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日経平均は本日続伸。前日のNYは注目のFOMCを受けて、利上げ自体は織り込み済みでダウは2万ドルまであと34ドルまで迫ったものの、イエレン議長の会見を受けて来年は3回利上げが行われるという観測が強まってきたことから売りに押される展開。3指数揃って反落となりました。一方、為替はドル高が急激に進み、ドル円は117円台に突入。
それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。19400円台に乗せましたが、間もなく買いが一巡すると、次第に利食い売りに押される展開に。中国人民元基準値が08年6月以来の元安水準に設定されたことで、中国株に対する不安感が拡がると、前引け間際にはマイナス転換。
後場は連日の日銀ETF買いが下値で入ったとみられプラス転換しましたが、また中国市場が開くと引けにかけては値を消す展開に。ただ何とかプラス圏はキープして、年初来高値を更新しました。売買高は23億株台、売買代金は2.8兆円台と前日より膨らみました。
投資判断は「やや売り」。残念ながら今年の上限は18000円までだろう、と見ていたところからガシガシ上昇して1000円以上高くなりました。この点は大いに反省せねばなりません。ずっとここ一ヶ月の「何故?どうして?」を考える毎日です。
結果論で考えてみれば、皆が「トランプになったら大暴落」と言っていて、直後に実際急落したところまで良いとして、その後直近高値を上回ってきた時点でドテン買いにしないといけませんでした。売る人が居なくなったわけですからね。そして債券が上がった時点で、巨大な債券市場からあぶれた資金の一部が株に流れてくる、というところまで冷静に見ないといけませんでした。
ただ今の段階で伝わっていることでは、トランプ氏の公約のほとんどは否定、もしくは撤回されています。オバマケアは維持、イスラム教徒の入国禁止は回答をはぐらかし、メキシコ国境には壁ではなくてフェンスを作る方向に、そして日本の核保有容認も撤回・・・。では一体何が変わるのか?という感じ。
変わらずに今までの政策が続く、という安心感が株高にしている・・・というのは確かにそうであれば前向きに捉えられます。しかし本当にそういった「前向きさ」で上がっているのでしょうか?個人的には引き続き氏の持つトラブルメーカー的な部分が市場を攪乱するリスクを感じており、この株高に安易に乗るべきではないと思っています。
気になるのは債券価格下落が及ぼす影響です。今回のトランプ大統領決定後、アメリカの長期債は5%以上急落しています。世界で一番アメリカ国債を持っている中国は、足元で減少基調にあるものの未だ1兆ドル分保有していると試算できます。それが5%下がると500億ドルですから、ざっと6兆円程中国は損をした、という言い方ができます。
足元の中国の外貨準備高は3.1兆ドルは、またどこまで減少していくのでしょうか?実際、当局はそれを気にしてマカオでのATM引き出し制限を始めとして、様々な資金の国外流出阻止策を打ち出し始めており、新興国の被る逆風の強さを感じさせます。
その他、金価格はアメリカの長期金利上昇によるマイナス面が強く出て、下落基調が強まっています。他方、利回り命のREITも日米共に下落が強まり、相対的な利回りメリットの低下が懸念されています。金利を産む商品、産まない商品共に売られるという現象が生じています。
日経平均のチャート的には年初来高値を上回ったことで、長期で見ると2月及び6月の安値でダブルボトム形成が明確。何より為替のチャートがすこぶる強く。ドル円は+2σをガシガシ攻めています。全然円高反転しませんね。
新興市場は「中立」。本日は高安マチマチ。本日は強烈な円安から東証1部銘柄が買われる展開になり、新興市場は蚊帳の外でした。今週から年末にかけてIPOラッシュですが、昨日のキャリアインデックス(6538)、本日のMS-Japan(6539)が共にイマイチだったこともあり、ちょっと雰囲気は良くありません。ただ例年年末年始の閑散期に強い新興市場ので、ここから本領発揮でしょうか。
【ポートフォリオ銘柄】
CYBERDYNE(7779)は続落。年末特有の損出し売り一巡を受けて今週は特に同社を含めた右肩下がりの銘柄が急騰してきましたが、その結果例の空売りファンドがビビって改めて売り推奨を強調してきたことで、昨日より一旦ピークアウト。正直あんな私でも書けるレベルの適当なレポートで効果あるなんて、投資家は皆素直ですね。
ただ、純粋に地合の雰囲気悪化もあるので、ここは大人しく一旦撤退します。明日の寄り付きで利食い終了とします。
売り銘柄の大東建託(1878)は続落。昨日の日経で「アパート融資過熱警戒、金融庁が節税効果など実態調査へ」と報じられたことで、関連株に売り圧力が強まっています。同業の東建コーポレーション(1766)も折角決算が良かったのに、すっかり長い上ひげに。足元の業績はしばらく好調が続くかも知れませんが、受注自体が急激に落ち込んでいることで、株価はその方向性を織り込んで行くものと思われます。
さて、本日は一銘柄売りポートフォリオに加えたい銘柄があります。それはセイコーエプソン(6724)です。
同社は特徴としてユーロ円安メリット銘柄である反面、製品コストの増大からドル円安デメリット銘柄でもあります。事業利益に対するユーロの為替感応度は1円円安で9億円のメリットですが、対ドル1円円安で3億円のデメリットとなっています。
トランプ大統領決定以降ユーロドルが安値を更新しており、本日は遂に抵抗帯の1ユーロ=1.05ドルを割り込んできました。一応ユーロも対円では円安に進んではいます。それでもドル円は11/8の105.10円→117.50円と12円以上円安になったのに対し、ユーロ円は115.90円→123.40円と半分程度。折角のユーロ円安メリットを、ドル円安デメリットが相殺している格好です。
また同社は特に新興国にも強みがありますが、新興国はアメリカの金利上昇を背景に通貨安が進んでいます。なのでトータルでは足元マイナスの影響を受けているという格好です。
加えて私が常々思うのは、そもそもプリンターってまだ売れるのか?ということ。同社は大容量インクタンクのプリンターが好調ですが、インクで稼ぐビジネスモデルも次第に競争が激しく、先行きが明るいとは思えません。そもそもタブレットの発達などで紙の印刷使用量自体も減っていく傾向にありますしね。なので足元の減益基調は一過性ではなく、今後も続いていくものだという認識です。
同社は来年早々ミネベア(6479)とミツミ電機(6767)の経営統合で日経225銘柄の空きが一つ増えることから、次期日経平均採用候補の一つとして取り上げられています。ただライバルに村田製作所(6981)や大塚HD(4578)というところの名前が挙がっており、それぞれ一長一短があってやや分が悪いように思えます。なので、失敗に終わった時の落胆も大きそうです。
目標株価は2000円に。明日の寄り付きから売りポートフォリオ入れとします。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。