KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

薄商いの中方向感乏しく続落

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日経平均は本日続落。前日のNYは休場でしたが、ヨーロッパはそれぞれ総じてしっかり。ただ為替がやや円高気味に振れたことで、日経平均は売りに押される展開に。昨日既に売られたこともあって一段と売り込まれる程にはなりませんでしたが、前日終値を挟んでの一進一退に。

今晩のNYの動きを見極めたい流れから、商いは相変わらず膨らまず、値動きも75円と小幅に。売買高は14億株台、売買代金は8000億円台で、うちシャープ(6753)が売買高の1割以上を占める相変わらずの相場でした。


投資判断は「やや買い」。ところが「やや買い」にしてから弱い動きが続いています。波乱の9月はとりあえず現段階では弱いスタートになっていますが、さしあたり今は様子見の段階。本番はここからで、手始めに木曜のECBによる政策金利の発表があります。

個人的には各国の政策金利発表通過を経て、円高圧力が緩和することで次第に相場も反転してくると現段階では見ていますから、どんなに下がっても7月安値は割ってこないと見ています。

チャート的にはTOPIXが6、7月の安値を結ぶ下値支持線に接近してきていますから、そろそろ下げ止まり感が出てきてもおかしくありません。やはり今週末の各国のイベントに注目で、ここを下放れてくるとなると「下落しやすい9月相場」は今年も当てはまってしまう可能性が出てきます。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。途中までは共にしっかりしていましたが、引けにかけて売られてしまいました。

特にJASDAQではIRジャパン(6051)やH&F(6163)、テラ(2191)といったここまで派手に値を飛ばしていた銘柄が、前場までは値上がり率上位にいたはずなのに、後場一転値下がりに並ぶ乱高下。新興銘柄物色の流れが今日の場中で変わってしまった可能性があり、これらの銘柄を追っている方は明日以降注意が必要でしょう。


ポートフォリオ銘柄】
GCAサヴィアンG(2174)は大幅反発。5日線や200日線を支持線として直近高値を上回り、再度上伸の流れが出てきました。終値の段階でも出来高の最も多い31日寄値を上回っているところがポイントですね。

200日線もそろそろ下げ止まりになる段階であり、そうなってくると長期トレンド変化の兆しが見えてきます。85000円を超えれば昨年4月から続く上値抵抗線を上放れるので、明日の動きに注目。勢いを付けて6日の東証1部指定替えを迎えたいところです。


NEC(6701)は反落。本日の下落は地合もありますが、個人的にはシャープ(6753)の上昇に短期資金を取られてしまったのが痛かったと思います。昨日はそのシャープが弱っている中で、次の短期資金受け皿として商いを集めていました。

それでも29日の急騰で上昇転換のスイッチは入ったと見ていますから、基本的には強気見通しで大丈夫でしょう。ここからの上放れの動きに期待です。


丸紅(8002)は反発。昨日はCSが商社セクターの資判断を格下げしたことで、500円割れに。本日はその反動もあってしっかりの流れになっています。商社株をあまりPERで論じても仕方ないかも知れませんが、配当利回りで見ても4.8%の高さから、500円以下の水準はあり得ないと思います。水準的には絶好の買い場と言えるでしょう。


【注目銘柄】
ナノキャリア(4571)は反落。ただこちらは日曜に有料メルマガで買いで取り上げ、昨日は安値圏で仕込むことができました。目標は高く設定していたものの、昨日急騰してきたので後場に51600円で売却提示。その後本日も51600円をつけてきましたが、結果1日で7%の幅をとることができました。

そんなわけで、以下に取り上げ当初の根拠を記します。

「△ナノキャリア(4571) 東証マザーズ 売買単位1株
48850円 出来高3101株

9/3買値 48200円以下
9/7までの目標株価 55500円
損切り 47000円割れ

【評価】
業績      ×(ただしパイプラインや特許などで業績改善期待は高い)
テクニカル  ○
需給      △
同業他社比 −
その他ポイント 手掛かり難相場のバイオ買い


がん領域に特化した創薬ベンチャー。開発しているミセル化ナノ粒子技術を用いたDDS(ドラッグデリバリーシステム)は、薬物が血液中に長時間安定的に滞留し徐々に放出、また標的部位に集積することにより、従来の医薬品に比べ高い抗がん効果を発揮でき、副作用も抑えられると期待が持たれている。

業績はバイオベンチャーらしく、上場以来赤字が続いている。ただ株価は保有しているパイプライン、特許技術、各社との提携・共同開発などを評価して、上場以来しっかりした値動きが続く。特に上場以後増資を繰り返し、発行済み株式総数も倍近くに膨らんでいるものの、むしろ上昇が加速するほどの勢いの強さがある。バイオベンチャーの中で公開価格を上回っている銘柄も珍しい。

テクニカル的には6月以降、様々な好IRが出たことで株価は倍化したものの、足下ではその半値戻し(6/4安値30500円→7/19高値66900円の半値48700円)の水準まで調整が進んできた。下方には75日線が控えており、下支え期待。この辺りでの反発に期待したい。MACDパラボリックは暗転し、ボリンジャーバンド-2σは拡大傾向と下落トレンドの継続を示唆しているものの、一目均衡表では雲下限に到達。またストキャスは割安圏を示している。

需給面では上場以来右肩上がりの相場展開が続いており、全般的には良い感じ。ただ短期的には7月の急騰場面で商いが膨らんでおり、その整理に手こずっている印象。信用買い残は差し引き17000株で増加傾向。

買値は下値の5万円を割り込んできて下放れ感が出ているため、金曜の安値以下の水準で。目標は8/15,27の高値である55500円で。損切りは7/11の安値47000円を割り込むと、75日線やボリンジャーバンド-2σも割り込んで底が見えなくなってくるので、その水準で」

元々チャートや閑散相場のバイオ株狙いでの買いとしただけに、IRなどが出たのであれば別ですが、あまり性根の入った急騰で無い感じがしたので終了にしました。今の地合は商いが薄いですから、臨機応変の対応が求められると思います。


メガネトップ(7541)は大幅安。こちらは月次動向の悪化を受けて、昨日の有料メルマガにて売りで取り上げ。ただ寄り付きから思いの外安くなってしまったので、売りエントリー値には達しませんでした。この辺りも商いが薄い相場の弊害では無いかと思います。

勿体ないので、取り上げ根拠を以下に記して有効活用することにします。

「▼メガネトップ(7541) 東証1部 売買単位100株
890円 出来高133000株

9/4売値 875円以上
9/14までの目標株価 760円
損切り 910円越え

【評価】
業績    やや悪い
テクニカル やや悪い
需給    どちらとも言えない
同業他社比 どちらとも言えない
その他ポイント フリーフィットの失速感

メガネチェーン「眼鏡市場」を全国展開。先月7日に出した第一四半期決算は増収減益。売上はここまでの月次動向に沿った形で小幅増収となったものの、店舗改装費用や人件費の上昇などで大幅な減益に。前期に急成長した分の反動も出ている格好。

中間期に対する進捗率で見れば妥当なスタートでもあったが、本日発表の8月月次は既存店が2ヶ月連続のマイナスで、減少率も拡大。既存店は元より、全店でもマイナスに転落。一方で昨年の8月は特に大きく拡大したわけでもないため、余計に減速感が顕著に出ている。会社計画達成に暗雲が。

テクニカル的には決算後に900円を挟んだもみ合い推移になっているが、900円前後には200日線までの移動平均線が固まっており、今回の月次結果を受けてここを下放れれば、均衡を大きく崩す形になりそう。MACDパラボリック、ストキャスは暗転。一目均衡表は実線、遅行線共に雲の中にあるものの、さしあたって実線の方は下抜けの流れに。

需給面では昨年から900円前後での推移が長いため、目立って良くも悪くも無い印象。信用買い残も差し引き11万株で、日々の出来高との比較では特段重石になるような感じも無いが、少しずつ悪化傾向にはある。

予想PERは7.4倍で、同業の三城HD(7455)の32.0倍との比較では割安。一方PBRは2.0倍で同0.6倍との比較では大きく割高ではある。予想ROEは27.4%で、同3.0%との比較では高く、その分買われているという見方もできる。配当利回りは2.2%で同3.9%との比較では小さい。なお、株主優待は9月末に出るものの、自社製品の30%引き券であるため、特に人気のあるものではなさそう。

売値はあまり大きく窓を開けない水準で。目標は年初来安値水準を目指すところで。損切りは前日高値越えの910円超えで」


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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。