KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

相場見通しと注目銘柄

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足下の株価急落は投資のチャンス!
天与の買い場を逃さないようにしましょう。

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日経平均は続落。前日のNYはドイツの10年もの国債の入札が札割れとなったことや、中国のPMIが50を割り込んでハードランディング懸念が高まったことで大幅安。

それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。震災直後につけたザラ場の年初来安値をあっさり割り込むと、あとは恒例の場中小動き。本日はアメリカが祝日ということもあって、またまた閑散で値幅は55円。後場には「今度は日本国債が格下げの恐れ」と一部で伝わると前場安値を下回り、2年9ヶ月ぶりの安値に沈み込んでしまいました。

投資判断は「強気の買い」。ドイツ国債の札割れが衝撃的でしたが、この辺り当然と言えば当然でしょう。これから一番ババを引く見込みの国の国債に対し、好んで投資する人もいないでしょう。

そして笑ってしまうほどベタな流れで「今度は日本国債が危ない」と伝わり始めました。全く予想通りの展開です。前にも一度言及しましたが「全ての国債を全て格下げしてしまうことで、結果アメリカ国債の相対的優位性が保たれる」という事になってくるでしょう。とんだ茶番劇ですね。

いつまでこのようなバーレスクに我々は付き合わなければいけないのでしょうか?アメリカ、欧州、中国・・・今はバトンリレー式で経済大国の全てで悪材料が人為的に生み出され、TOPIXもリーマンショック時の安値698ポイントに接近しています。

「ほら、だから二番底が来るって言ったじゃないか」としたり顔で言う人がいますが、そりゃいつかは来るでしょう。「あなたは死ぬよ」と言っていれば、人はいつか死にます。問題はそのタイミングがいつ来るか、どこまでの深さかであって、一番知りたいそこまで言及しなければ、単にテレビに向かってぼやく親父レベルの話でしかありません。

一つ間違いのないことは、人類が生き続ける限り経済は死にません。アダムとイヴがリンゴを食べてから、資本主義・社会主義問わずに利益の追求に向けた経済活動が行われています。各国の首脳は頭を抱えながらも、何とか死に瀕することのないように、人知の及ぶあの手この手で景気を浮揚させようと考えているはずです。

なので、これから各国の施策が出てくる期待があり、引き続き買いスタンスは堅持します。確かに各国とも余裕がありませんが、余裕が無いからと言って座して死を待つことはしません。もしそうであれば、世界中の誰もが税金で政治家を養うようなことはしないでしょう。

アメリカでは指数が下落する分、QE3に対する現実味が熱を帯びてきます(もっとも、今はダブついているマネーが国債売りに拍車をかけているという説もありますが)。中国も一段の利下げを行ってくるでしょう。ドイツも欧州共同債に渋々賛同しないといけない状況に追い込まれていくでしょう。

私の拙い相場感が信用できなくても、虎の威を借ることは可能です。初来日のバフェット氏はリップサービスもありますが「今の資産を全部日本企業に投資しても運用していける」と言っています。片方で「ヨーロッパの金融機関には一ドルも出資しない」と言っているように、スシが嫌いで初めて来た日本なのに、強い意欲を持っています。

加藤氏も今の場面が6年半ぶりの買い場であると認識して仕手戦をしかけてきました。藁をもすがる思いで一昨日聞きに行った伊藤忠理事の森岡正憲氏の講演でも「その先はわからないが、来年にかけて上昇する(ただし北朝鮮やイランが大人しくしていれば)」ということを言っておられました(ただし目先は8000円を割ってくるとのこと)。

彼らに共通するのは今まで何十年と相場を見て、実際に実績を挙げているという事実。そういう方々の金言、行動を持ってしても今の水準が天与の買い場であるという認識で一致しています。これ以上過剰に恐れる必要はないでしょう。

新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に軟調。東証1部が不安定な中で、やはりリスク資産である新興市場株は手控えムードが漂いました。ただ、前回も書いたように新興市場や東証2部、大証2部の低位株にも仕手っぽい買いが拡がっています。

個人投資家の資金の流れが順調に第二段階を進んでいる証左でもあります。もう少し時間がかかるかも知れませんが、次にターゲットとなるのは間違いなく新興市場であると思います。今のうちに仕込む銘柄の下準備を進めておくべきでしょう。

ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)軟調。世界的に金融株が下落する中で、引き続き何とか100円水準はキープしています。よく「100円なんて水準に何の意味もない」と言われる方がおられますが、それは半分正しく、半分間違っています。

皆が財務分析をできて、他社との比較、全体市況との立ち位置・・・全て的確に把握し、市場がそれを汲み取ることができるのなら正しいですね。しかし人間が売買する以上、行動経済学的な心理面での純粋な「100円を割ったらさすがに売られすぎだろう」と考える側面を無視するわけにはいきません。

またかと言われるかも知れませんが、欧州危機が解決すれば戻りが早いのが金融株。そして、金融株が復活しないと世界景気の復活はあり得ません。まずは底割れ阻止、下値固めが目先の目標。

GCAサヴィアンG(2174)は大幅続伸。何故こんなに上がったのか明確な理由はわかりませんが、core指数連動型ETFに対する実需買いか、先んじて下落していた銘柄に対するリバウンド狙いというところが妥当でしょうか。実際にマザーズの値上がり率上位には、core指数採用銘柄がズラリと並んでいます。

また今まで同業の日本M&Aセンター(2127)買い、同社売りのペアトレードがあったと思いますが、それの解消の動きもあるのかも知れません。本日は日本M&Aセンターの下落率が目立ちました。

いずれにせよ商いが少ないので、底打ちの確認はまだできません。一応何とか先週の高値水準まで回復してきましたので、10日の年初来安値水準からの離脱に期待です。

ソニー(6758)は続伸。ユーロが弱って102円台をつける中で異彩高となっています。こちらも特段材料が出たわけではありませんが、今流行りの売られ過ぎ銘柄の買い戻しでしょう。

一説には電子マネーなどの社会インフラ技術が海外に流れないよう、国レベルの買い支えがあるという話もあります。本日ストップ高オリンパス(7733)に関しても、レンズの軍事的な利用を考えると、安易に買われるわけにはいかないという側面もあります。

いずれにせよ、今が陰の極にあるという見解に大きな誤差は無いでしょう。ここからの反発に期待です。

【注目銘柄】
サイボウズ(4776)は反落。ただ朝方は買われ、直近高値を抜いてきました。こちらは16日に有料メルマガで買いで取り上げ、当初は19日で終了の予定でしたが、調子良さそうだったので今週いっぱいまで延長。結果目標株価とした22000円に到達してきました。延長という荒技に頼りましたが、何とかこの地合で久々のクリアとなりました。

そんなわけで久しぶりに成功による取り上げ根拠を記します。

「企業向けグループウェアのソフト開発。先月末に自社株買いを発表し、株価は8月以降の横ばい水準を上抜けてきた。16000円を下値に強含みの動きが出ているが、昨日10月の月次売上を発表。前年比減収となったものの、通期計画に対する進捗はほぼ計画線に沿った形で順調であり、好感されて上放れの動きが鮮明に。

テクニカル的には7月以来の2万円回復となったことで上値追いの動きが継続されるものと見たい。MACDが暗転の手前で反発に転じてきたこと、また一目均衡表の遅行線が厚い雲から抜け出したことで上値の抵抗が無くなってきている印象。ボリンジャーバンド+2σに沿った形での上昇継続が見込まれる。

需給面では8月以降の16000円前後のもみ合い水準、また11月の19000円前後のもみ合い水準をそれぞれ抜けてきたことから、下値は固まってきている印象。実需的にも自社株買いが下支えしてくれるため安心感がある(期限は翌年1/20まで)。信用買残は差し引き7730株残っているが、ここ2年間で最も少ない水準である。

予想PERは33.5倍とやや割高感のある印象。PBRも2.1倍であるが、人的資源が資産であるソフトウェア開発会社の中ではまだ小さい方と言える」

この銘柄は信用売りのできない銘柄ですから、売り買い片方のトレンドに乗りやすい傾向があります。ですから、今は自社株買いもあって買いの方向に向かいやすいですね。陽線は9日目で途切れてしまいましたが、5日線を割らない間は強気に見れるチャートです。

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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。