KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

オバマショックで急落に!

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※お陰様で風邪の熱は下がりましたが、まだ咳と鼻が出て体調が万全ではないので今回もショートバージョンにします。

日経平均は続落。前日のNYはオバマ大統領の再選、ギリシャ危機再燃を嫌気して急落。ダウは13000ドルの、S&Pは1400ポイントの節目を割り込んできました。それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。ただ為替が比較的落ち着いていたこともあって、当初は下げ幅100円辺りを維持していました。

ところがアジア株が大幅安で始まると下げ足を速め、昼休みに先物中心に売られると後場は開始早々一段安に。日銀によるETF買いも焼け石に水の状態で、前場段階の水準を回復するまでには至らず。一段の円高進展も上値を重くしました。結局安値圏で終わり、売買高は15億株台、売買代金は1兆円割れと低調でした。


投資判断は「やや売り」に。海外情勢の不安定さから一気に2段階引き下げました。決算があらかた出尽くして、大部分が下方修正や減額修正。出尽くしから買われた銘柄も多かったですが、市場に冷静さが戻ると当然それが良いわけではありませんから、再度売り直しという感じになっています。

そもそもNYのチャートが崩れてしまいました。オバマ大統領再選を改めて嫌気したこと、意図的に忘れていた欧州危機に対する懸念を再度「囃しやすくなった」こと、そして前々から言及しているように中国共産党大会が開幕したことで、それが終わった後の下落を織り込みに行く雰囲気が高まってきたことが挙げられます。つまり欧米中全てにおいて弱気材料が出やすくなってきました。

日本株の方はそれらに比べて為替が落ち着いていることで下落は幾分マイルドになると思いますが、日経平均がなまじ9000円での滞留が続いたことで価格帯出来高が大きくなっており、下ブレた際にしこりが強く意識されてしまいます。

また、本日下落が多少マイルドになっているのは、明日のSQを睨んだという特殊要因もあると思います。ですから、地合は明日以降下げ基調が強まってくるものと見ています。

テクニカル的には25日・75日線を簡単に下回ってしまい、MACDも暗転。TOPIXがここまでの下値支持線の延長線上にあたる730ポイントで止まれるかどうかが目先の焦点ですが、その他の指標を見る限りちょっと厳しいのではないかと思います。


新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。マザーズ指数の方は主力のサイバーエージェント(4751)が大幅高したことを受けて、何とかプラスを保ちました。ただ足下牽引していたバイオ株が軒並み決算を受けて現実を受け止める株価推移になってきたことから、ちょっとこちらも厳しい展開が続きそうな感じを受けます。

ただ、SNS関連株はちょっと動きが出てきた印象で、本日も引け後にグリー(3632)とヤフー(4689)の業務提携を発表。これまでヤフーはDeNA(2432)との結びつきが強かっただけに、色々と勢力図に移り変わりが出てきて面白くはなってきました。ちなみにDeNAとソフトバンクホークスの大型トレードはこの辺りとは関係無いでしょうが。


ポートフォリオ銘柄】
売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は反落。地合安に飲まれてさすがに弱いですが、これでなんと10日連続の陰線に。売り長銘柄でむしろ今はディフェンシブ性の強い内需銘柄には相対的に良い時期なのかも知れませんが、相当雰囲気が悪いことが見て取れます。


ソニー(6758)は続落。こちらは三角持ち合いを下放れてから一気に雰囲気が悪くなってきました。今回の決算シーズンで最も注目を浴びた家電メーカー株は、未だに浮上のきっかけが見あたらない状態。

ただ同社はソネットエンタテインメント(3789)完全子会社化によるエムスリー(2413)の間接統治、またオリンパス(7733)との業務提携と、医療分野に重点を置いています。そして、アメリカではやはり医療に重点を置くオバマ大統領の再選。

ならば、そのうちオバマケアによる医療分野の重点政策により、アメリカの医療株の上昇が期待できます。同社にも追い風となってくる期待が十分持てます。今は需給悪で売られていますが、次第に再評価の機運が高まってくるでしょう。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。