KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

4月の成績発表

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本日は4月の成績発表です。4月は一転売りが優勢になり、下落率としては22年12月以来の大きさになりました。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか?早速検証してみましょう!


【買い銘柄】

アニコムHD(8715)
578円→576円(23営業日保有 下落率0.3%)

4月はもみ合い。まあ4月は地合がこれだけ崩れた中で横ばいで済んだというのは良かったです。ただ1月の相場上昇に比べて大きく劣後しているのですけれど・・・。ともあれ来週の決算発表と、同時に出すとみられる自社株買いに期待します。


日本マクドナルドHD(2702)
6860円→6970円(23営業日保有 上昇率1.6%)

同社自体は順調。株価も地合耐性があり、安定感が強いです。今月のトピックは同社よりもライバルの日本KFC(9873)にアメリカのファンドによる買収観測が出たこと。今年に入ってからの上昇率が大きく、数年前にこのブログで日本KFCを取り上げていたこともありましたが、大人しくそっちをガチホしておくべきでしたかね・・・。それはともかく実際に日本KFCが退場すれば、同社の方に代替需要が出てくると思います。


ブロードメディア(4347)
1269円→1367円(23営業日保有 上昇率7.7%)

今月もニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドの買い増しが伝わり、実際株価も上放れ。チャート的には一目均衡表の雲ねじれ部分の危険なゾーンを通過し、75日線も上向いてきました。教育分野は通信制高校以外にも日本語教育分野など需要の強い分野に注力しており、非常に有望な銘柄だと思います。ファンドも見る目がありますね。


SPDRゴールド(1326)
31840円→33340円(23営業日保有 上昇率4.7%)

今月も順調に上昇。中東リスクで金が上がり、金本体価格が下がっても円安で上がり・・・と無敵な感じ。引き続きドルの基軸通貨に反対する国々の金投資が続く中で、隙の無い上昇が続きそうです。


【売り銘柄】

川崎汽船(9107)
2023円→2142.5円(23営業日保有 上昇率5.6%)

3月の急落の反動もあり、4月はやや強含み。商船三井(9104)の決算も刺激材料になりました。5月に入ってからは中東リスクの緩和が売り要因になっていますが、来週の決算がやはり注目です。コロナ後の海運のばく進を牽引してきたコンテナ船ONEの業績は一服となっており、ONEの業績寄与度が高い同社は3社の中でも厳しいと思います。


ファーストリテイリング(9983)
47140円→40820円(23営業日保有 下落率15.5%)

4月に入ってから突然売られ始め、決算を受けて一段安。ようやく化けの皮がはがれてきました。日経平均寄与度は10.5%まで低下。ただ2日に発表した4月月次は18.9%と好調。4月が記録的な暑さだったことで、アパレル各社共に夏物が売れて順調。ただ夏物は冬物に比べて単価が安く、この辺りを素直に喜べるのかどうか。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.16(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 3/29終値40369円→38236円(23営業日 下落率5.3%) △0.24(%/営業日) 
TOPIX  3/29終値2769→2729 (23営業日 下落率1.4%) △0.06(%/営業日)

今月はベンチマークに勝利!ここまで踏み上げられてきたファーストリテイリングの下落が大きく貢献しました。しかし4月は日経平均TOPIXに大きな差がありましたね。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1578.6ポイント
指数に遅れてようやく過去最高を更新。ただTOPIXが今年15%上昇しているのに対して、昨年末比ではその半分しか資産が増えていません。5月で取り返していきます。


最後に市場の投資判断ですが引き続き「売り」を堅持しています。金曜の日経平均は続落。前日のNYは注目のFOMCを受けてタカ派的な発言だったものの「利上げは想定していない」という部分が前向きに受け止められる形。ただ引け1時間で売られ、上ひげを残して値を戻し3指数揃って安値圏での引けとなりました。半導体系の決算が悪かったことで半導体株指数のSOX指数は3.5%に下落。

そして午前5時に突然ドル円が4.5円円高となり、再度の介入が思惑視。それらを受けた日経平均も朝方から売りが先行。ただ間も無く売りが一巡するとその後は次第に下げ幅を縮める展開。前引け段階ではプラ転でした。

後場も一段と買われてスタートしましたが、ほぼ寄り天の形。その後も前日終値を意識した動きになっていましたが、連休中の警戒感から結局後場の安値圏で引けました。売買代金は4.2兆円台と今週の中では一番低く。グロース指数も引けにかけて売られ結局安値圏での引け。売買代金は881億円と低調。REIT指数は続伸で200日線を上回ってきました。

木曜のNYは3指数揃って引けにかけて買われ上昇。長期金利は4.57%に低下。前日に下落の反動やクアルコムの好決算を受けてSOX指数が2.2%の反発。NASDAQが1.5%の上昇。WTI原油先物は79ドルに下落。引け後に出たAppleの決算は想定よりも悪く無かったということで時間外で6%の上昇となっています。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文に貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございます。


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難しい歳頃 後編の前編

娘のお友達との話の続きです。

その後、我が家にもう一人お友達が加わって遊んでいたのですが、いざこざがあったようで娘が泣いたりして険悪なムードにただうちの娘の良いところは、後を引かないタイプなので、17時が近くなって帰り際にはケロッとして3人で仲良くしていました帰りはお友達の家まで歩いて送っていく、ということで、嫁が付き添うことになりました

ところがしばらくして嫁から電話があり「見失った」とのこと。3人で仲良く帰っていたのですが、途中で娘が「お母さん、離れて付いてきて」と言ったそうです。友達3人だけの空間を楽しみたかったのでしょう。そして嫁が離れて歩いていると、テンションが上がったのか突然3人で走り出し、どこかの路地を曲がって行ったので走って追いかけるも、姿が見えなくなっていたのだとか

向かっているお友達の家がどこにあるのか我々は知りません。そのお友達のお母さんに電話番号は教えましたが、向こうの電話番号は知りませんまあ学区内ではあるので、その範囲で二人で手分けして探せばすぐに見つかるだろうと思いました。嫁は徒歩で、私は車でしかしめぼしいところを探しても、なかなか見つかりません

私が「もう一人のお友達のお母さんの電話番号がわかるならば、帰ってきたかどうか聞いてみたら?」と嫁に言うと、嫁は早速連絡すると「うちも帰ってきてません」というので、お友達のお母さんを交えて捜索となりました。我々としてはお友達に関しても責任があるので、胸中ざわついていました(つづく)

アメリカの決算はピークに

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前日のNYは労働コストの上昇や消費者信頼感指数の下落が嫌気され3指数揃って軟調長期金利は4.69%に上昇。マグニフィセント7は全て下落し、NASDAQは2%の下落。WTI原油先物は81ドル半ばまで下落。引け後に決算が出たAmazonは予想を上回る着地で時間外で上昇。一方、AMDはゲーム部門の不振で7%の下落。スーパー・マイクロも失望を呼び9%の下落に。


投資判断は「売り」。まずは先週の世界の株式市場の振り返りですが、NASDAQ4.2%、最高値更新のイギリスFTSE3.1%、台湾3.0%、S&Pラッセル2000が2.7%、ドイツDAX日経平均が2.4%、TOPIX2.3%といった順の上昇でした。

NASDAQは先週急落の反動でリバが大きくなっており、アメリカ株全体としても週足では4月になって初めて陽線。S&Pも100日線に支持されて復活してきた感じ。一方、日本株は戻りが鈍かったことがわかります。

アメリカでは決算シーズンが中盤を迎えましたが、結局GoogleMicrosoftは決算後買われる展開。特にGoogleは上場来高値更新で時価総額2兆ドル突破。NVIDIAも結局先週の急落前の水準を回復しており、マグニフィセント7がまだ終わっていないと存在感を改めて示しています。その裏側では地銀のリパブリック・ファースト・バンクがひっそりと破綻しましたが、全米の資産規模が211位ということで、全く市場には影響していません。

株高の一方で長期金利はじわりと上昇。先週は巨額の債券入札が相次いだことで金利は上がりやすくなっていました。ただジャンク債などは買われており、特に問題は無さそうです。一方、来週から債券入札ウィークになるので、また今週は長期金利が上がりやすいターンになりそうで、その時の株式市場の反応はどうなるか。

今回のアメリカの決算後の反応は、全般的に厳しいものが目立ちます。Teslaは今年半値になっていたことや空売りの多さもあって急反発となりましたが、それ以外の主要企業は概ね下落。

しかし個人的にはそもそもEV車自体に消費者が疑問を持っている(給電所の少なさや、バッテリー劣化問題など)ので、価格を下げたから売れるというものでも無いように思うのですが。Teslaは単なる自動車会社ではなく、ハイテク企業だというのがウリだったはずですけれど。日本株に関しては、そんなアメリカ株安に加え、日本でも主要企業の決算が冴えないことが重石になっています。

今の注目は(特に日本にとっては)やはり為替です。日銀金融政策決定会合を終えたこと、その内容が事前の報道や投資家の期待値とは裏腹にほぼほぼ現状維持だったこと、また日本が薄商いのGWの休みモードに入ったこと(特に昔は海外旅行が増えることで円安になりやすい時期でもあった。今は逆ですが・・・)を受けて円安が加速。

おまけで言えば植田総裁の会見直後に瞬間的な「なんちゃって介入」と見られる動きでふるい落としがあったことなどで、円安が加速しドル円は160円を付けました。

そんな円安の追い風もあって昨日はチャート的には日経平均も75日線を回復し、3/18~4/15を離れ小島とする「アイランドリバーサル」の窓(38764円~38774円の小さな窓ですが)を埋めに行くような動き。

本日引け後にまた最新のものが出ますが、先々週末時点の信用倍率は前週5.9倍→7.3倍に増加。特に信用買い残が4.9兆円となり、また06年以来の高水準。引き続き売買代金が当時に比べて高いので問題は無いのですが、ジワジワと重石になっています。
https://www.traders.co.jp/margin_derivatives/margin_transition/10#data_list

先々週末時点の裁定残高は買い残2.3兆円に対して売り残0.4兆円の差し引き1.9兆円の買い長。前週に比べて1,637億円減りました。先々週の株価急落の一因は、この裁定買い残減少にあったとみられます。

4月第3週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を5,924億円の売り越し。先物も5,422億円を売り越しで、合計1兆円超の大幅売り越し。信託銀行(年金)も52億円の売り越しでした。前週下落の主犯ですね。それに買い向かうは個人投資家の9,085億円の買い越し。なお、グロース市場に関しては、外国人投資家は現物を91億円の売り越し。やっぱり売り越しですね。しかし一体いつまで売り続けるのやら・・・。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続伸。昨日の売買代金779億円はグロース市場開始後のワースト3位に。このところ低水準が続いています。

ちなみに昨年10/30~11/1がワースト1位~3位ということですが、そこをボトムに半年間の上昇相場に転じました。売りが枯れたということでしょうか。ただ当時も今回も決算発表シーズン手前であり、結局決算の出来次第。もし上手く乗り切れられれば、しばらく強い展開が期待できそうですけれど。


ポートフォリオ銘柄】

日本マクドナルドHD(2702)は昨日続伸。同業の日本KFCHD(9873)はアメリカのファンドによる買収報道が出て急伸。現段階でまだ決定した事実は無いということですが、今年に入ってからのやたら強い相場展開を見ると、煙が立っている感じはあります。向こうが上場廃止となれば、その資金がマクドナルドに入ってくる可能性は十分あります。


売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は昨日大幅続伸。円安も追い風ですが、昨日は商船三井(9104)が好決算を出して海運各社買われる動き。コンテナ船のONEの方は厳しいようですが、本体の方が頑張っています。海運株もなかなかしぶといですね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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難しい歳頃 中編

娘のお友達との話の続きです。

娘とお友達は無事会えたことで喜んでいますが、大人の方は初対面で、しかも母親同士ならまだしも、こちらは父親なので何となくぎこちなくお互い「宜しくお願いします」とだけ言い合います。そして向こうはすぐ車をUターンさせて帰ろうとしていました

そこを呼び止めて、向こうの母親に手紙・・・という程のものではないですが、連絡先の電話番号を書いて渡します昔だったら、それこそ電話帳や連絡網なんかありましたし、何とでも連絡の手段はあるものです。今はLINEが主流ですが、実は私は未だにLINEは拒否しており、使っておりません学校などの繋がりもLINEですがその辺りは全部嫁に一任しています。

すると、向こうの母親が何となくぎこちなく受け取ります。そして「えーと、これは母に渡しておけば良いですか?」と言われました。どうやら母親ではなく、お友達のお姉さんだったようです私はその時「あ、この人母親じゃないんだ」とだけ思って「あっ、そうですね」とだけ答えましたが、後々考えて小2のお姉さんが車の運転できる程歳が離れているのか、と思ってビックリ

まあ色々と家庭の事情もあるのかも知れませんが、後々聞いた話では20代のお姉さんがいるのだとかそういう意味ではお母さんだと疑いようもなく手紙を渡した段階で、かなり失礼だったのかも知れませんこういうのがまた難しいですね・・・(つづく)

ドル円は158円台に!

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金曜の日経平均は反発。前日のNYは1-3月期GDP速報値において景気減速感が嫌気されたことや、PCEが前四半期の+2.0%→+3.7%と加速したことで利下げ期待感が後退。メタの決算を受けた急落なども嫌気されましたが、3指数揃って引けにかけて下げ幅を縮小。半導体株指数のSOX指数は2.0%の上昇となりました。引け後に決算を発表したGoogleMicrosoftは時間外で上昇。

それらを受けた日経平均は朝方こそ買いが先行したものの、昨日決算を発表した信越化学工業(4063)や富士通(6702)などの下落を嫌気して次第に売りに押されてマイ転。昨日安値を下回る水準まで売られました。ただそこからは買い戻しが優勢に。昼に発表された日銀金融政策決定会合が現状維持だったことで、ドル円は156円を突破。

後場は不動産株が買われ銀行株が売られる展開に。ただ指数は買われ、38000円台を回復しました。ただ引けにかけては引け後の植田総裁の発言や、連休中の中東リスクなどを警戒し38000円割れで後場寄り水準に戻して終えました。売買代金は5兆円強と引けでTOPIXのリバランスがあって活況。REITは反発でした。


投資判断は「売り」。金曜のNYはPCEデフレーターが予想を上回ったものの、事前に警戒されていたこともあり、反応としては長期金利が4.66%に低下。それを受けて3指数揃って反発となりました。商いは閑散。GoogleのAlphabetは初配当や自社株買いも出して過去最高値を更新。NVIDIAも先週末の急落前の水準を回復し、SOX指数は2.6%の上昇。ドル円は158円を突破。

日経平均は先週今年の高安の半値戻し水準まで下落。ただ一目均衡表の雲下限で下げ止まりました。パニックの時でも(だからこそ?)どこかのテクニカル上の節に引っかかるような位置が下値のメドになります。ドル建て日経平均は1/18以来の安値に。2、3月分の上昇は一気に吹き飛んだ形です。
https://nikkei225jp.com/data/dollar.php

繰り返しているように、そもそも4月から明らかに相場の流れが変わっています。先週は17日のASMLの決算が出たところから半導体株安になり、翌18日はTSMCの決算で一旦反転も→翌19日はアメリカが結局半導体株安で返ってきて、更に中東リスクで下落でした。

一応、表面上はこういう流れになっていますが、そもそも17日のASMLの決算が出る前の段階から、寄り天で弱い動きでした。つまり色々な材料はありますが、結局のところ「売りたい人が売っている」から、この流れが出来上がったのです。先週は空売り比率が火曜から40%超えでずっと高かったですが、積極的に日本株売りを仕掛けている人が居ると後講釈でわかります。
https://nikkei225jp.com/data/karauri.php

一つ興味深いのは、これで今年から始めた新NISA組の握力が計れると思います。「あぁ、やっぱり投資は怖い。止めよう」となるのか「絶好の押し目が来た!投資のチャンス!」と見るのか。特に今回新規の口座開設が多かった30代までの世代はバブル崩壊を体感していない世代ということで(ただリーマンショックは知ってると思いますが)、既存の個人投資家とは異なる感性を持っている(株価は上がるものと信じている)ということですから、後者であるはずなのですが。

個人的な感覚としては、自分で何も考えず、世間の雰囲気に乗じてオルカンに投じたような個人投資家は、こういう局面に弱いのでなはいかと思います。もし彼らが引き上げるのであれば、円安圧力も一定程度収まる可能性があります。

また、個人投資家側だけでなく、事業会社側の反応もどうか。この株安を受けて自社株買いを出してくれれば良いのですが、残念ながら3月期決算銘柄に関してはこれから決算発表を控えるので出し辛いところです。また、決算発表一週間程前から自社株買い自粛期間に入ってくるので、この安値局面を拾い辛い部分もあるでしょう。

しかしこうして考えてみると、日経が3月末に半導体指数なんてものを作ったところがピークでしたね・・・。まあ長い目でみればまだ高値は取ってくるとは思うのですけれど。そもそも日経平均そのものがほぼほぼ半導体株指数のようなものですから、わざわざ組成する必要があったのかどうか。

REIT指数の方は比較的しっかり。75日線を軸に持ち合っています。足元で長期金利の上昇が一服したのであれば、もう少し買われても良さそうですが、株の方が下落で配当利回りが高まってきたことで、相対的なメリットが薄れている面もあります。


新興市場は「中立」。金曜のグロース指数は反発。ただグロース市場は戻りが鈍く、もう厳しいの一言です。アメリカではラッセル2000がまだ比較的持ちこたえているのに対して、日本のグロース指数は先週遂に半年ぶりの安値を付けました。円安も売り方の買い戻しも恩恵がないので、自律反発のタイミングを待つばかり。一旦買い戻しが出れば、多少スピード感を持って戻るとは思うのですけれど。


ポートフォリオ銘柄】

売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は反発。25日線での攻防が続いています。足元では円安が海運株の強烈な追い風に。来週は商船三井(9104)から決算が出てきますが、今期も一段と強気の見通しと還元策を出せるでしょうか。いくら運賃が上がっても、輸送コストが上がっていれば期待通りの数字は見込めないと思いますが。


同じく売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は続落。リバランスの影響もあって、引けにかけて売られました。半導体が買われたこともあり、日経平均寄与度は下がりましたがそれでも10.7%と高く。来週の月次発表でまた動きがあるでしょうか。
https://nikkei225jp.com/nikkei/


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

難しい歳頃 前編

私が小1くらいの時は一人で駄菓子屋に買い物に行ったり、2つ隣の町内くらいまでは行ったりしたものですただ今は世の中的になかなか難しいですねアメリカだと子供を一人で外に出すのは犯罪ですし

まして女の子ならば尚更。前にも書きましたが、実は幼稚園の年中さんの頃に一人でスーパーに買い物に行かせたこともあるのですが(私がこっそり後ろから付いて行ったんですけれど)、道行く人が「えっ!女の子が一人で歩いてる!親はどこ?」と心配そうに周りをキョロキョロ探すのです。やっぱり、今の世の中では難しいんですね

昨日は娘が放課後に小学校のお友達と遊ぶ約束をしている、ということでした。学校では普段から仲良く遊んでいるそうですが、放課後に遊ぶのは初めて。お互いの家はどこなのかわかりませんが、まあまあ離れているようなので、その中間地点にあるランドマークであるスーパーで待ち合わせて、その後我が家で遊ぶということになった模様。

私は「じゃ行ってきたら?」と言ったのですが、「一人で集合場所に行くの怖いから、付いてきて」と。年中の時に一人で行けたくらいですし、ほぼ一本道なので迷うこともありません。どうも道中の問題ではなく、向こうもお母さんと一緒に来るということなので、一人だと何となく恥ずかしいようなのです。

仕方無いので付いていくことに。15時くらいでも子供につきあえるのが自由業である私の長所です。スーパーの駐車場で待っていると、やがて向こうのお友達が車に乗せられてやってきましたやはり向こうも女の子なので、一人では行かせられないようです。(つづく)

広告好調のメタは時間外で暴落

★☆★☆ 締め切り迫る!

テレビ東京ラジオNIKKEI日経CNBCなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で自主開催セミナーを開催!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :4月27日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:5000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/739bd21e8082f63d203542a65e2b9854/

当然私も参加します(^_^)/

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昨日のNYは個別企業の決算を受けて高安マチマチ。商いは閑散。それぞれ引けにかけてやや売られました。ボーイングは予想を上回る決算を受けて朝方買われたものの、格付け引き下げを受けて2.9%の下落でダウはマイナス。過去最高の入札額となった5年債入札は堅調だったものの、長期金利は4.66%に上昇。引け後に決算を発表したMetaは時間外で16%超の暴落。


投資判断は「売り」。アメリカ株は今までのような力強さがありません。腰が弱くなった原因の一つは、MMF残高が減少したことが挙げられるようです。17日までの一週間で1120億ドルが流出したそうですが、これは08年のリーマンショック時以来最大。税金の納付期限である15日にかけて支払われたことが主因なのだとか。水準的には残高はまだまだ多いですけれど、株価位置も十分高いですからね。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-18/SC5S2XT0G1KW00

中でもマグニフィセント7がイマイチ。こういう局面こそ「寄らば大樹の陰」とばかりに資金が集まってくると思いましたが、むしろ逃げています。これらが今週からの決算でどう反応するかが目先のポイントです。

ちなみに短期筋のS&Pのポジションが一転買いに転じ、22年5月以来の水準に。日本同様に短期筋は逆張りスタンスが主体ですが、投資家の目線が変わってきた一つのサインとも言えます。
https://jp.investing.com/economic-calendar/cftc-s-p-500-speculative-positions-1619

為替の短期筋の円売りポジションはまた拡大し、07年以来の高水準。ドル円は上値を探りに行く段階になっており、積極的に積み上がりやすい状況です。また過去最高水準を考えると、まだ積み上がりの余地はあります。介入警戒感が高いですが、今はそもそもがアジア通貨危機のような状況で、アジアの通貨全般的に安く、円安ではなくドル高が問題になっています。
https://imm.gradefour.net/

なので日本が単独で介入しても意味は無いのですが、17日の初の日米韓財務相会合で「最近の急速な円、ウォン安に関する日韓の深刻な懸念を認識しつつ、G20コミットメントに沿って、外為市場の動向に緊密に協議する」との文言が織り込まれ、とりあえずアメリカの理解は取り付けることに成功しています。そういう意味で、諸国と連携できるのであれば介入も一定の効果はあるでしょう。市場はそれを警戒しています。

商品市況に関しては、原油は中東リスクの高まりの割には比較的安定している感じです。先週は特に銅が買われており、この辺りがまたインフレ懸念を高めています。穀物は比較的安定していますが、カカオは止まりませんね。来年のバレンタインはどうなるのでしょう。

今週のスケジュールとして本日はアメリカでは1-3月期GDP速報値。前期比年率2.0%のプラスが予想されていますが、足元の好調な経済指標から上ブレが濃厚な感じです。決算はMicrosoftGoogleなど。

26日(金)は日銀金融政策決定会合。今週最大のイベントです。さすがに前回の大幅な軌道修正から一ヶ月で追加利上げは無いですが、足元の円安を牽制するような発言は見込まれています。また引け後にはTOPIX浮動株比率変更に伴うリバランスがあります。

今回は7~9月期決算銘柄の変更が主体となっていて、四半期毎のTOPIXからの除外銘柄の段階的な低減のタイミングにも当たり、まあまあインパクトがあるリバランスでもあります。決算はアドバンテスト(6857)など、大型株中心に4月の決算集中日。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続伸。ただ後場はトーンダウンし上ひげを残す形。売買代金は867億円と低調でした。引き続き円安や空売りの買い戻しが期待できないグロース市場は厳しいです。本来はプライム市場の決算を控える今頃の時期は買われやすいのですけれど・・・。


ポートフォリオ銘柄】

ブロードメディア(4347)は昨日続伸。昨日引け後に出た大量保有報告書ではまたまたニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドの買い増しが伝わり9.4%に。期末を超えたのでもう買い増しは無いかと思っていましたが、しっかり買っていました。お陰でチャート的には一目均衡表の雲ねじれ部分の危ないゾーンをしっかり上ブレで回避。今後の展開が楽しみです。


売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は昨日続伸。決算直後の株価水準に戻して来ました。ただまた日経平均寄与度が上がってきて11%に。先物を操る投資家の良いおもちゃですね。胡散臭い指数の上げは、良い結果にならないと思います。
https://nikkei225jp.com/nikkei/


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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