少傾向にある。また本日程度の出来高が続くのであれば、十分戻り売りをこなすことができそう。
予想PERは10.8倍で同業のメッセージ(2400)の17.6倍との比較では割安。またPBRも1.1倍で同1.9倍との比較では割安である」
個人的にはまだまだ上があると思いますから、再度強気に見ていきたいところです。
その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。