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日経平均は本日反落。前日のNYは個人消費支出が予想を下回る弱さだったことから、利上げ観測が遠のいてしっかり。ただNASDAQはマイナスとなるなど高安マチマチで小動きでした。
一方、日経平均は本日配当分だけで130円程度の権利落ちがあったことから朝方から売りが先行。ただ売りが一巡すると、次第に下値を拾う動きが見られました。為替の円安進捗も後押し。じりじり下値を切り上げ、前引け間際には瞬間プラス圏に浮上する場面もありました。
後場寄りも一旦売りが出たものの、その後も機関投資家による配当金分の再投資による下値を拾う動きが継続。終値ベースで権利落ち分を全て埋めることはでき ませんでしたが、終値ベースでは17100円台をキープしました。今晩のイエレン議長の講演を控えた手控え感もあり、売買高は17億株台、売買代金は 1.8兆円台と引き続き低水準でした。
投資判断は「やや買い」。結局配当落ち分を全て埋めきれなかったのが今の地合の弱さかも知れませんが、今週の値動きに関しても引き続きしっかりの展開を想定します。以前も書いたように、月末月初は公的年金の資金が入りやすい点がまずあります。
更に今月は比較的しっかりした相場が続きましたから、単月ベースでのドレッシング買いは期待できないかも知れませんが、今年3ヶ月間、あるいは年度という単位で見た場合でも大きく下がっていますから、最後に修正を加えるドレッシング買いは入ってくる余地があるでしょう。
そういうわけで、4月頭くらいにかけては需給要因では強含みやすい環境にはあります。が、過去の経験則上、あまり長続きはせずに一旦は強含んだとしても4月上旬辺りで目先の戻りのピークを迎えます。
(正直全く期待感は0なものの)一応4月からはジュニアNISAがスタートして、子供向け長期資金の貯蓄買い期待もあります。金額も普通のNISAの 2/3に止まりますし、ここまでも個人は散々買い越しを続けて外国人の売りを少なからず請け負っているので、せいぜい下値圧力緩和程度にしか効かないです が、まあ悪い話ではありません。
新興市場も「やや買い」。本日は高安マチマチ。ただマザーズ指数は1000ポイントを回復する動きとなっており、強い動きが継続しています。確かにマザー ズ市場に上場するような銘柄は配当落ちなどで大きく下落することがないですから、本日の特殊要因も指数の下落圧力とはなりませんでした。好循環が続いてお り、個人マネーは比較的元気な様子がうかがわれます。
【ポートフォリオ銘柄】
日本プロロジスリート投資法人(3283)は続伸。マザーズ市場の銘柄も好需給が続いていますが、REIT市場の方も負けてはいません。東証REIT指数は1900ポイントを挟んでの推移が続いており、今年の高値圏を攻め続けています。
特に本日で東証1部の高配当銘柄の大部分は権利落ちを迎え、言い方は悪いですが用済みの状態になってしまいました。対してREITは色々な決算月を持って いるので分配金の出る時期に偏りがなく、特定の時期を境にどっと崩れるということはありません。この辺り配当金需要の強い機関投資家などには、引き続き選 好されるのではないかと思います。
タカラバイオ(4974)は続伸。こちらは前回当欄でも示したように昨日寄り付きで利食い終了となりましたが、その後も強い動きが続いています。東証1部昇格が決まったことや、バイオ株の強さを背景にした動き。また勿体無いことしたかも知れませんね。まあ十分利食いとなったので由とします。
【注目銘柄】
JPHD(2749)は大幅続伸。こちらは日曜配信の有料メルマガにて買いで取り上げ。その後連日の急騰となりました。
足元では例の「保育園落ちた日本死ね」ブログが政治問題化してから一気に再度待機児童問題が再燃してきています。個人的にはこのブログの書き方も確かに難 はありますが、単に鬱憤を晴らしたかっただけなのに、それを拾われて政治利用されるとは、書いた人も予想だにしない展開に戸惑っているのでしょうね。
で、この銘柄なんですが13年2月に日経1面トップ記事で「女性の賃金最高更新、昨年男性の7割に差縮む、子育て支援なお課題」と出て一気に問題が表面化 し、当時このメルマガでも買いで取り上げました。その後大相場を形成しましたが、結局分割分を考慮して当時と同じ株価レベルまで現在調整してきました。
ではその間、待機児童数が改善されたかというと、むしろ15年に再度拡大しました。正直、私のような田舎ではあまり実感が湧きませんが、それもそのはず北陸三県は待機児童0なのですから。
http://www.garbagenews.net/archives/2087326.html
考えてみれば当たり前の話で、ドンドン人口が首都圏に一極集中する中で、そのスピードに開園が追いついていけないだけです。先般京急(9006)が三浦半 島の開発を過疎化が原因で終了したというニュースもありましたけれど、首都圏に近い三浦半島ですらそういった状態。極端な一極集中、日本全域で見たスモー ルシティ化が進めば弊害が起きるのは当然のことです。そもそも人口減少が進む中で発展を求めれば一極集中が合理的ではあり、ある種自然な流れではあると思 います。
ですから、政治で小手先に保育所を増やしたところで、すぐに一杯になって問題解決には程遠いでしょう。保育士の人件費が少ないという問題も解決しないとい けないですけれど、そもそも近隣住民の反対などもあってなかなか育児施設の用地獲得も思うように進まない。人口減少に対する労働力不足の対処法として女性 の活用を出してきたところまでは良かったですけれど、結果女性にばかり負担を押しつけるような流れになってきています。
という背景があり、事業テーマ性という観点ではこの銘柄は良いと思いますが、旺盛な需要を背景に高成長できるかどうかは正直微妙です。確かに事業環境の良 さから収益は順調に伸びていますが、一時PER80倍を超えたレベルでの高成長期待感は今や剥落し、まあまあ平均的なところまで落ち着いてきました。
あと一応言及しておくと、昨年創業者の山口氏に女性絡みの怪しい噂が飛び交ったことも株価の上値を重くしています。(※これに関しては真偽が定かではあり ませんし、山口氏は既に経営からは身を引いています。個人的にはネットの匿名情報なんて前述のブログ同様便所の落書きのようなものですから信憑性や公平性 を著しく欠きますし、少なくとも株価を左右する問題ではないと考えています)
それはともかく、何故このタイミングで取り上げたか、という点はチャート的な戻りから。足元上値抵抗線を突破してきたことで200円台からの戻りをリス タートとできるのではないかと思いました。また先週金曜は「政府が助成金を受け取れる企業内保育所の対象拡大を月内にも発表」と伝わり思惑から関連株が買 われました。
あと同社は3/10に第三者割当増資を発表。それの受け渡しが月曜でした。というわけで約5%の希薄化が生じましたが、株価的には発表後むしろ強含んで現 在に至ります。今回は第三者割当増資なのですぐに市場に出回ることは無さそうですし、また選挙モードにもなってきましたし、これで月曜も上がるようなら不 安材料もだいぶ無くなるので、買っていって良いと思いました。ちなみに同業のサクセスHD(6065)でも良いとは思いますが、流動性の面からJPHDに しました。
というわけで無事成功となったので、取り上げ根拠を以下に記します。
「【評価】
業績 △
テクニカル ○
需給 △
同業他社比 ×
流動性 ○
その他ポイント 需要逼迫の事業環境、選挙間近のテーマ性
保育園などの子育て支援で最大手。関東圏では出せば埋まる保育所が好調で、今期も新規保育所開設により大幅な増収増益を見込む。ただ第三四半期の段階では 営業減益に。今期から31の子育て支援施設が新たに開園したが、施設の増加による人件費増加などのコスト増が足を引っ張った。通期計画に対する営業利益の 進捗率も61.1%と未達懸念。
それでも最終四半期には単価の改定などによる補助金の増額分が計上されること、また足元では再度待機児童問題がクローズアップされていることで、事業環境 は良好。未だ民間保育所の参入を認めない自治体もあるものの、今年度から名古屋市が新たに認めるなど、営業圏は増加基調。今後の市場拡大余地があるとも言 える。
テクニカル的には各移動平均線を上回り、上値が軽くなったところ。また長期的にも13年9月、14年1月~7月、12月、15年2月、8月~10月などの 高値を結ぶ長期上値抵抗線を3/14の急騰で明確に上抜いており、長期的なトレンドの転換を示唆。200日線を突破した後は、200日線を下支えとして期 待できる感触も。
MACDは好転しているものの、パラボリックは暗転。一方で一目均衡表は三役好転の形になっており、ストキャスティックスは安値圏で好転。ボリンジャーバンドは+2σが拡大しており、上値余地が拡がっているところ。週足においてもそれぞれ上昇トレンドを示唆。
需給面では13年5月の高値形成以降、下落トレンドが続いていることで総じて悪い印象ではあるものの、短期的には3/14以降出来高を膨らませながら上昇 しており、戻り売り圧力を一定量吸収している格好。信用買い残は差し引き169万株で2月以降再び増加基調に。ただ最近の出来高では返済売りを十分こなせ るレベルではあり、機関投資家による空売り報告ではUBSが60万株程度の売り残を抱えている。なお、28日には第三者割当増資の払い込みがあり、440 万株弱の新株が発行される。
予想PERは23.4倍で同業のサクセスHD(6065)の変則決算修正後PER14.0倍との比較では割高。PBRも4.6倍で同3.4倍との比較では 割高。予想ROEは19.2%で同23.7%との比較でも低い。配当利回りは1.5%で市場平均の1.8%との比較でも低い。ただ3月期末一括配当であ り、9月末権利にはお米が貰える優待もある」
・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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そして次回は週末までお休みをいただきまして、先日2月の成績発表をやったばかりですが、3月の成績発表をお届けする予定です。お楽しみに!
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。