最近蒸し暑いせいか、あまりすんなりと寝てくれない娘お陰でずっと抱っこをしているので、手首が腱鞘炎気味になっていますまだ寝返りを打てないこともあり、しばらく寝ても背中の方が汗でぐっしょりまるで「おねしょ」をしたような布団の濡れ方になっていますそりゃなかなか寝れないよね、という日々
先日、夜中にミルクを求めて泣き出したので、私が作って飲ませました。その時、薄明かりの中だったのでよくわからなかったのですが、どうも娘の背中から腰にかけて生暖かい液体が滴り落ちる感触がしました。「ん?ひょっとしておむつからオシッコが漏れているのか?」と思い、一旦哺乳瓶を口から外して見てみると、やけにミルクの減る量が多かったのです。
よく見てみると、哺乳瓶の口の閉め方が悪く、横から漏れ出していたのですまさに浴びるようにミルクを飲んだ娘。ただ全部で180mlのミルクのうち100ml超をぼたぼたとこぼしてしまいました
私の布団がミルクでビチョビチョになったという悲しさもありますが、それよりも娘が「全然足りない」と夜中に号泣してしまうことに対する焦りが出て来ましたミルクが欲しい時、娘は阿鼻叫喚な筆舌に尽くしがたい泣き声を挙げるので、近所迷惑になってしまいます
それで嫁に「至急、追加で120ml作って」と託し、お湯を再度沸かしてミルクを溶かし、冷やすまでの5分程の時間、私は全力であやしにかかりました。
すると、娘が「良いんだよ。あたしゃ待つよ」と言わんばかりの力の無い微笑を返しました例えるなら「火垂るの墓」で節子が最期に見せたような、何とも切ない微笑。それがなんとも言えず印象的でしたまあ節子と決定的に違うのが、ミルク太りでムチムチなところですけれど