NY話のつづきです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160224.html
「Sylvia's Restaurant」を出た我々は、次はJAZZの生演奏が聞けるバー「Paris Blues」へと移動します手段は徒歩夜のハーレムも決して安全とは言えないはずですが、まあ集団で居れば怖くない?
店の外に出ても、さすがにもう物乞いは居ませんでした辺りを十分知り尽くしている女性ガイドさんの先導で、夜のハーレムを進みます歩いて5分程度の距離ということですが、途中遠くにあの「アポロシアター」の看板が見えました
アポロシアターはアメリカで最も有名なクラブの一つかつて黒人が舞台に立つことを許された唯一のクラブということで、ジェームス・ブラウンやスティービーワンダー、マイケルジャクソンといった超が付くほどの有名人をここから輩出しました日本で言うところの「照和」のような場所でしょうか
↓中央にギリギリ見える「APOL」が「アポロシアター」の看板の一部
↓交差点にあった謎の像
そして信号を渡って間もなくのところに目的地「Paris Blues」がありました
こぢんまりとした小さなJAZZバーですが、地元の人も訪れネイティブな雰囲気が楽しめるところ既に演奏は始まっており、そこでお酒を飲みながら小一時間本場のJAZZを鑑賞します
正直私はJAZZに造形はないので、JAZZというとしっとりした大人のムーディーなテンポの曲ばかりだと思っていましたところが、結構アップテンポでドラムもバンバン激しい曲が続きますまた、全員黒人でスーツと蝶ネクタイのイメージがあったのですが、キーボードの人は普通に白人でしたというわけで、ちょっと思い描いていたJAZZ像とは異なりましたが、それもそれでアリですね
実は最初肝心のサックスの人が居なかったのですが、途中で遅れてやってきてセッションに加わりましたうーん、このルーズさもなかなか味があって良いですねともあれ、音の種類が拡がって、また一段と曲に深みが加わります
そのうち、サックス、ドラム、ベース、キーボード各パートがそれぞれ見せ場を披露する時間に移りますそれぞれのソロパートがバシッと決まると、それに合わせて我々も拍手で応えます
正直しばらく知らない曲が続きましたが、最後の最後に最も有名な曲「Take Five」が流れました皆でうっとり酔いしれ、それで締めくくりました
↓TVCMなどでよく流れます
そこからまた車でヒルトンホテルまで送ってもらい、今夜のツアーは無事終了そしてまた宿泊先のキタノホテルまで歩いて戻りました仕事もようやく全て終了し、色々解放された私はその日の夜はようやくぐっすりと眠れたのでした(つづく)