KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ブルーライト籠原 その2

ドラゴンズセリーグ完全制覇に喜んでいる私の、先月の上京話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/KA.Blog/20100913.html

駅で落とし物検索をしてもらうと、私が落としたという引き出物と合致したものがある、とのこと。あぁ、良かった(^^)それにしても終着駅まで行ってしまうなんて(-。−;)多分私は網棚とかに乗せませんでしたから、座席の足元に置かれたまま、ゴトンゴトンとはるばる運ばれていったのでしょう。そして誰もそれを拾わないというのは、放置してある白い紙袋を不審物と思う、今風の事なかれ主義を如実に表していると言えるのかも知れません(-。−;)

乗っていた電車の時間帯も確認するとバッチリ符号。どうやら発見された電車と落とし物の外見の形状でデータが管理してあるようで、中身などは確認されていないようでした。もし中身を見て貰えば、披露宴での私の名札が入っているので確実なのですが。

「でも籠原までの時間も電車賃がかかるんですから、行ってやっぱり違いました、では困ります。籠原の担当者に中身を確認してもらうわけにはいかないんですか?」
と食い下がりましたが、それはやっていないとのこと。うーん、その辺りのサービスどうなんですか?JRさん。案外未だ国鉄気質┐( ̄ヘ ̄)┌

「別途料金がかかりますけれど、郵送という手もありますが・・・」
と言われましたが、本当に私の物か確認しないで郵送っていうのもどうなんでしょう?結局夕方の予定まで時間がありますし、嫁のご両親に渡すはずだったスカイツリー土産も入っている可能性があります。まあ籠原にも一回行ってみたくもあるし、話やブログのネタにもなるかな・・・←悲しい性(T_T)

そんなわけで、結局籠原まで引き取りに行くことにしました。
「ところで籠原までこのフリーキップは使えますか?」
「いや、大宮までしか使えません」
「じゃあ、おいくらですか?(-。−;)」
「740円です」
「どれくらい時間がかかります?(-。−;)」
「一時間はかかりますね」
「という事は往復でそれぞれ×2ですか?(-。−;)」
「そういうことになります」

うーん、結構なコストです(-。−;)でもまあ私の無責任によって過剰な旅を強いられた引き出物の気持ちになってみるのも良いかも知れません。窓に流れる景色を見ながらそんな気持ちに浸ろう・・・と思いましたが、二日酔いでそれどころではありませんでした( ̄Д ̄;;(つづく)

さて、二日酔いのようにフラフラする日経平均は本日反落。韓国でのG20を終えても為替の流れに変化はなく、円高が進行する中で日本株は上値の重い展開に。朝方はやや買いが優勢で金曜終値を挟んだ膠着状態が続いたものの、引けにかけてジリジリと売りに押される形。それでも引けでは何とか9400円は維持し、底堅さも見せました。

投資判断は「買い」。為替がまた15年半ぶりの高値を更新に向かっている状態の中で、9400円を維持できたのは健闘した方と思います。一方で出来高は14億株、売買代金はギリギリ1兆円と低調。企業決算が出そろうのを待ちたいという投資家の様子見ムードが見て取れます。

それでも例えばわずか半年前にドル円が95円だった頃に「為替が80円になった時に、日経平均が9000円半ばを維持している」と誰が予想していたでしょうか。そこから結局15%以上も円高になってしまったのです。かつてそれが実現した際に、輸出企業のダメージは計り知れない・・・と思われていました。

ところが意外に日本株は堅調です。私は世間の円高に対する反応は過剰だと思っています。誤解のないように言っておくと、円高が日本企業にマイナスなのは違いありません。今回論ずる話は特に上場企業に限っています。

今年も色々な企業が民事再生法などによる破綻を発表していますが、例えば日航や武富士なんかは円高はほとんど関係がありません。その他の大型倒産と言ってもダヴィンチや大和システムなどの不動産銘柄で、やはり内需で円高は関係ありません。むしろそれぞれ円高メリット銘柄とすら言えるはずです。

為替が影響してくるようなグローバル展開を図っている企業は、当然ながらそのリスクを認識し、ヘッジを行っています。それは一般的に為替予約や、海外での現地生産という手法になるでしょう。普段から我々が考える以上に為替変動に気を遣って経営をしているわけで、その結果、円高になったから倒産したという企業はほとんどありません。

ですから、円高になると株価が下がる・・・という論法は、少し修正して見るべきです。繰り返しになりますが、マイナスには違いありません。それでも「円高になったら株価が下がる」と安易に繋げるべきではないと思っています。

それはそうと、為替はいよいよ80円割れ目前となってきました。以前から述べているように、このラインは一旦割り込んでこない事には動きようがなさそうです。今週はまたジリジリと円高が進捗していくのでしょうが、80円割れからいよいよ反転する期待が持たれます。「80円割れ→歴史的高値の更新→介入の確度が高まる→アク抜け」と繋がり、円買い・ドル売り筋のポジション解消のきっかけになるからです。

皆虎視眈々と80円割れのタイミングを伺っています。既にアメリカの金融緩和は既出の材料として出てしまいました。またガイトナーさんも通貨安競争の回避を目的として、ドル安を望まないと明言しています。これ以上円高の進行を肯定する内容もありません。80円割れの瞬間が「よーいドン」の号砲だと思われます。

新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に堅調。特に東証1部よりも堅調な動きが目立ち、盛り上がった印象となりました。JASDAQでは引き続き低位株が値上がり率上位に乱舞する形になっていますが、マザーズではミクシィ(2121)がこのところ堅調で、またスカイマーク(9204)がいよいよ1000円に到達しようという勢いになってきています。決算発表の本格化を前に個別で手を出し辛い状況で、資金が出遅れ感の強い新興市場に入り込んできている格好のようです。

ポートフォリオ銘柄】
ソフトバンク(9984)は反落。本日の日経で中間期営業利益の過去最高更新が報じられ、また子会社ヤフー(4689)が先週末に発表した好決算を背景に朝方は買いスタートで始まったものの、2700円タッチ後はジリジリと上値の重い展開に。

本日の動きは少し嫌な感じです。これで株価伸長のためには木曜発表予定の決算で余程のサプライズを出さないといけなくなってきました(決算の数字以外の新サービスなど)。為替がそろそろ円安反転に向かうと考えると、内需銘柄も相対的に売りが増えてくるでしょうし、ちょっと同社を取り巻く雰囲気は宜しくありません。

トヨタ(7203)も反落。為替前提レートを80円に見直しということで、下半期だけで為替差損を1500億円計上するとの報道が出たものの、反応は限定的という感じになりました。この辺りは当然既に織り込んでいたとも言えましょう。ただしやはり為替のトレンドが転換してこないと、同社の株価もなかなか転換するものではありません。もう少し我慢の展開が続きそう。

ヤクルト(2267)も反落。寄り付き段階から2400円を割り込んでしまったので、本日の寄り付きでポートフォリオから外れました。うーん、何でここまで売られる筋合いがあるんでしょう?全く腑に落ちません。またいずれリベンジを図りたいと思います。


【注目銘柄】
サンリオ(8136)は続伸で年初来高値を更新中。今年に入ってからほぼ一本調子で上がり続けており、今年のMVPはほぼ確実ですから今更注目銘柄に挙げる程ではないかも知れません。引き続き海外でのライセンス契約が好調で、空売りの買い戻しを誘いながらもノンストップな上昇が続いています。

ただ先週末・本日と出来高が急速に膨らんできました。そして決算は今週末に控えています。バイイングクライマックスとも言うべき、一つの変化点として意識される可能性は十分ある動きです。もし今週中に2000円に乗せる場面があったら、いよいよドテン売りが有効なのかも知れません。


ところで最近既にそのような状態になっているので今更ですが、この先一ヶ月位はブログの更新は隔日とします。このところ意外に色々と忙しいものですから。ちなみに今週末また東京に行ったりするんですね。まだ前の上京話は終わっていないのに・・・。何はともあれ予めご了承ください。

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